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2008年10月

2008年10月31日 (金)

フィリーズ、ワールドシリーズ28年ぶり優勝

 雨天のため、27日にサスペンデッドゲーム(一時停止試合)になった第5戦が、再開され、フィリーズ(ナ・リーグ)が4―3でレイズ(ア・リーグ)を下し、通算4勝1敗で28年ぶり2度目のシリーズ制覇を決めた。

 フィリーズは試合が再開された6回にワースの適時打で勝ち越した。7回にバルデリのソロ本塁打で追いつかれたが、その裏にフェリスの中前適時打で再び勝ち越した。

 2試合に先発し、1勝の左腕ハメルズが最優秀選手(MVP)に選ばれた。

 レイズの岩村は7回2死二塁から二塁内野安打を放ち、再開前と合わせて4打数2安打。

 フィリーズの田口は、シリーズを通して出場しなかった。

 田口はカージナルスに所属した06年以来2度目の優勝を経験している。

 第5戦は27日に始まったが、雨のため6回表終了、2―2で停止に。28日も悪天候で試合は再開されず、3日がかりで決着した。 (ロイター)

フィラデルヒィヤを本拠地とするプロのスポーツのチームは四チーム存在します。その一つがフィリーズですが、フィリーズを含めたどのチームもあまり優勝するような強いチームではないのです。今回の優勝は28年ぶりだそうです。ところが今から45年くらい前の出来事ですが、それまで毎年のように最下位であったフィリーズがワールドシリーズに出られそうな勢いで勝ち進んでいました。それでワールドシリーズを期待して入場券の前売りの申し込みも開け付けを開始し、抽選で当選した者にはキップが届くようになりました。私も運よくチケットが当たり、職場でおお威張りしていたものです。ところがあと一勝を手にすることができずに敗れてしまったことがありました。今回のワールドシリーズも雨で流れたりしていましたので、ほんとうに優勝できるのか最後の最後まで分からないのではと心配していました。今回は本物でした。

 

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2008年10月30日 (木)

遣唐使船を原寸大で復元

 1300年前に留学僧たちを乗せて大海原を航海した遣唐使船が、平成22年に奈良市で開催される平城遷都1300年祭にあわせて復元されることになり、奈良県が29日、発表した。

 主会場・平城宮跡の南側隣接地に屋外展示するという。

 平城遷都1300年祭の事業協会によると、復元船は全長30メートル、幅8メートル、帆も含めた高さは20メートルだそう。

 計画では、船室内で来場者が実際に航海の感覚を体験できる3次元映像を流すとのこと。

 同祭開催中の4月24日~11月14日、平城宮跡の南側に県が建設予定の平城京歴史館(仮称)の敷地で屋外展示する予定。

 遣唐使船の復元は、日本IBM(東京)が昭和56年の神戸ポートアイランド博覧会に出展した8分の5サイズの例などがあるが、原寸大は初めてという。

 また同歴史館内には、当時の平城京の町並みや住民の暮らしをコンピューター・グラフィックス(CG)による3次元映像で再現する「平城京VR(バーチャル・リアリティー)シアター」も設ける方針である。

 奈良県は「遣唐使船は平城京時代の国際交流の象徴である。危険な海に乗り出した先人たちの進取の気概を体感できる演出にしたい」と話しているとのこと。(産経)

外洋航海用の船としては、全長が30メートルで幅が8メートルだとすると小型に思える。何人が乗り込んでいたのか分からないが、客にあたる遣唐使や船員などを含めると結構な乗船者となったのであろう。動力は、帆船とすると帆を張って進んだのであろうが、それにカイを操った可能性もある。とするとその労働者的な船員も数多くいたのでしょう。海外の国の文化などに憧れて、怖さを乗り越えて大海原にこぎ出したこととおもう。現代の我々ももっと勇気を持つ必要がありそう。

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2008年10月29日 (水)

サーカスのトラが炎上車から華麗なジャンプ

 ドイツ北西部の高速道路で27日早朝、サーカスのトラを乗せたワゴン車が炎上し、トラたちが公演さながらに炎の壁をくぐって燃え盛るトラックから脱出したという事故があった。

 ワゴン車は次の公演のためトラ6頭を乗せて移動中だった。団長のダニエル・レンツさんの命令で、3頭がジャンプして炎をかいくぐり、ワゴン車から脱出した。団員が手をつないでトラを集め、安全な場所に誘導したそうだ。道路は警察によって封鎖された。

「3頭とも火の輪くぐりに慣れていたおかげで命が助かった」と団長のレンツさん説明した。残る3頭は車内に取り残されたが、救助隊に助け出された。1頭が煙を吸い込んだが、残る5頭は無事だという。

 サーカスの一行は予定通り、10月30日の公演を続行する。ただし難を逃れた6頭は休ませ、別の7頭を出演させる予定だそう。ベルリン(AP) 

珍しい事故もあったもんだ、それも高速道路の上での話である。ドイツの高速道路は、速度制限がないのでものすごいスピードで走っていた車での事故である。どうして車に火が付いたのかは不明であるが、普段の訓練が生かされて良かった。継続は力なりを地で行く話である。

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2008年10月28日 (火)

橋下知事、教育討論会でヤジと応戦

 大阪府の橋下徹知事と府教育委員らが教育行政について一般参加者と意見を交わす「大阪の教育を考える府民討論会」が26日に、大阪府立大学(堺市)で開かれた。

 訪れた教職員の一部が、橋下知事が話すたびに、客席からヤジを飛ばし、橋下知事が興奮して、「こういう教員が現場で暴れている」「(日教組批判などで国土交通相を辞任した)中山成彬前大臣の発言はまさに正しい。これが教育現場の本質」と述べる一幕もあった。

 討論会は、府民の声を聞くべきと橋下知事が発案したものであった。参加者から抽選で選ばれた15人が2分間ずつ意見を述べ、橋下知事らが答える形式で行われた。

 定員約1000人のホールは、保護者や教職員で立ち見が出るほどの盛況であった。

 ところが、橋下知事が話す場面になると、「御前会議はやめろ」「予算を増やせ」などとヤジが飛び出した。

 最初は「話を聞きなさい」とたしなめていた橋下知事も、次第に声を張り上げ、「こんな先生に子どもは任せられない。中山前大臣の発言はまさに正しいじゃないですか」と教員批判を繰り広げた。

 また子どもの指導方法についても言及し、「ちょっとしかって、頭をゴッツンしようものなら、やれ体罰と叫んでくる。これでは先生は教育が出来ないではないか。口で言ってわからないものは、手を出さないとしょうがない」と、「体罰容認」とも受け取れる持論を展開したそうである。(読売新聞)

会場を訪れて教育討論会に参加した教職員(本物の教職員なのか?)の一部が客席からヤジを飛ばし出した。この様子は、私もテレビのニュース報道で見聞きしていた。誰が騒いでいるのかは定かでないが、国会議員の一部の者のまねをしているのか、ヤジルことに専念している者がいたのは事実である。あの声の主達が本物の教職員であったとすると、由々しき問題を露呈したものと私は考える。良識ある先生方とは決して言えない輩の集団と思う。あの人たちが教室で子供達になにを教えているのであろうか、ヤジを飛ばして会場を混乱させる術を教えているのであろうか。誰かは判らないが反省すべき人達がいたことは恥ずかしい。

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2008年10月27日 (月)

伊藤ハム、331万パック回収

 伊藤ハムの千葉県柏市にある東京工場で基準を超えるシアン(青酸)化物を含む井戸水が食品製造に使われた問題で、同社は26日になって日本生活協同組合連合会など10業者から委託を受けて製造したプライベートブランドのウインナーなど13品目、計64万パックを回収対象に加えると発表した。

 同社製商品の回収対象はこれで26品目、計331万パックに拡大した。

 伊藤ハムは自社商品13品目、計267万パックの回収を発表した25日の時点で、プライベートブランドの分を対象としなかったことについて「お得意先に迷惑がかかる。回収や発表の判断は各社に任せるべきだと考えた」と説明しているそうだ。
 
 消費者軽視の姿勢が改めて浮き彫りになった。

 伊藤ハムによると、ほかの委託元は、神奈川や静岡などの6生協で構成するユーコープ事業連合(本部・横浜市)と、東急ストア(東京)▽バリューローソン(同)▽サミット(同)▽オーケー(同)▽CGCグループを全国展開するシジシージャパン(同)▽コストコホールセールジャパン(川崎市)▽とりせん(群馬県館林市)▽ベイシア(前橋市)の各社だと公表した。 (日経)

伊藤ハムの視点は、どこを向いているのであろうか、消費者に迷惑のかかることは二の次であるらしい。物価高で学校給食も値上げをしたり、弁当持参に変更したりの対応を迫られている。学校給食ではよく判らないが、自宅で弁当を作ることになった若いお母さんたちは、出勤前の忙しい時間帯であるから、手軽で栄養があると信じお弁当のおかずにウインナーの一つも入れるのが定番でなかろうか。それが安全でないかもしれないというのである。少し調べてみないと分からないが、伊藤ハムの東京工場は、いつごろから操業しているのであろうか。先月から操業を開始したとは到底考えられない。これまでに水質検査をしてない筈はないと思う。仮に急に地下水が汚染されるようになり、それに気がつくのが遅かったというのであろうか。地域や状況にもよるが、一般に地下水が毎日百メートルもの速度で流れることは考えにくいのである。近隣の工場が青酸化合物を使いだしたとしても、伊藤ハムの工場で使用している井戸水が汚染された説明にはならない。さて皆で企業の倫理を考えてみましょう。

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2008年10月26日 (日)

奈良・正倉院展

 正倉院に伝わる宝物を展示する「正倉院展」が奈良市の奈良国立博物館で25日に開幕するのに先立って24日、報道陣に公開された。

 60回の節目を迎える今回はシルクロードを通じてもたらされたという「白瑠璃碗(はくるりのわん)」など、初公開19点を含む69点が披露される。

 白瑠璃碗は切り子を刻んだカットグラスで、現在のイラン・ギラーン州で作られたとみられるササン朝ペルシャ(3~7世紀)時代のものである。

 また、貴人の腰飾りや天蓋(てんがい=傘)が複数出陳される。

 このほか、異色の宝物として、宝庫に入れられた経緯が謎とされる小型動物テンのミイラ「虹龍(こうりゅう)」や、ココヤシを使った人面付容器「椰子実(やしのみ)」など、奈良時代の人々の文化を感じられる逸品が並んでいる。

 正倉院展は11月10日までで、会期中は無休である。問い合わせは同博物館(電話0742・22・7771)へとのことである。

虹龍と名前が付けられたミイラは、子猫ほどの大きさで、のこぎり状の歯は鋭く、後ろ足にはカギ爪をもっている。古代人は、龍(たつ)の遺骸と信じ、宝物のひとつに加えたらしい。遺骸の正体は、タツでなくイタチ科のテンだという。古文書には室町幕府の将軍足利義教が正倉院の宝庫で「龍(タツ)の日干(ひぼし)を見たという記述があるそうだ。目を丸くしてミイラを日干しと思い、見入る表情が想像されるとのこと。

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2008年10月25日 (土)

76歳の万引き常習お婆さん

 ニューヨーク市警は22日、市内の食料雑貨店で客を装って捜査中の警官のさいふを盗もうとした76歳の女性の万引き常習犯を逮捕したと述べた。37回目の逮捕で、うち30回で有罪判決を受けている。

 店内に同じくいた同僚警官によると、容疑者は買い物カートからさいふを盗んだ後、自分のブラジャーの中に隠そうしたそうだ。

 ニューヨーク市警によると、容疑者は1981年に盗みの容疑で初めて逮捕されていた。最近は不法侵入で禁固6カ月の刑期を終えたばかりだったが、仮釈放中の行動報告をしなかったため行方を追われていた。 (CNN) 

50才くらいの時から25年間に37回も万引きの現行犯で捕まった女性の話である。報道では「万引き」とあって「すり」とはなっていない。お金でなく物を狙っていたのかもしれない。初犯で逮捕された時にこの女性は何をしていたのかは判らないが、今となっては一生懸命に万引きを働いて生活費を稼いでいたのかもしれない。どの程度の稼ぎになっていたのかは記されていないが、食べることはできたのであろう。シャバで万引きをするくらいならば、刑務所で食べさせてもらって居た方が良かったのではないだろうか。

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2008年10月24日 (金)

魅力ある観光都市ランキング

 米大手旅行情報誌「コンデナスト・トラベラー」は、毎年読者の投票で米国と世界各地の人気観光地やホテルを選んでおり、今年は3万2633人が投票に参加したそうだ。

 その結果、「コンデナスト・トラベラー」の読者が選ぶ人気都市ランキングで、ニューヨークが全米2位の座からすべり落ちたという。アジアではバンコクが首位に立ち、日本も健闘した。

 米国の人気都市ランキングではサンフランシスコが16年連続で首位をキープした。ニューヨークは3位に転落、代わって2位に浮上したのはサウスカロライナ州チャールストンだった。

 アジアの人気都市はバンコク、チェンマイ、香港がベストスリーで、日本では京都が5位、東京が8位に入った。欧州はフィレンツェ、ローマ、ベネチアのイタリア3都市が人気を独占した。

 米国のベストホテルに選ばれたのはシカゴのザ・ペニンシュラ、次いでフロリダ州アメリア島のエリザベスポアントロッジ、オレゴン州キャノンビーチのステファニーインの順だった。

 国際航空会社ではシンガポール航空が21年中20年にわたり首位をキープしている。

 コンデナスト・トラベラーのランキングは、インターネットに掲載されているそうだ。(CNN/AP)

この投票によるランキングの選考基準は、同誌を読んでみないと詳細は分からない。しかし、3万人もの人が投票したのだから、相対的にはあまり間違いはないのでしょう。しかし、航空会社やホテルなどの基準は、値段の割にはここが一番なのか、お金には関係なく全てにおいて一番なのかによって、中身は大きく違ってきましょう。

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2008年10月23日 (木)

次から次へと子犬が誕生

 米コロラド州フルーツベールのステファニー・ピノさんが飼うグレートデンのキーラが9月11日、約20時間のお産の末、19匹の子犬を産んで話題になっているそうだ。

 19匹生まれたうち、3匹は死んでしまったが、16匹は元気に育っているとのこと。

 生後10週間になれば、誰かに売るつもりだとステファニー・ピノさんはいっているそう。

 ピノさんはキーラの出産時について、「次から次から次から次へと、どんどんと赤ちゃんが生まれ続けてきて、本当にびっくりした」と話しているという。 (AP)

世の中には不思議なことが起こるものですね。ネズミ算式に増えると言うが、ネズミでも一度に19匹もの赤子を産むことはないと思う。世界記録になるのでしょうか。

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2008年10月22日 (水)

顕微鏡写真コンテスト

 米ニコン・インスツルメンツが主催する、2008年の顕微鏡写真コンテストの入賞作品が18日に発表されました。

 英国のマイケル・ストリンガーさんが撮影した海の「ケイ藻」の写真が第一席に選ばれた。

 ストリンガーさんは黒い背景に偏光を使って、ケイ藻を200倍で撮影した。

 撮影意図について、注意深く色の応用を通して、現代のスタイルでケイ藻を表したかった、と述べている。

 このコンテストは、光学顕微鏡写真に関係するすべての分野の人々を対象に、1974年に初開催されたもので、世界中から応募を募っている。

 今年は世界各国から約2,000枚の応募があり、優秀な作品115枚が選ばれた。

 受賞作品はコンテストの公式サイト(http://www.nikonsmallworld.com/gallery.php?grouping=year&year=2008&imagepos=1)で見ることができます。 (CNN)

皆さん、とても美しいミクロの世界を堪能できます、是非開いてみてはいかがでしょう。

理科好き子供の広場http://www.microbes.jp/にこれまでに掲載された話題が50話になりました。これからも続々と興味ある分野や基本的な現象についての話題が掲載されます。ご期待ください。

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2008年10月21日 (火)

重さ9キロのバーガーを4時間で完食

 米ペンシルベニア州クリアフィールドのパブで13日、21歳の男性が重さ9キロの巨大なハンバーガーを4時間39分で完食したそうだ

 店から賞金400ドル(約4万円)や認定証などが贈られたという。

 巨大バーガーを提供しているのは、デニーズ・ビア・バレル・パブというところらしい。

 同店のハンバーガーは通常でも大きめで、これまでに世界最大と認定された約56キロのハンバーガーを作ったことでも知られているお店らしい。

 重さ9キロのハンバーガーに挑戦したのは、ペンシルベニア州ユニオンタウン在住のシェフで、氏名はブラッド・サイユーロさんという。

 身長180センチ、体重81.6キロと、特に大柄でも小柄でもない体型だ。

 5時間以内に食べきれば、賞金と記念のTシャツ3枚、認定証が贈られるとのこと。

 ハンバーガーは、パテ部分が6.8キロあり、バンズとレタスやトマト、チーズ、オニオンなどのトッピング部分が2.3キロで、合計して9キロ以上の特大品だそう。

 マヨネーズとケチャップ、マスタード、レリッシュなどは、1カップずつ使っている。

 このハンバーガーを完食した、初の人物となったサイユーロさんは「できるといいな、と思って」挑戦した。

 時間内に食べきった時には、自分でも驚いたという。しかし、「3時間を過ぎたあたりから、苦しくなってきた」と振り返っているとのこと。

 同店ではこのほかにも、様々な「挑戦用ハンバーガー」を提供している。

 それぞれ、賞品などを変えて、挑戦を受け付けているそうだ。

国内でも大食い大会がよくテレビで放映される。数キロの料理をたいらげる若い男女がいるのには驚きだ。今回の報道にあるアメリカでの9キロのハンバーグを食べて男性は、本当に食べつくしたのかもしれないが、国内でのテレビで放映されている大食い大会では、一部ヤラセがって、放映を一時中断して増量しているらしいことが報道されている。何かを30杯食べたといっても実際は25杯であったというのである。しかし、こんなに食べたのでは身体に良くないと思う。一昔前までのコレラ菌の病気であるコレラは、ものすごく激しい下痢の症状があらわれ、またたくまに脱水状態になった。どれくらい下痢が激しいかというと、世界記録では1日に自分の体重より重たい70リットルもの米のとぎ汁のような真っ白な水様便が出たとあります。トイレに行くのは到底間に合わないので、垂れ流しです。

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2008年10月20日 (月)

ウサギ大繁殖で捕獲作戦

 南アフリカの世界遺産の一つで、全体が博物館になっているロベン島が11月中に約2週間にわたり閉鎖される。

 閉鎖の原因は、ウサギの異常繁殖にある。

 ケープタウンから沖合へ約10キロにあるロベン島は、1996年まで監獄があり、マンデラ元大統領(90才)らアパルトヘイト政権下の政治犯が多数収容されていたことで知られている。

 そのためマンデラ元大統領が収監されていたロベン島には多数の観光客が訪れる。

 地元の報道などによると、ロベン島には1万匹以上のウサギの生息が確認されている。

 閉鎖期間中、南ア政府が地元の動物保護団体の協力で捕獲作戦に乗り出すとのこと。

 植物が食い荒らされているほかに、かつての監獄の建物にも被害が出かねない事態だという。

 ウサギはヨーロッパからの移住者が持ち込んだとみられている。(AP) 

百年ほど前のことであるが、野兎の異常繁殖に困り果てたフランス政府は、ルイ・パストゥールにその駆除対策を考案してくれるよう依頼した。フランス国家のたには全ての情熱を注げる熱血漢のパストゥールは、一つの案を思いついた。その妙案は、野兎の巣の出入り口の近くに生えているウサギの餌になる植物にウサギに感染する細菌で汚染させることであった。計画通りに進行すれば、草を食べたウサギは病気になって死ぬはずであった。ところが自然の生態系は、それまでに無かった何ものかを持ち込んでも、人間の浅はかな考え通りにはならないのである。そのためパトゥールの細菌を用いた野兎の駆逐作戦は、失敗に終わってしまった。その後雨の降る日が多く、太陽がさす日が少なく、結果的に冷夏になってしまった。その結果、馬鈴薯をふくめ農作物が不作になってしまった。それが回りまわって野兎の数を減らすことにつながったそうだ。

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2008年10月19日 (日)

ひき逃げ事件二件

①14才少女
 大阪市淀川区の路上で、自転車の男性を軽自動車で180メートル引きずる事故を起こし、その後逃走して、重傷を負わせたとして、大阪府警淀川署は18日、自動車運転過失傷害と道交法違反の容疑で、大阪府豊中市の公立中学3年の少女(14才)を逮捕した。

 調べによると、少女は18日午前2時55分ごろ、大阪市淀川区新北野の交差点で軽自動車を無免許で運転していた。

 左折したところ、帰宅途中で横断歩道を自転車で渡っていた同府豊中市の飲食店従業員、村中文夫さんをはねた上で約180メートル引きずり、車を置いて逃走した疑い。

 少女は容疑を認め、「無免許で人をひき怖くなって逃げた」と話しているという。

 村中さんは頭部打撲などの重傷で病院に運ばれたが、命に別条はないという。

 軽自動車には中3男子2人と中2男子の計3人が同乗。車の所有者を調べたところ、少女の両親と判明、事件が発覚した。(時事)

②看護師が飲酒ひき逃げ
 大阪大学付属病院の看護師2人が飲酒ひき逃げ事故を起こしたとして、大阪大学は12日付けで、運転していた看護師(26才)を懲戒解雇とし、同乗の同僚(24才)を停職1年にしたと発表した。

 2人は「飲酒がばれるのが怖くて逃げた」と話しているという。

 阪大などによると、2人は8月31日午後4時ごろから大阪市北区の飲食店でシャンパンなどを飲酒した。同6時35分ごろ、看護師の車で帰宅中、自転車に乗った会社員(55才)をはねたが、救護措置をせずにそのまま逃走したという。

 男性は頭部打撲などで入院中という。(時事)

無免許での運転であろうが飲酒運転であろうが、ひき逃げ事故など起こすことはないと思って車を運転して人身事故を起こしてしまったのであろうか。予期せぬ出来事が起きてしまうと、気が動転して、頭は真っ白になり、善悪の判断もとっさにはできなくなるのかも知れない。その証拠に人の命を助けるべき職業の看護師までもが、被害者を放置して逃げてしまった。少女も看護師も「怖くなって逃げてしまった」と言っているようだ。何に対して怖くなったのであろうか、自分の心の汚さに対してではなさそうだ。被害者は、命に別条なくても後遺症などに悩まされる可能性もある。14才と26才という若い二人が、人身事故という犯罪を犯したことで、夢もあったかもしれない人生をつぶしてしまった。容疑者をカバウつもりは毛頭ないが、健康な命を大切にしたいものである。

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2008年10月18日 (土)

女子大生がクローンマウスに成功

 日本人の相次ぐノーベル賞受賞が話題の科学界で、また快挙があった。

 近畿大学生物理工学部の21歳の女子大学生が、体細胞クローンマウスの作製に国内最年少で成功した。しかも生まれたマウスは「三つ子」だった。

 体細胞クローンマウスの“生みの親”は、遺伝子工学科4年の西山有依さん(21才)である。

 この4月に研究に着手し、6月26日に1度目の出産でメス3匹が誕生した。

 9月末までにそれぞれが7~10匹(計25匹)の子供を出産し、正常な生殖能力の保持が証明されたことから15日、大阪市内で発表した。

 このクローン技術は、指導に当たった三谷匡准教授が「熟練した技術者でも、1匹を産む成功率は2%ほど」という困難さだという。

 西山さんは、研究中は朝7時から実験に没頭。講義やテニス部の活動からも遠ざかり、「合コン? 全然、行ったこともないですよ」と研究一筋の生活を送ったと笑っていた。

 三谷准教授は「クローンマウス作製で最年少である可能性がきわめて高く、ギネスブックに申請できないか検討している」という。

学部4年生の卒業研究に斬新なテーマをもらったものだから、西山有依さんはその研究課題のとりこになってしまったのでしょう。それにしても4月から準備を始めて、半年で子供まで産ませたという。指導者や設備などの幸運もあるでしょうが、すれにしても素晴らしい。努力が報われたのだ。卒業したら何をするのでしょう。楽しみな若者の誕生です。

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2008年10月17日 (金)

乳製品の全面回収へ

 中国当局は14日、先月14日以前に製造された粉ミルクおよび牛乳を店頭から全面的に撤去し、緊急検査を実施すると発表した。国営の新華社通信が伝えた。

 6省庁の合同声明によると、回収は製品のブランドや生産バッチとは無関係に実施され、安全性が検査で確認されるまで製品の販売は差し止められる。緊急検査の理由など詳細は明らかにされていない。

 乳児用粉ミルクに有毒物資メラミンが混入していることが判明して以来、中国では最大規模の回収となる。これまでに実施された回収は限定的規模にとどまっていた。

 中国当局は先月15日から、牛乳集荷拠点を中心とする乳製品工場の全国調査を実施している。

 一方、香港政府は、伊利集団のメラミン入りミルクなどを口にしていた2歳男児が腎臓結石を発症したと発表した。

 タイでは大手ベーカリーチェーンS&Pが、スイス当局の検査で高濃度のメラミンが検出されたとして、クッキーの全面回収に乗り出した。 (AP)

メラミンは、プラスチックの原料として使われるのが一般的であるが、しかし窒素の含有率が高く、その上安価である。タンパク濃度は窒素として計算することに気が付いた悪知恵の働く者が、見かけ上のタンパク濃度を高くする偽装工作用にメラミンの添加を知らしめた。案の定、どこで検査しても高タンパクの乳製品として検査をパスして、大儲けができるようになった。これがそもそもそメラミン入りの粉ミルクの始まりである。この事件の経済的な被害の責任は誰がどのようにとるのであろうか。

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2008年10月16日 (木)

シラウオからホルムアルデヒド

 メラミン入り粉ミルクで騒動を巻き起こしていた中国で、今度はシラウオからホルムアルデヒドが検出されたとのニュースである。

 中国の華僑向け通信社「中国新聞社」は、14日に江蘇省無錫市の市場で売られていた太湖産のシラウオから多量のホルムアルデヒドが検出されたと報じた。

 太湖産シラウオは肉質が柔らかく香りが良いとして、明の時代から中国の四大名魚にも数えられてきた。

 ところが問題のシラウオは、ゴムをかんでいるような食感だったという。

 これは業者がシラウオの腐敗を防ぎ、つやを出すためにシラウオをホルムアルデヒド溶液(ホルマリン)に長時間浸けたことから、肉が硬くなったためだという。

 中国新聞社によると、問題のシラウオの皮は鮮やかな白色で、肉はとても硬く、手でもちぎれないほどだという。

 中国の食品衛生法ではホルムアルデヒドを含む食品を製造、販売することが禁止されている。

 ホルムアルデヒドは防腐処理に使用する化学薬品で口腔がん、肺がんを誘発する発がん物質だとされている。

 無錫市農林局の張憲中処長は「問題のシラウオは既に蘇州で発見されていたが、無錫では初めてだ。違法販売業者の間では水産物の鮮度を維持するため、ホルムアルデヒドを使用することが密かに一般化していた」と指摘した。

 中国政府は北京五輪を控えた今年5月に、食品安全法案をまとめ、偽物の食品を販売した場合には消費者に価格の10倍に相当する賠償金を支払うよう定めており、悪質な場合には死刑に処されることもある。

 それにもかかわらず、食品安全にかかわる事件は後を絶たない。(朝鮮日報日本語版)

毒入り冷凍ギョウザ、毒入り粉ミルク、ウナギのかば焼きにマラカイトグリーン、その他の食品にも色々な薬品がつかわれているようだ。中国人ですら国内販売用の中国産食料は怖くて食べられない、食べる(料理する)前には大量な洗剤で洗うのだそうだ。その洗剤が毒でなければ良いがと願っている。少しぐらい安くても中国産の食品は、しばらくの間口にしない方が安全なのかもしれない。中国よ、どうなってしまったのか。

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2008年10月15日 (水)

アルコール飲むほど脳が縮小

 アルコールを飲めば飲むほど脳が縮小するという研究結果が13日、明らかになった。

 米マサチューセッツ州のウェルズリー大学の研究チームが、神経学の専門誌に報告した。

 研究チームでは、適量のアルコールにより加齢によって進む脳容積の減少を食い止めることが可能かを検証しようとしたが、結果は不可能だったという。

 この研究成果によると、①生涯にわたって酒を飲まなかった人々が最も脳容積の減少が少なかった。

 続いて、②過去に飲酒していたが今は飲まない人々、③現在適度な飲酒をする人々、④現在も大量に飲酒する人々の順で、脳容量の減少の割合が少なかった。

 これまで、多くの研究によって適度の飲酒は心臓に良いとされてきた。

妊娠中でも飲酒を止められなかった母親から生まれた赤ちゃんにアルコールの影響が現れるという報告を聞いた覚えがある。またノーベル賞受賞者に大酒のみはいないとも聞いたことがあります。炭素が一個のメチルアルコールよりは炭素が二個のエチルアルコールの方が毒作用は弱いが、それでもアルコールは毒なのである。実験動物のマウスに日本酒をほんのわずか注射ると、丸一日眠り続けます。アルコールの作用から覚めたマウスにまち日本酒を注射すると、またコンコンと眠りに入りますが、今度は目が覚めることはないそうです。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/は、検索エンジン「ヤフーのきっず」に登録されています。この理科好き子供の広場をYahooきっずを使って、理科と数学」で検索すると約37,500件中1件目、「理科と子供」で検索した場合は約13,000件中1件目、「理科と音」では約12,000件中1件目、「理科と言語」では約8,170件中1件目、「理科とバイオ」では約5,290件中1件目、「理科と微生物」で検索した場合は約2,190件中1件目に位置づけられていました。我ながら驚くような数値でした。

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2008年10月14日 (火)

シロサイをわが子同然に育てる

 夜中にこっそり出歩いてはいないか、留守番させても大丈夫か、年上の誘惑にくらっときたりしないだろうか・・・。

 まるで思春期の子を持つ親のように気をもんでいるのは、ケニアの草原で野生のシロサイ「マックス」の世話をするパトリック・ムリイティさんだ。

 体重2トン、3歳のマックスに、「息子同然」と愛情を注ぐ毎日だ。

 ムリイティさんは、当地の自然保護区の職員である。

 同僚のチャールズ・ムチェケさんとともに、近くの保護区から引き取られた身寄りのないマックスを育ててきた。

 自宅の隣に設けた木の屋根の下が、マックスの寝床だ。「外出する時はマックスにばれないよう、ラジオをつけっぱなしにしておくんです」と、ムリイティさんは語る。

 現在、地球上に生き残っているシロサイはわずか1万5000頭だそう。

 サイは角が漢方薬や剣の部品として重用されるため、密猟が絶えないのが現状だ。

 この保護区でも、最近2週間のうちに3件の密猟未遂が報告された。だからマックスの寝床の周囲には、常に4人の警備要員が配置されている。

 赤ちゃんだったマックスに、ムリイティさんらは1日3回、計10リットルのミルクを飲ませてきた。

 今は草を食べさせるため、毎日10キロ近い距離を連れて歩く。草原を悠々と歩き回るムリイティさん「親子」の姿は、保護区を訪れる旅行者らの間でも人気を呼んでいるという。

 親分格のサイが縄張りを主張したり、ライオンの群れが近づいてきたりしたら、こん棒や爆竹で追い払うのだそうだ。

 最近は、年上の雌のサイ「スーザン」が誘いをかけてくるようになったが、スーザンが5メートル以内まで寄ってくると、マックスは逃げ出してしまうという。

 「マックスの体重は、まだ大人の半分。ガールフレンドはちょっと早いね」と話すムリイティさんの表情は、まさに父親そのものだった。 (AP)

身寄りのない絶滅危機のシロサイを子どもの時からわが子のように育てている職員の話だが、密猟者やライオンや大きな成獣のサイなどから、わが子を守るために警備要員を4人も配置しているとのこと。経済的にも時間的にも負担は大変なものだ。そうしないと弱い動植物は絶滅してしまうのであろうか。

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2008年10月13日 (月)

スマトラ島で絶滅種のシカを80年ぶりに発見

 インドネシアのスマトラ島の山間部で、絶滅したとみられていたシカが80年ぶりに生息が確認された。専門家が10日、明らかにした。

 今回発見されたシカは、大型犬ほどの大きさで、ケリンチ・セブラト国立公園の山間部の標高1951メートル付近に仕掛けられたハンターのワナにかかっているところを救出された。

 今回、公園職員とともにシカを発見した動物保護団体が発表した声明によると、このシカは1914年に初めて発見されたが、1930年以来目撃されていなかった。

 ところが今回発見された後、さらに2頭が同公園の別の場所で撮影されたという。[10日 ロイター]

絶滅する動植物の話題は、いくらでもあるが、その逆の絶滅したと思われていたシカが80年ぶりに生息が確認されたとのニュースを紹介しました。80年間もどこでどうやって生きてこられたのであろうか、なにか特別な知恵があるのかもしれない。

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2008年10月12日 (日)

水族館のサメが処女受胎

 米バージニア州にあるバージニア水族館で、オスがいない状態なのにメスのサメが妊娠していたことが判明し、子供は無性生殖による結果であっったと確認できたとする研究結果が、専門誌に10日、発表された。

 サメの「処女受胎」は、世界で2例目の報告になるという。

 バージニア水族館では16カ月前、メジロザメの仲間「カマストガリザメ」のメス「ティドビット」が死んだ。

 2007年5月まで、同水族館が8年間飼育してきたが、健康診断の結果、安楽死処分にした。

 ところが殺処分後、「ティドビット」を検死したところ、胎内に赤ちゃんサメがいたことが判明した。

 ティドビットは同水族館で暮らした8年間、オスとの接触はなかったため、無性生殖による妊娠なのか、他種のサメのオスとの間にできた子供なのか、最初は不明であった。

 ところが胎内の子供のDNAを詳しく調べたところ、オス由来の遺伝子が見つからず、無性生殖だったことが判明したという。

 これまでにサメの無性生殖は、2001年にネブラスカ州オマハにある動物園で、ウチワシュモクザメで確認されているという。 (AP) 

遺伝子DNAの塩基配列の解析が盛んにおこなわれていた当時、遺伝子の構造が判れば全ての生命現象が解明されるかのような情報が世界を飛び交っていた。しかし、DNAの塩基配列が読みこめても、どこに何の遺伝子があるのかが分からなければ、生命現象にはなんの意味もないただの塩基配列でしかないことが判った。近頃は遺伝子DNAの時代からタンパク質の時代へと変わりつつある。それにしても世の中には、一般常識では理解ができないような奇妙な現象が起こるものですね、母親の細胞から子供ができるというのでから。

科学立国としての日本の将来を背負って立つ子供達に夢物語を語りかける「理科好き子供の広場」

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2008年10月11日 (土)

日本の教育に危機感

 今年のノーベル物理学賞に選ばれた小林誠先生(64才)と益川敏英先生(68才)は10日午前、塩谷文部科学相と野田科学技術担当相を相次いで表敬訪問した。このあと東京都内で初の共同会見に臨んだ。

 受賞発表から一夜明けた8日の会見で涙を見せた益川先生は「雲の上の大先輩である南部陽一郎先生と3人で受賞できたことがうれしく、涙腺がゆるんだ。はしたなかった」と切り出した。

 日本人の受賞ラッシュについては、いずれも20年から30年も前の仕事が評価されたもの。

 塩谷文科相に対し、益川先生は「本来みんなが持っている好奇心が選択式テストの受験体制ですさんでいる。『教育汚染』だ」「今の親は教育熱心でなく、『教育結果熱心』」などと持論を直言した。

 大学入試の多くはマークシート方式になったが、これでは生徒がいろいろ考えなくなる。将来の科学はどうなるか。今、受賞が続いたからバンザイでは困る。みなさん、よく考えてほしい」。

 小林さんも「大学の評価についても客観性を重んじ過ぎ、形式的になっている。一面的な評価は、大学教育をゆがめる可能性がある」と話し、そろって日本の教育環境に危機感を表した。

 塩谷文科相は「これからどんどんご指導いただきたい」と述べた。また、野田科学技術相は「物理学の大家に会え、雲の上の人が地上に降りてきたような感じ」と緊張の様子だった。

 家族への思いを聞かれると、益川さんは「妻に感謝している。名古屋大の研究補助員のような仕事をしていたから研究者の生態をよく知っている」と答えたのに対し、小林さんは「賞の対象となった論文は結婚前なので妻とは関係ないが、感謝していないとは答えられないでしょうね」と恥ずかしそうに話した。

自分で考える能力が低くて、解答例のなかから正解を見つけ出す力に優れていても、他人よりも優れた研究を実施することもできないし、大発見をする機会もないものと思われます。そのような背景からノーベル賞のお二人の先生が文部科学省と科学技術省の担当大臣に苦言をはさんだのだと思う。

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2008年10月10日 (金)

妻は最高の助手 ノーベル化学賞受賞者の下村脩博士

 ノーベル化学賞受賞が決まった米ウッズホール海洋生物学研究所元上席研究員の下村脩博士(80才)の研究成功の裏には、研究所の助手を務めた妻明美さん(72才)の功績が大きかったもよう。

 下村博士が最後に研究生活を送った、米マサチューセッツ州のウッズホール海洋生物学研究所のゲリー・ボリシー所長は、8日に「下村博士の成功の秘密は、彼に忍耐力と決断力があったこと。そして、その上素晴らしい研究助手を得たことだ」と明美さんをたたえた。

 下村博士によると、明美さんは子供に手がかからなくなった1972年頃から、研究室で助手を務めるようになり、それは下村博士の引退するまで続いたという。

 下村博士が研究に専念できるよう電話の応対などの雑用はすべて明美さんの仕事になった。今でも下村博士はほとんど自分で電話をとらないという。

 研究に没頭するため、下村博士は1981年暮れ、ウッズホール海洋生物学研究所から車で10分ほどのところに自宅を購入した。

 当時の生活について明美さんは「主人は土曜日でも日曜日でも、研究所に通い、夜中まで研究をしていました。1週間泊まり込むようなこともありました」と振り返った。

 夏の恒例だった西海岸のワシントン州での家族総出のクラゲ捕りは、朝6時から夜9時まで続いたという。

 明美さんは「子供たちはつまらなかったと思います」と語っている。

 こうした家族の協力について下村博士は「家族は私の研究を一生懸命助けてくれた、ありがたい」と述べている。

 一方、下村脩博士は8日午前(日本時間9日未明)、米マサチューセッツ州のウッズホール海洋生物学研究所で記者会見し「ただ驚いている。(米東部時間の)午前5時に電話で連絡があったが、その時はまだ寝ていた。

 医学生理学賞をもらえるかもとは聞いていたが、化学賞は全く想像していなかった」と喜びを語った。

 下村博士は「自分は(旧長崎医大という)小さな地方の大学の出身だが、それでもノーベル賞を取ることはできる」と語った。

 さらに自身の経歴に触れ、「学生時代は、戦争で十分勉強ができなかった。学校は原爆で壊滅して諫早にあった飛行機関連施設を改造して研究所にしていた。設備は本当にひどいものだった」と振り返った。

 「若い人の傾向として、困難に突き当たると安易な方向に向かいがちだが、自分が興味を持った課題を見つけたら、それをやりとげることが大切。
難しいからやめるのはよくない」とアドバイスをした。

 「日本の女の子は頑張っている子が多いが、男の子はちょっとよくないところがある」とも語ったそうだ。

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2008年10月 9日 (木)

ノーベル化学賞が下村脩博士に

 昨日に続いてスウェーデン王立科学アカデミーは8日、今年のノーベル化学賞を下村脩博士らの3氏に授与すると発表した。

 授賞理由は「緑色蛍光タンパク質GFPの発見と開発」。

 米ウッズホール海洋生物学研究所(MBL)とボストン大学医学部名誉教授の下村氏は、1962年にオワンクラゲから、紫外光を照射すると緑色に光る蛍光タンパク質GFP(Green Fluorescent Protein)を発見して分離、精製した。

 このタンパク質の分子構造などが確認されると、酵素などの助けがなくとも単独で光ることがわかった。

 さらに遺伝子が同定されてクローニングに成功すると、遺伝子工学において遺伝子の発現を追跡する「光る印」として使われるようになった。

 GFPを用いることで、脳における神経細胞の発達過程やがん細胞が広がる仮定を詳細に追跡できるようになったほか、アルツハイマー病においては神経細胞の壊れていく様子や、すい臓でインスリンを分泌するランゲルハンス島ベータ細胞の発達する様子を観察できるようになった。

 GFPの発見と利用手法の確立は、生物学だけではなく医学分野においても、これまで人間が詳細に観察できなかった、さまざまな生体反応プロセスを追跡できるようになったと、高く評価された。

 3氏には賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億5000万円)が贈られ、3等分する。授賞式は12月10日に、ストックホルムで行われる。(CNN)

今回の化学賞も発見から46年も経過してからの受賞の決定である。受賞者のボストン大学医学部名誉教授の下村脩博士は、今年80歳の高齢である。国内で問題となっている「後期高齢者」の範疇にはいる者は、不要であると言わんばかりの法律が動いているのであるが、今年のノーベル物理学の南部先生や化学賞の下村先生は、まさにこの範疇の人である。少し考え直さなくてはと思う。

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2008年10月 8日 (水)

ノーベル医学・生理学賞と物理学賞

 スウェーデンのカロリンスカ医科大学は6日、今年のノーベル医学・生理学賞を、子宮頸ガンを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)を発見したドイツのハラルド・ハウゼン博士とヒト免疫不全ウイルス(HIV)を発見したフランスのリュック・モンタニエ博士ならびにフランソワーズ・バレシヌーシ博士に贈ると発表した。

 授賞理由は、ハウゼン氏が「子宮頸ガンを引き起こすヒトパピローマウイルスの発見」で、モンタニエ博士らが「ヒト免疫不全ウイルスの発見」である。

 ハウゼン氏は1970年代、子宮頸ガンの腫瘍から見つかるHPVと、ガンとの関連性を調査研究した。1983年にHPVの16型ウイルスの腫瘍性を発見し、翌84年には子宮頸ガン患者から採取したHPV16型と18型ウイルスの培養に成功した。

 この2種類のウイルスは、世界の子宮頸ガンの約70%で見つかる。これまでにHPVは100種類以上が見つかっており、世界で年間50万人が発症する子宮頸ガン患者の99.7%がHPVに感染しているといわれている。

 一方、モンタニエ氏とバレシヌーシ氏は、1981年に症例が報告された後天性免疫不全症候群に関して、患者から採取したリンパ節細胞を培養してHIVを発見した。

 賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億5千万円)で、ハウゼン氏が半分を受け取り、モンタニエ氏らが残る半分を等分する。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる予定である。 (CNN)

ノーベル医学・生理学賞の受章者は、一件につき三人までと決められている。一つの大発見に四人ないしはそれ以上の科学者が関与していると、仲間割れや非難合戦のような面倒なことが起こることがありうる。またノーベル賞は、死んでしまった科学者には授与されないので、生きているまたは長生きすることが条件にもなる。私が文部省の海外研修生としてパリのパストゥール研究所に滞在していた時、モンタニエ先生は「ウイルス部長」であった。私が帰国してしばらくして「エイズ」が流行り出したので、モンタニエ先生がエイズのウイルスを研究していることは当時の私は知らなかった。インターフェロンの研究者にもノーベル賞が授与されるのではないかとささやかれた時期があった。しかし、インターフェロンを発見した主な科学者の二人ともが亡くなってしまった。その他の研究者は、大勢現存しているが、主演男優がいなくなったでは舞台は続かないようです。この度のノーベル医学・生理学賞は、男性二人と女性一人に授与されるので、三分の一が女性であった。

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『追記』:
ノーベル物理学賞に日本人3氏の快挙 
 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、08年のノーベル物理学賞を、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授(87)=米国籍▽高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)▽京都産業大理学部の益川敏英教授(68)の日本人3人に授与すると発表した。素粒子の理論で先駆的な役割を果たしたことが評価された。日本人のノーベル賞受賞は、02年の小柴昌俊・東京大特別栄誉教授(物理学賞)、田中耕一・島津製作所フェロー(化学賞)以来6年ぶりで、3氏を含め受賞者は計15人。日本人が同じ分野の賞を共同受賞するのは初めて。

 南部氏の受賞理由は、物質の最小単位である素粒子の「自発的対称性の破れの発見」。小林、益川両氏は「CP対称性の破れの起源発見」。素粒子の世界に存在する「破れ」と呼ばれる非対称性の理論化に取り組んだ3氏の業績は、理論物理学の発展に大きく貢献、初めての日本人3人同時受賞につながった。

 左右対称の図形は、左右を入れ替えても形が同じ。物理法則でも、一つの状態をほかの状態に変えても不変であるとされる。しかし、超電導現象などでは、対称性が失われることがある。

 南部氏は60年代にこの「対称性の破れ」を初めて素粒子の世界に導入した。これにより、物質の質量の存在が合理的に説明できるようになり、素粒子の基本理論となっている「標準理論」の基礎となった。

 一方、粒子と反粒子(質量が粒子と同じで電荷が反対)の数が全く同じだと、この世界は光だけになる。そこで、小林、益川両氏は粒子と反粒子の性質にあるわずかな違いを示す「CP対称性の破れ」を理論的に説明するため、当時3種類しか存在が確認されていなかった素粒子クォークが3世代6種類以上あることが必要だとする「6元クォーク模型」を考案。両氏の名字をアルファベット順に並べて「小林・益川理論」と呼ばれた。

 小林・益川理論は当時の理論物理学の常識を覆す理論だったが、その予言通り、77年までに4、5番目のクォークの存在が実証され、95年には6番目のトップクォークの存在が確定、理論の正しさが証明された。

 南部氏は戦後まもなく渡米した頭脳流出組で、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹、朝永振一郎の両氏(いずれも故人)に続く日本の素粒子論研究者の第2世代。益川、小林両氏は名古屋大理学部の先輩、後輩で、湯川博士の協力研究者だった故坂田昌一博士門下で素粒子論を学んだ。

 授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれ、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億4000万円)は南部氏に半分、残りの半分を小林、益川両氏に贈る。(朝日新聞)

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2008年10月 7日 (火)

体重10キロのミニミニ豚

 成熟しても中型犬程度(約10キロ)の大きさにおさまる世界最小クラスの「極小ミニ豚」を、静岡県富士宮市の畜産業者が開発した。

 豚は臓器の生理機能や皮膚の特徴が人間に似ていて、欧米では実験用動物に用いられている。畜産業者は県とともに品種改良に取り組んでいる。

 極小ミニ豚は2003年、富士宮市の農事組合法人「富士農場サービス」が生み出した。現在は4世代まで生まれて、約80匹に増えた。

 今後「マイクロミニ」(仮称)として品種登録する予定だ。

 医療実験には、マウスやモルモット、ビーグル犬のほか、欧米では体重40~50キロの「ミニ豚」も使われている。

 しかし、ミニ豚は小型動物に比べて体が大きく、飼育や新薬投与にコストがかかり、国内の使用例は少ない。

 しかし、極小ミニ豚ならば、飼育施設や飼料費を小型動物なみに抑えることが可能という。

 今後は、個体差を少なくしたり、繁殖能力を高めたりして、10年度をメドに品種改良を実現させる。

 成功すれば、国内外で新薬開発などへの貢献が期待される。

 県中小家畜研究センター研究主幹で獣医学博士の河原崎達雄さんは「まず、遺伝子の解析に取り組む。いますぐ実験に使えるわけではないが、ぜひ計画を成功させたい」と話しているという。(朝日新聞)

新しい実験動物を作り出すことは、並大抵の努力ではできない。最初に望ましい性状、例えば、小さいとか育ちが早いなどの動物を作出する、次に個体差をなくすために遺伝子を調べ純系になるよう努力する、次に特別な病原微生物をもたないようSPF化する。できればその先無菌動物化することも場合によっては必要となります。ここまでくると、世界に通用する立派な実験動物となる。小型化した豚は、医薬品の開発の世界で望まれていることなので、将来性のある開発研究である。

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2008年10月 6日 (月)

ノーベル賞の歴史的データ

 10月6日から1週間にわたって続くノーベル賞各賞の受賞者発表を控え、AP通信は3日、ノーベル賞にまつわる興味深い「歴史的データ」を紹介し、全受賞者のうち女性の占める比率は5%弱の男性支配の世界などと伝えた。

 文学賞を受賞した総数104人のうち女性は11人であった、平和賞は個人として受賞した95人のうち12人で、物理学賞はこれまで2人としている。

 また、ノーベル賞受賞を拒否したのはこれまで2人で、フランスの哲学者・作家のサルトルと1973年に米国のキッシンジャー元国務長官とパリ和平協定をまとめ、ベトナム戦争終結の道を開いた同国のレ・ドク・ト党中央委・政治局顧問であった。

 サルトルは1964年、「すべての公的な勲章を拒否するのが自らの原則」として辞退した。レ・ドク・ト氏は「祖国に平和はまだない」との理由で断っている。同時受賞したキッシンジャー氏は受け取っている。ベトナム戦争が終わったのは1975年だった。

 ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーは1936年、平和賞にドイツ人の反体制活動家で平和主義者のオシエツキー氏が選ばれると怒りだし、ドイツ人がその後ノーベル賞を受賞することを禁止した。以降、化学賞、医学賞で3人のドイツが受賞したが授賞式には出られないでいる。

 受賞者の年齢的な条件はほぼなく、最高年齢は90歳、最少年齢は1925年の25歳だったそうだ。(CNN/AP)

昔からノーベル賞受賞者については、「ジンクス」みたいなのが言い伝えられている。いまは少し事情が違うかもしれないので、どうなっているのかは判らない。ノーベル賞を受賞するには、過去の受賞者を調べて判ったことは、不思議なことであるがまず「長男」であること、次いで「離婚歴」がないこと、「牧師の家庭」に生まれ育った人の三要件が大切らしい。このことから判断しても、ノーベル賞受賞者に女性が少なく、男性に多いのはいまいまの問題ではないらしい。これは、男女間に能力の差があると考えるよりは、機会が均等でなかったことを示すのだと思う。現代は、女性の社会進出が顕著になってきているので、独身男性も多くなりだしているし、離婚歴のある男性も多くなって来ているので、これからは女性の受章者が多くなるのは必然的なことと思われます。

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2008年10月 5日 (日)

動物園の動物を殺してワニに与えた

 オーストラリア中央部アリススプリングスの爬虫類センターで10月1日、7歳の男児が不法侵入して動物園内の動物を殺し、ワニに餌として与えていたことが判明した。

 殺された動物は13匹に上り、被害総額は5500米ドル(約58万円)相当だが、犯人が児童のため起訴できないことから両親が訴えられる見通しだという。
センター長のレックス・ナインドルフ氏が3日明らかにした。

 少年は侵入防止の柵を飛び越えていた。同センターでかわいがられている、20歳のオオトカゲを含むトカゲ3匹を石で叩き殺して、体長3.4メートル、体重200キロのイリエワニ「テリー」に、エサとして与えた。

 さらに、生きている動物を柵の外から投げ入れ、テリーに給餌もしていた。

 カメやアゴヒゲトカゲ、モロクトカゲなどが犠牲となった。

 約30分にわたる「給餌」の様子は、監視カメラが記録していた。少年の氏名などは明らかにされていない。

 少年の体が小さかったため、警備システムが感知できず侵入を許したと見られている。

 ナインドルフ氏は「このようなことがする人間がいることに怖くなった。しかもこんな小さな子供がしでかすとは。
遊びのつもりだったのだろうが、非常に悲しい」と話している。

 犠牲となった動物はいずれも希少性が低いものの、センター内での再飼育は難しい種類もいるという。

 アリススプリングス警察によると、北部特別地域(ノーザンテリトリー準州)では、10歳以下の子供に対して刑事訴訟は起こせないため、両親がその対象になるとのこと。(AP)

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2008年10月 4日 (土)

地に落ちた自国産ミルクへの信頼

 2日付中国新聞社電によると、1日の国慶節に伴う秋の大型連休が始まって以来、香港のドラッグストアは国外ブランドの粉ミルクを求める大陸からの客でにぎわっている。

 粉ミルクに有害物質メラミンが含まれていたことが原因で、全国規模で乳幼児に健康障害が広がっていたことが9月になり分かって以来、中国国内産の乳製品に対する消費者の信頼は地に落ちた。

 メラミン混入では、最初に発覚した河北省石家荘市の大手メーカー、三鹿集団1社だけの問題でなく、たんぱく質含有量をごまかすために有害物質を混入した原乳納入業者、チェックが機能していなかった粉ミルク製造元など、業界全体が「汚染」されていたことが明るみに出た。

 危機感をつのらせた中国政府は過去に例をみない製品の徹底検査と関係者の処罰を行い、問題ある製品は売り場から撤去されたなどとして安全宣言を繰り返しているが、政府の思惑とはうらはらに、自国製品に「そっぽを向いたまま」の消費者は多い。

 日本語で商品名が表示された商品もあるという。【中国新聞】 

 一方、北京では中国の乳製品に有害物質メラミンが混入していた問題で、汚染した粉ミルクを生後から自分の子供に与えていた河南省の両親が製造メーカーに対し損害賠償金2万2千米ドル(約233万円)相当を求め提訴を起こしたことが分かった。

 AP通信によると、両親の弁護士が地元経済誌に明らかにした。

 この粉ミルクは三鹿集団の製品だそうだ。子供は現在、1歳だが腎臓結石を患い、治療を受けているという。

 損害賠償は発病で医療費、交通費などにこれまで費やした金額の請求となっているとのこと。

 今回の汚染ミルク問題に絡め、被害者の両親が裁判に訴えたのは中国では初めてともみられる。

 河南省の両親の弁護士はただ、中国では近年、企業の製品責任に絡む訴訟は目立ち始めたものの、同省の裁判所が今回の訴えを受理するかどうかは不明としている。

 中国当局が対外イメージなどをにらみ、汚染ミルク問題の報道でも地元メディアに「自制」を求めたとの情報もある。

 AP通信は、ある弁護士の情報として、当局が汚染した乳製品問題に関した訴訟に携わらないよう弁護士に圧力をかけているとの報道もある。北京の別の弁護士はこれを否定している。

 メラミンに汚染された粉ミルクが原因で乳幼児5万4000人余りが腎臓結石を患い、少なくとも4人が死亡している。メラミン汚染の製品生産に関与した容疑者は25人以上に達している。

 汚染ミルクなどの販売では15社が責任を問われている。(CNN&AP)

中国は有人ロケットを宇宙に飛ばし、船外活動して無事に帰還したことで、高井技術力と強い自信を世界に見せつけた。それだけの大国が「汚染ミルク」に対する対応を見ていると、やはりまだ低開発国の域を出していないのではないかと思われる。一部の国民は、節操も正義感もなく、自由経済だから無秩序な金儲けのし放題の世の中らにってしまった。お金に目がくらんだ国民に正常で正直な心を取り戻させるのは、難しい問題と思う。そのことを政府は隠そうとする、これもいけないことと思う。しばらく様子を見よう。

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2008年10月 3日 (金)

クマを投げ飛ばして撃退

 2日午後1時ごろ、山形県尾花沢市上ノ畑の白銀公園林道沿いの山中で、クリ拾いをしていた山形市中野目の会社員笹原裕之さん(32才)と祖母国子さん(80才)がクマに襲われた。

 笹原さんが投げ飛ばして追い払ったが、2人とも軽いけがを負った。

 県警尾花沢署によると、笹原さんは後ろから突然にクマに襲われ、右太ももと左腕をかまれた。

 笹原さんがとっさにそのクマを投げ飛ばすと、クマは国子さんの顔と右腕を引っかいて逃げたそうだ。

 そのクマは約50分後に現場から200メートルほど離れた場所で地元猟友会メンバーに見つかり、その場で射殺されたそうだ。

 推定8~12歳のツキノワグマで、体長は約1.2メートル、体重は約70キロでやせこけていたという。(時事通信)

体重が70キロの人を投げ飛ばすだけでも大変なことと思う、ところが後ろから突然に襲いかかられ、それがしかもクマだとすると、普通であれば驚いて倒れてしまい、投げ飛ばすどころの騒ぎではないと思う。倒れこんでしまったら、上に乗っているクマに喉を食いちぎられていた可能性もありそう。ところで会社員笹原裕之さん(32才)は、柔道の達人なのであろうか、ひるむこともなくクマを投げ飛ばしたとのこと、オリンピックに出てもレスリングまがいのJUDO家にも勝てる瞬発力を持っているかもしれない。このところ動物とのかかわりについての文が多くなりました、なにかの縁なのでしょうか。

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2008年10月 2日 (木)

「大きな猫」退治に呼ばれた警官、ピューマに仰天

 ワイオミング州キャスパーの民家から「迷惑な猫がいるので追い払ってほしい」との通報を受け出動した警察官が、大型のピューマを見つけて慌てて逃げる騒ぎがあった。

 通報者のビバリー・フードさんは29日、自宅のポーチにピューマがいるのを家の中から見つけ、通報したと話している。

 ピューマはフードさんに向かって歯をむいたが、怖いとは思わなかったという。

 フードさんは緊急通報ダイヤルや動物管理局などに電話し、「大きな猫」がいて迷惑していると説明したそうだ。

 電話を受けた通信指令係は飼い猫だと思って警察に「大きな猫」と伝え、警官1人が現場に向かった。

 フードさん宅に到着した警察官は、飼い猫ではなく体重40キロもあるオスのピューマがいるのを見つけて仰天した。

 ピューマは後に麻酔銃を撃たれ、別の場所に移されたという。(AP)

米国アイオワ州で自動式コーヒーメーカーにコウモリが入り込んだのを知らないで、コーヒーを沸かして飲んだ話を先日紹介した。今度は米国ワイオミング州でピューマを大きな猫と云ったことから警官が何も知らずに一人でやって来て、大きな猫でなくピーマがいたので驚いて逃げたとの話である。二つの話の主は、どうしたことか女性であった。広い国では何が起こるか判ったもんでないことを示している。そのうちに寝室にオオカミがいたなと土井う話も飛び出してくるかもしれない。

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2008年10月 1日 (水)

ネアンデルタール人アザラシやイルカも食べる

 地中海と大西洋を結ぶ海峡に面したスペイン側の英領ジブラルタルで、旧人のネアンデルタール人がアザラシやイルカなどをも捕えて、海岸の洞穴で食べていた跡が見つかった。

 英自然史博物館などの国際研究チームが29日までに米科学アカデミー紀要の電子版に発表した。

 同じヒト(ホモ)属でも種が違う現人類が陸海を問わず広く食料を集めたのに比べ、絶滅したネアンデルタール人は陸上草食動物の肉に依存していたという見方が強いが、必ずしもそうとは言えないという。

同じ時代に共存した新旧人類はどこで差がついたか、謎が深まりそうだ。

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