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2008年11月

2008年11月30日 (日)

米感謝祭の食事提供に長い列

 米感謝祭の祝日にあたる27日、ボランティア団体が生活困窮者らに食事を提供する恒例のサービスが各地で実施された。

 景気の悪化を反映して、記録的な数の希望者が詰めかけたケースが目立つという。

 イリノイ州シカゴのキリスト教系地域支援団体、CILが設けたシェルターには、朝のオープンから40分の間に200人以上と、例年をはるかに上回る人数が訪れ、食事の配給を受けた。

 責任者のメアリー・シェーバーさんによると、列の中には毎年通ってくるなじみの顔のほか、これまで寄付する側にいた人々の姿もあったという。

 米国では、企業などから寄付された食料品を貧困層に配布する「フードバンク」と呼ばれる組織が、200カ所以上で活動している。

 その調整役を務める団体、フィード・アメリカの広報担当者ロス・フレーザーさんによれば、「今年は希望者の列に新顔が多いと、どのフードバンクも報告している」という。

 日常的に食料の配給を希望する人の数は、約1年前から次第に増えてきたようだ。

 シカゴのフードバンクでは、今年7―9月の需要が前年の1.3倍を超え、希望に応じられないケースも出始めているという。

 首都ワシントンのフードバンクでは、この半年で需要が2.5倍に急増したとのこと。

 一方で、資金の寄付は10%減、食料品の寄贈も15%減と落ち込んでいる。

 アラスカ州アンカレッジのフードバンクは同日、8カ所のシェルターで、感謝祭を代表する七面鳥のディナー5787食を配った。

 昨年の約1.3倍だ。ここでも入ってくる寄付は減少傾向にあり、台所事情は厳しいらしい。

 クリスマス用に保管されていた在庫にも手をつけざるを得なかったという。

 担当者は「とにかくだれも断らず、希望者全員に食事を渡すことを最優先した。クリスマスにどうするかは、感謝祭の連休が終わってから考えます」と、肩をすくめた。 (AP) 

世界同時進行の百年に一度と言われている経済不況は、どこも大変のようだ。日本ではあまり見かけないが、アメリカではキリスト教系の団体が毎年恒例の炊き出しをして希望者にたべものを提供している。希望者が増えるのに経済的な基盤は弱体化するという。この経済危機は、どうにかならないものでしょうか

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2008年11月29日 (土)

シーラカンス、インドネシア漁師が生け捕り

 インドネシア・スラウェシ島北部のタリセイ島付近で25日、「生きた化石」と呼ばれるシーラカンスを地元の漁師が生け捕りにした。

 体長は110センチで体重は20キロだそうです。

 同国近海での生きたままの捕獲は3例目となり、生態解明が期待されています。

 現地調査の準備を進めていた「アクアマリンふくしま」(福島県いわき市)に、研究で協力関係にある地元のサムラトゥランギ大学を経由して伝えられた。

 シーラカンスは約4億年前に出現し、絶滅したと考えられていたが、1938年に南アフリカ沖で発見され、それ以降インド洋のコモロ諸島周辺などで200匹以上が捕獲されています。

 インドネシアでは1997年に市場で確認され、1998年と2007年に捕獲された。アフリカ種とは別種とされている。

シーラカンスとは、どこの言葉でなんという意味なのだろうか。4億年も前の化石に存在しているシーラカンスが20世紀になって突如として現代に生きかえつたのではないであろうが、世界の海にはまだたくさん(?)いるらしい。今回なども漁師が生け捕りにしたらしい。20キロにも大きくなるのに何年かかっているのであろうか。四億年も生き続けてきたシーラカンスが現代の温かくなりつつあり、また酸性化しつつある海に耐えられるのであろうか。このように珍しい生き物をいま絶やしてしまってはいけない。

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2008年11月28日 (金)

お前さん、死んだことになってるぞ

 自転車ドロは“死人”だったと云うニュースです。

 自転車を盗んだ東京都板橋区の60代の男が警視庁板橋署に摘発され、身元を照会したところ、法律上死亡したとみなす「失踪(しつそう)宣告」が確定していたことが9日、分かった。

 約34年前に故郷の山口県を飛び出し、家族と連絡を絶っており、死亡したとあきらめた家族は葬式まで行っていたという。

 警視庁からの連絡で生存を知った弟が交番で再会し、兄弟は号泣しながら抱き合ったとのこと。

 男は窃盗容疑で書類送検されたが、再会の契機をつくった警察官に感謝しているとウソのような話である。

 男は2月5日夜、板橋区弥生町の路上で、盗んだ自転車に乗っているところをパトロール中の板橋署員に見つかり、署に連行された。

 身元照会の結果、家族が失踪宣告を裁判所に申し立てており、平成16年に宣告が確定していたことが判明したのである。

 取り調べを担当した警部補(46才)に事実を告げられた男は、当初きょとんとした表情で「そんなことはない、冗談だろう」と受け流していた。

 だが、状況を把握するとショックでうなだれ、ポツリポツリと自身の過去を話し出した。

 男は昭和49年に山口県の実家を飛び出した。「弟が先に結婚し、親戚が自分を『かい性のない男だ』と侮っていると思いこんだ」のが理由だと言っているそう。

戦争中にはこの類の話は、それほど珍しいものではなかった。戦死したとの死亡通知が軍から届き、実家では葬儀を済ませ、墓まで作っていた。ところがそれこそ死んだ筈の息子がヒョッコリと帰還して、自分の墓に詣でるのであるから、それから大騒動になった。しかし、今の時代に家族が失踪宣告を裁判所に申し立て、それが認められたとは珍しい話である。それでも34年間も音信不通では死んだものと考えられても不思議ではなさそうだ。

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2008年11月27日 (木)

森に演奏可能な状態のピアノ突如出現

 米マサチューセッツ州ハーウィッチの森の中に突如「ピアノ」が出現したというニュースです。

 きちんと調律された状態で、そのまま座って演奏が出来る状態の「いす」も置かれてあり、通報を受けた警察も「誰が、何のために」設置したのか分からず、困惑している。

 近くを散歩していた女性が発見したのだそうです。

 散歩道近くにある砂利道の突き当たりに置いてあったという。

 ボールドウィン製で、シリアル番号が「733746」と刻印されていいるようだ。

 状態も良く、置かれたいすの様子などから、単に廃棄されたものではなさそうだという。

 ピアノを移動させるために警官数人の手が必要だったことから、誰かがここにピアノを運んだ際にも、2名以上の人間が関わったと見て、持ち主などの情報を集めている。 (CNN) 

アメリカでは雨があまり降らないので、森のなかにピアノを置いておいても、すぐにダメになることはないものと思われます。それにしても森に来て演奏するよように置いたのであろうか。高い塔の上から高額な紙幣を飛ばす人も時には居て、ヒラそらと舞い降りてきた紙幣の争奪戦が時に起こることもあるようです。紙幣を拾っても届け出ない人もいるようで、全額は戻ってこないようです。ピアノは遺失物なのでしょうか。

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2008年11月26日 (水)

黄河の水質汚染が深刻

 中国北部を流れる黄河の水の3分の1は、水質汚染が深刻で、飲料用にも産業用にも適さないとする調査報告を黄河水利委員会がまとめた。

 黄河は過去数年で工業廃棄物による汚染が深刻化し、都市開発に伴って水位の低下も進んでいる。

 2007年の調査では、西部の青海省から渤海に至る約1万3500キロで黄海の水を採取して調査した。

 その結果、33.8%が国連環境計画の水質基準で「レベル5」以下に該当し、飲料用にも工業・農業用水にも適さないことが分かった。

 家庭用水として利用可能な「レベル1」または「レベル2」の水質と認定されたのは16.1%のみだった。

 前年の調査ではレベル5以下は31%となっており、汚染が深刻化している状況がうかがえる。

 黄河の汚染原因は、工業・製造業の廃棄物などが70%を占め、家庭からの排水や廃棄物は23%で、その他が6.4%だったとのこと。 北京(AP) 

世界的にも大河に属する中国北部を流れる黄河の水の汚染が深刻で、調査した三分の一は飲料にも工業用にもつかえないとのことであるとのこと。そうは云っても、現実にはその汚染されている臭い水を飲み水をはじめ、日常的に使わざるを得ないのではないだろうか。これから先にどのような健康被害がでるか、恐ろしい気がする。

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2008年11月25日 (火)

①「世界最古のアロワナ化石」と②「マンモスの全遺伝情報解読約8割が完了」

①「世界最古のアロワナ化石」:
 白山市教育委員会は21日、白山市白峰地区(旧白峰村)の中生代白亜紀前期(1億3000万年前)の地層「桑島化石壁」で2000年10月に発掘された魚類化石が、世界最古の新種のアロワナ目魚と学術的に認められたと発表した。

 同地層ではこれまで多くの脊椎動物の化石が発見されているが、魚類の化石が学術認定されたのは初めてだそう。
 
 学術名は手取川と桑島にちなみ、「テトリイクチス・クワジマエンシス」と名付けられた。

 北九州市立自然史・歴史博物館の籔本美孝理学博士が9月、国際学会「中世代魚類学会」の学会誌で報告した。

 化石は、桑島化石壁のトンネル掘削工事に伴う化石調査のため、旧村が設置した「桑島化石壁産出化石調査団」が発見した。

 周辺から20数点の骨やうろこの化石が見つかり、鑑定の結果、同一個体とわかった。体長は15センチ程度と推測される。

 籔本博士によると、化石はうろこの大きさや、えらぶたの骨に水の動きを感じる溝状の感覚管がついていることからアロワナ目と断定された。

 さらに、感覚管の一部が4つの穴状になっていたこと、うろこに水平な溝があることなどが他のアロワナ目と異なり、新種と判明した。

 アロワナ目は淡水魚で、現在はアフリカ、東南アジア、南アメリカ、オーストラリアなどに生息し、化石は世界各地で発見されている。

 2002年の旧白峰村の発表では、化石はえらぶたの骨の形などからアロワナ科のファレオドゥス類に属するとされたが、その後の調査でナギナタナマズ科の特徴も有することがわかった。

 両科を見分ける基準となる上あご部分の骨が見つかっていないことなどから、科は断定できないという。

 これまで、アロワナ目では、ブラジルで見つかった約1億1500万年前のものが最古とされていたが、この化石はさらに年代をさかのぼるものと思われる。

 藪本博士は「化石発見時から主張してきた東アジア起源説の可能性が、調査を通じて高まった。最古の化石と認められ、アロワナ目の進化の過程を考えることができるのも大きい」と意義を語った。

 同市は22日から30日まで、化石を白山市立鶴来博物館で公開する。(読売新聞)

②「マンモスの全遺伝情報解読約8割が完了」:(CNN)
 約1万年前に絶滅したマンモスのゲノム(全遺伝情報)の解読を進めている米ペンシルベニア州立大などの共同研究チームがこのほど、作業の約8割が完了したとして、英科学誌ネイチャーに初の報告を発表した。

 絶滅をめぐるなぞの解明や、さらにはマンモスを復活させる技術の実現にも至る可能性があるという。

 予算100万ドルの同プロジェクトでは、シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスの体毛のDNAを分析した。これまでに30億組以上の塩基対を解読した。

 研究を率いている同大の生化学者、ステファン・シュースター教授は「絶滅動物の遺伝子が現存の動物と同じくらい詳細に分析されるのは、これが初めて」だという。

 骨の化石などを使った従来の研究では、細菌やウイルス、寄生虫などが大量に紛れ込んでいて、DNAの分析は難しかった。

 これに対し、体毛のDNAは外部からの汚染から守られた状態で保存されているという。

 マンモスに最も近い現存の動物、アフリカゾウと比べると、ゲノムの違いは人間とチンパンジーの違いの約半分にとどまることが分かった。

 また、1頭ごとの違いがほかの動物よりはるかに小さく、これが絶滅に関与した可能性もあるという。

 マンモス絶滅の原因が解明されれば、現存の生物を絶滅から守るための研究にも役立ちそうだ。

 シュースター教授は、「ゲノムが解読できれば、理論上はマンモスを生き返らせるためのデータがまとまることになる」と話す。

 それも、「10―20年以上かかることはまずない」と予想されるという。

 「ただ、技術的に可能になるからといって、実行すべきだということにはならない」と、同教授は強調している。(CNN)

1億3000万年前のアロワナ化石と1万年前に絶滅したマンモスの話題を紹介した。近頃は科学が面白い。

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2008年11月24日 (月)

カナダ航空 副操縦士の精神変調で客室乗務員が着陸手助け

 エア・カナダの旅客機で今年1月、副操縦士が飛行中に精神に変調をきたし、代わりに客室乗務員が機長を助けてアイルランドの空港に緊急着陸していたことが分かった。

 アイルランドの航空事故捜査局が19日、調査報告書を公表した。

 エア・カナダのボーイング767型機は、乗客146人と乗員9人を乗せてカナダのトロントからロンドンに向かっていたが、離陸後に副操縦士(58才)の言動がおかしくなった。

 大西洋上空に差し掛かるころには意味不明な発言や行動を繰り返すようになったため、これ以上職務を続けさせることはできないと機長が判断した。

 客室乗務員数人を呼んで操縦室から退去させた。副操縦士は乗り合わせた医師が診察して沈静化させた。

 動けないように腕と足を縛られていたという乗客の証言もある。

 機長はその後、操縦士免許を持った乗客がいないかどうか探させた。乗客の中にはいなかったが、女性客室乗務員の1人が操縦士免許を持っていることが判明した。

 この乗務員が副操縦士席に座って機長を助け、アイルランド西部のシャノン空港に無事着陸した。

 乗客乗員にけがはなかった。航空事故捜査局の報告書は、機長の判断とこの客室乗務員の腕前を絶賛している。

 精神変調を起こした副操縦士は6500時間以上の飛行経験を持つベテランで、最近の健康診断をパスしたばかりだった。

 しかし、機長の報告によれば、当日は出発前から様子がおかしかったという。

 アイルランドに到着後は現地の病院への入院を経て、救急輸送機でカナダに搬送された。

これに似た航空機事故の映画を観た記憶がある。その映画は、機長が不能になったので、地上の管制塔からの指示で女性客室乗務員が操縦を代行し無事に着陸するものがたりであった。近頃の航空機は大型化され、更に複雑な機器による自動化になって来ている。そうすると急に操縦席に座っても様子が分からないこともありうると思う。体調の急変は、突発事故であり、ある程度は仕方がないと思われる、しかし、そのような緊急時のマニュアルを完備しておいて貰いたいものである。

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2008年11月23日 (日)

中日選手、WBC辞退か

 来年3月に開催される第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の2度目の日本代表スタッフ会議が21日、都内で行われた。

 大リーガーを含む48人の代表候補選手に出場意思を打診したが、けがなどを理由に辞退者が数人出たとのこと。

 一部の球団は全候補選手が辞退したと見られ、いきなり12球団の足並みが乱れるスタートとなった。

 原監督は「全世界、プロ野球のほとんどの選手、球団が協力姿勢を見せてくれた」と前置きしたうえで「1球団だけ誰ひとり協力者がいなかったのは、やや寂しい」と話した。

 中日は4選手が候補に挙げられたが、全員が辞退した模様である。

 春先まで肩が仕上がらないとか、負傷を理由にした選手がいた模様。

 中日の白井オーナーは「北京五輪には人も出して協力した。うちはけが人が多い。落合監督もけが人は出さないと言っていた」と述べたよう。

 原代表監督就任時に「全面協力」を約束した加藤コミッショナーは、「人選は監督、コーチに任せているので」と口を濁したという。

 他球団も含め辞退者の中には「理由がはっきりしない選手もいた」と投手担当の山田コーチは明かした。

 予定していた日本人大リーガーは全員が前向きな返答をした。

 12月15日には45人の代表候補選手が発表される。

12月15日には45人の代表候補選手が発表されるとのことなので、その時点になればどの球団の選手が辞退したのかが判る筈。中日の全選手4人がそろって辞退した理由は今の段階では推測の域をでない。曖昧な情報でとやかく発現するのは控えた方が賢明であろう。しかし、原監督が全日本の総括をするのであれば、不愉快だから協力しないという気持ちがいささかでもあるのであれば、スポーツ選手としてのフェアプレイの精神に反するのではないだろうか。落合監督も嫌がらせで辞退させたことはないであろう。場合によって話が感情的になっては困る。

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2008年11月22日 (土)

①「火星に巨大な氷河」と②「ピグミーメガネザル、80年ぶりに生息確認」

①「火星に巨大な氷河」: 
 米航空宇宙局(NASA)は20日、火星周回探査機マーズ・リコネサンス・オービターが送ってきたデータを分析した結果、火星の南半球に巨大な氷河があることが分かったと発表した。専門家は氷河期時代の名残とみている。

 NASAによると、探査機がレーダーの反射度合いなどを分析し、岩石に覆われた層の地下に氷河があるのを確認したという。

 最大厚さ800メートルの氷河が広がっているところもあるそうだ。

 ブラウン大学の地質学者、ジェームズ・ヘッド教授は、「何百万年も前の氷河期時代の断片が保存されてきたと理解できる」として、古代の有機物や気候の変動の歴史を調べる手掛かりになると期待している。(時事通信)

②「ピグミーメガネザル、80年ぶりに生息確認」:
 小型霊長類のピグミーメガネザル、80年以上ぶりに生息が確認された。

 生け捕りにされたピグミーメガネザルは、もうすでに絶滅したと考えられていた小型霊長類のピグミーメガネザルを、インドネシア東部スラウェシ島で米国の研究者が生け捕りにした。

 生息が確認された個体は、詳しい生態を調べるため、発信機を装着して野生に戻された。

 ピグミーメガネザルは1921年に捕獲されて以来、生きた姿が確認されていなかった。そのため、すでに絶滅したものと考えられていたが、8年前にネズミ捕獲用のワナにかかって死んでいる個体が見つかり、生息の可能性が高まっていた。

 それで米テキサスA&M大学の研究チームがスラウェシ島で詳しく調べていた。

 生け捕りにされたのはオス2匹とメス1匹の計3匹である。

 夜行性で木に登り、昆虫などを主食としている。

 大きさはネズミほどで、霊長類の中でも最も小さい部類に入る。

 大きな目と突き出た耳が特徴的で、その姿は1990年代後半に大流行したペットおもちゃ「ファービー」に似ている。
(CNN/AP)

数百万年前の氷河期時代の氷河が火星で発見されたニュース、と80数年ぶりに霊長類で最も小型なピグミーメガネザルが生け捕りにされたニュースの2本を紹介した。何十年も人目につかなかった霊長類の小型サルが突然として3匹もいきたまま捕獲されたという。どうしてこんなことが起こるのであろうか。火星に水が凍った氷河があるとしたら、今後火星に基地を作り生活することを考えると、水は地球から持っていく必要はないし、また化学的に作る心配もいらなくなった。二つのニュースともこれからの展開がどうなるのか知りたい。

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2008年11月21日 (金)

NYに初の風と太陽光で発電「グリーン」広告

 けばけばしいネオンや電光掲示板があふれるニューヨークの繁華街「タイムズスクエア」に、風力発電と太陽光発電を利用した初の「環境に優しい」広告盤が登場する。

 この広告盤は、タイムズスクエア中心部のビルにリコーの米国法人が設置するもので、幅約38メートル、高さ約14メートルの大きさという。

 風力発電用の風車16基と太陽光発電パネル64基で発電した電力を使い、月額1万2000-1万5000ドル(約120万ー150万円/月)の電気代を削減できるという。

 リコーによれば、二酸化炭素の排出量も18トン削減できる見通しだそう。

 補助発電機は搭載していないため、太陽の出ない日や風のない日が続けば広告の照明が消える可能性もあるらしい。

 ただしリコーの広報は、風も太陽光もない状態で4日間はもつ見通しだと説明、「電光掲示板でさえ、地球に優しくする方法はあるということだ」と強調した。

 新広告のお披露目イベントは12月4日に開かれる予定。 ニューヨーク(AP)

ニューヨーク市マンハッタンの繁華街「タイムズスクエア」に新しい広告塔が出現するらしい。なにが新しいのかというと、自然のエネルギー「風と太陽光」だけで点灯するのだそうだ。風が吹かなくてお天道様が出ない日々が4日以上続かない限り、点灯するらしい。設備費がどのくらいになるかで、投資額は元がとれないかもしれないが、二酸化炭素の排出量が減るのは好ましいことである。日本国内でもこのような試みは出てこないのであろうか。

理科好き子供の広場http://www.microbes.jp/は、我が国の将来を背負う次世代の若者たちに「科学や生命」の基本や本質を語りかけるカラムです。暮らしと微生物(曖昧模糊)http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着した微生物について、微生物の専門家の視点からやさしく解説しているカラムです。ご期待ください。

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2008年11月20日 (木)

村人に襲われた野性トラ死亡

 インド中部で村人に襲われて重傷を負った生後7カ月ほどのトラの子供を助けるため、現地の野生動物保護当局が16日に輸血を施した。

トラは18日に治療のかいなく死んだ。インドでトラの輸血が実施されたのは初めてだった。

 トラの治療にあたった保護当局者は、「できる限りの手を尽くしたが、今日息を引き取った」と肩を落としていた。

 このトラは約2週間前、ニューデリーの南東約530キロにあるナーグプル近くの村で、家畜を襲われるとおびえた村人らに叩き殺されそうになったところを保護された、2頭のうちの1頭とのこと。

 姉妹と見られるもう1頭は、軽傷だった。

 保護された後、容体が悪化し、血液検査の結果、ヘモグロビン量が急減していることが判明した。

 輸血以外に助ける道はないと判断し、西部ムンバイの国立公園に協力を要請した。

 ムンバイのサンジャイ・ガンジー国立公園はすぐに、園内の健康なトラ2頭に麻酔をかけ、それぞれから約350ミリリットルの血液を採血した。

 すぐに530キロも離れているナーグプルに搬送した。採血後、約4時間ほどで届いた血液を、子供の弱っているトラに輸血した。容体を見ながら、回復が望まれていた。

 輸血に際しては血液型は調査しなかったとのこと。

 野生動物の血液型を特定するには、非常な時間と手間がかかるだけでなく、インドではトラの血液型について、調査された実績もなかった。

 しかし、トラを助けるには他に方法がなかったため、血液型の特定をせずに輸血に踏み切っていた。

 保護された2頭は母トラからもはぐれて、食べ物を探して村の近くを歩き回っていたという。

 保護時、2頭とも非常にやせており、餓死しかねない状態だったという。

 インド国内のトラは密猟や環境破壊によって、生息数が激減しており、現在は約1500頭と見られている。6年前は3600頭、約100年前は10万頭が生息していたと見られている。 ニューデリー(AP) 

トラの数が激減している現在、インドでもトラは保護されるべき動物に指定されているものと思われる。しかし、地方の豊かでない村落では、財産であるわずかな家畜を自分たちの命の次に大事にしていることと思う。そのようなときに、皮肉なことに親とはぐれた二頭の子供のトラが村に近付いてきた。それを見た村民が家畜を襲われると思って、叩き殺そうとしたのである。保護局の者が輸血をしたが残念ながら死んでしまったとのことである。この記事を読んだときに血液型が合わなかったのではないかと直感的に思った。トラの血液型は調べようがなかったらしいが、輸血をする前に子供のトラの血液と運ばれてきたトラの血液を少し混ぜてみたら、血液型は判らないまでも、すぐに凝固しなければ輸血に使用しても良いと判断すべきであった。とっさの出来事のため慣れない輸血であったため、いかなる試験も実施できなかったのでしょう。しかし、多少の救いは、輸血をしてた子供のトラが輸血中または輸血直後にけいれんなどを起こして死んだとは書いてないことである。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/は、「ヤフー きっず」に登録されていますので、検索しやすくなりました。この理科好き子供の広場をYahooきっずで検索してみました。すると、「理科」で検索した場合は約121,000件のサイト中7番目に、「バイオ」では約87,000サイト中8番目、「微生物」では約35,000件中9番目、「りか」では約9,360のサイト中で9番目に位置づけされています。青少年の育成のため皆様のさらなるご協力ご鞭撻をお願いします

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2008年11月19日 (水)

初の女性プロ野球選手誕生へ

 来年4月に開幕する野球の「関西独立リーグ」のドラフト会議が16日に大阪市内で行われ、女子高校生の吉田えりさん(16才)=神奈川・川崎北高校2年=が、神戸9(ナイン)クルーズから指名され、日本で初めて男子選手に交じってプレーする「女性プロ野球選手」が生まれることが確実になった。

 吉田さんは右投げの投手で、これまではクラブチームでプレーしていた。

 サイドスローからのナックルボールに特徴があり、先の同リーグ合同テストで1回を無安打に抑えた。

 身長は155センチで、体重は52キロしかない小柄な体格である。 

 神戸9は7巡目、全体の27人目で吉田さんを指名した。

 中田良弘監督(元阪神)は「話題性だけでなく、本当にナックルボールが落ちる。短いイニングからでも試合に使っていくつもり」と語っていた。

 女性だけのチームでは、1950年から2年間、「日本女子野球連盟」所属球団の選手がプロとして活動したことがある。

 関西独立リーグは大阪、神戸、和歌山、明石の4チームの参加が決まっている。

ソフトボールの女子選手を見ていると、プロ野球の男子選手も手が出ないほどの早いボールを投げ、打たれても素早く捕球し、ものすごい勢いで送球できるのには大変に驚く。女性は筋肉が弱いから、男女混成の野球は無理かと思っていたが、意外なことになるかもしれない。吉田えり選手には頑張ってもらいたい。

理科好き子供の広場http://www.microbes.jp/は、我が国の将来を背負う次世代の若者たちに基本や本質を語りかけるカラムです。

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2008年11月18日 (火)

ビジネスマンの昼食 自宅から弁当が急増

 大手市場調査会社のインテージがまとめた「ビジネスパーソンの外食事情調査」によると、昼食用に家からの弁当を持参していると答えた人が36%に上っていることが分かった。

 弁当持参を始めた時期も3割が1年以内と回答した。1割は最近3カ月以内と答えた。

 日用品の相次ぐ値上げで生活費がかさみ、ビジネスパーソンのさみしい懐具合が浮き彫りになった格好だ。

 昼食として最近増えたのは「家から持参の弁当」(36%)に次いで、2位は「コンビニエンスストアなどで購入したパン、おにぎり、カップめんなど」(22%)となっている。

 逆に最近減らしたのは「レストラン、定食屋などでの外食」(43%)が最も多く、節約に愛妻弁当などが一役買っているようだ。

 また、弁当持参に切り替えた人にその時期をたずねたところ、「1年前」(9.9%)、「半年前」(9.6%)などを含め、ここ1年以内と回答した人が3割に上った。

 弁当の持参時期は、米国発のサブプライム住宅ローンショックで金融市場が揺れ始めた昨年秋以降とほぼ重なっていることが鮮明となった。

 なお、「いつも必ず弁当を持参」する人や「昼ごはんを食べない」人を除く、ビジネスパーソンに昼食1食当たりの予算を聞いたところ、全国平均は609円だった。

 地域別では、首都圏が673円、関西圏が585円となった。

 このほか仕事帰りの同僚らとの飲み会など夜の外食も40.4%の人が「最近回数を減らしている」と答えトップ。

 その理由についても、「自由に使えるお金が減ったから」(67.9%)、「健康に良くないと思って」(23.4%)の順となっており、健康志向より節約志向の方が上回っている。

 今回の調査は、10月17日から21日の間、インターネット形式で20~59歳の男女に聞いた。

 対象者は会社員、派遣・契約社員、公務員・団体職員などの2400人であったそう。 (フジサンケイ)

テレビで外食産業の取材を見ていると、俗にいう「ファミリーレストラン」ではお昼時になっても「350円くらいのモーニングサービス」のメニューと「650円くらいのサービスランチ」のメニューを一緒においておく店が多くなってきたそうだ。ビジネス街では少し前までは、みんなが揃ってお昼は1000円くらいが当たり前であったようだ。これは他人と一緒に行くとどうしても他人に合わせてしまうからのようで、500円前後に抑えようとすると単独行動にならざるを得ないそうだ。見栄はもうやめて、身分相応に懐と相談することが賢明と思われるようになってきたようだ

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2008年11月17日 (月)

教会の建物が「まるごと」盗まれる

 ロシア西部イヴァノヴォ州にあって使われていなかった教会の建物が「まるごと」盗難に遭った。

 今年7月末には存在していたことが確認されており、ロシア正教会から届け出を受けた警察が捜査している。

 イヴァノヴォ教区の神父によると、この教会は200年ほど前に建てられ、旧ソ連時代は障害児向けの学校として使われていたという。

 1998年に学校が閉鎖されて以来、使われていない状態だった。

 しかし、この教会を拠点とした教会活動を再開するにあたり、修復を検討していた矢先の出来事である。

 教区側は、教会を「盗んだ」のは近郊の村人ではないかと疑っている。

 建物を分解して、レンガを1個あたり1ルーブル(約3.5円)で商売人に売却したことは明らかだと主張しているそうです。

 「深刻な罪を犯した」とイヴァノヴォ教区の神父は述べているとのこと。 モスクワ(AP) 

大分前のことであるが、旧ソ連が崩壊して、国全体が貧困にあえいだいた頃、陸軍の戦車が消えてなくなってしまった。軍警察が原因を調査したところ、軍務に服していた戦車隊の隊員が全員で協力して戦車を解体し、ヤミ市に鉄くずとして売ってしまったとのことであった。その金をどうしたかを問い詰めたら、これがソ連の軍隊らしい応えが返ってきた、鉄クズ代で「ウオッカ」を買って皆で飲んでしまったというのである。その頃は、放射性物質でも戦闘機でも何でもヤミ市に売られてしまったらしい。

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2008年11月16日 (日)

アメリカ人男性が2度目の妊娠中

 今年6月に娘を出産して話題になった米国の「男性」が、2人目の赤ちゃんを妊娠中であることを明らかにした。

 出産予定日は来年6月だという。米ABCテレビのドキュメンタリー番組内で述べた。番組は14日に放映される予定。

 妊娠中の「男性」トーマス・ビーティーさんは、女性として生まれてきたが、ホルモン療法を受けて男性に性転換した。

 法的にも男性となり、ナンシーさんと結婚した。夫妻は現在、オレゴン州で暮らしている。

 トーマスさんは、1990年代後半に受けた性転換手術の際に乳房を切除したが、卵巣や子宮などの器官は残していた。

 妻のナンシーさんが出産できないことから、夫婦2人は昨年、夫妻間での体外受精による妊娠と出産を決心。

 夫のトーマスさんが妊娠し、今年6月29日に長女のスーザンちゃんを、帝王切開ではなく、自然分娩で出産していた。

 トーマスさんの「妊婦姿」の写真はメディアでも大々的に取り上げられ、話題になった。

 トーマスさんによると、第2子の出産は来年6月12日とのこと。(CNN)

性転換して男性となった夫と正常な女性である妻の間で妻の何らかの原因で子供ができない。そこで女房に代わって夫が子供を産んだという話である。この記事を読んで少し納得できないところがある。夫妻間での体外受精による妊娠と出産とあるが、そもそも二人は女性であることから、二人の男女とも卵子は提供できても精子はないのである。何らかの手段で他人から精子の提供を受けて、夫婦のどちらかの卵子を使い体外受精法で受精卵を作ったとしても、普通であればその受精卵を女性である妻の子宮に戻すのだと思う。本来は女性でありながら女性が嫌で男性に転換したのに「子供を産む」という女性の特権だけは、享受するのは原理原則から少しおかしくないだろうか。

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2008年11月15日 (土)

56歳女性、娘の代理母として三つ子出産

 米オハイオ州北東部ウースターのジェイシー・ダレンバーグさん(56才)が、妊娠できなくなった娘の代理母として、三つ子の赤ちゃんを出産した。

 孫にあたる3人は女の子で、1人はまもなく退院して自宅に戻れる見通しだという。

 ダレンバーグさんの娘キム・コンセノさんは、先の結婚で2人の子供を産んでいるが、その後に子宮摘出を受けていた。

 3年前に結婚した現夫ジョーさんとの間には、子供がいなかった。

 キムさんは子宮を摘出し失くしたが、卵巣の機能には問題はなく、ジョーさんと相談して人工授精に挑戦することに決定した。

 体外受精されたキムさんとジョーさんの受精卵が代理母としてダレンバーグさんの子宮に戻された。

 ダレンバーグさんは大きな問題もなく、10月11日に三つ子を帝王切開で出産した。予定日より2カ月早く、3人とも未熟児だったが、無事に成長しているとのこと。

 3人のうち、ガブリエラ・クレアちゃんとカルミーナ・アンちゃんは、一卵性双生児。もう1人はエリザベス・ジェイシリンちゃんと名付けられた。

 ダレンバーグさんには31歳から36歳まで、4人の娘がいる。高齢での代理出産について11日、AP通信に対し「これまでずっと、本当に健康だったし、心理検査でも問題がなかった」と、全く心配はなかったと答えている。

 ダレンバーグさんは娘4人と同様、自然分娩を希望していたが、担当医師が三つ子であることから帝王切開を指示していた。

 子宮の機能を高めるためホルモン療法を受けて出産に臨んだ。

 出産後、「気分は最高。結果が無事で、またやってみたいとも思うけれども、もう2度とはやらないと思う」と笑っていたという。

 キムさんも、「もう再び、母親に同じ事はさせない」と笑顔で答えているとのことである。(AP)

娘夫婦の卵子と精子をシャーレ内で合体させてできた受精卵を娘の母親の子宮に戻して出産したという、ある意味ではオメデタイ話である。しかし、少し理屈ぽく考えてみると、いささかの問題が見えてきます。代理母と云われる女性は、娘の母親なので、血筋的には、娘の子を産んだのであるから、三つ子の孫を産んだことになります。しかし、受精卵の由来は別にして、普通は出産した女性は生まれた子供の母親であります。生まれた子供達からすると、産んでくれたのは祖母なのか母なのか判らなくなります。万が一に妊娠中に受精卵を提供した娘夫婦が離婚した場合とか、または不慮の事故で亡くなった場合を考えると、生まれた子供を引き取る人がいなくなるケースも考えられます。親のいない子どもは戸籍に登録して貰えないし、国籍もないことになってしまいます。このような不幸な事例が起こらないよう、法の整備が必要かと思います。

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2008年11月14日 (金)

運動靴を履いた6本目の足発見

 カナダ西部ブリティッシュコロンビア州バンクーバー島沿岸部で昨年8月以来、運動靴を履いた状態で切断された人間の足がこれまでに計5本見つかっている。

 この事件で、カナダ警察は12日、新たに6本目の足が見つかったと発表した。

 DNA鑑定を実施し、これまでに見つかった足との関連性や身元などを調べる。

 新たに足が見つかったのは、バンクーバー近郊フレーザー川の支流の川岸だそうだ。同州リッチモンド在住のカップルが11日午前11時30分ごろに発見した。

 バンクーバー島では今年6月に「6本目の足」が見つかったと騒ぎになった。

 これは何者かのイタズラで動物の骨に運動靴を履かせたものと判明していた。

 そのため、警察では今回見つかった足についても、確実に人間の足かどうかを確認してから、発表に踏み切ったという。

 これまでに見つかった5本の足のうち、今年2月8日に見つかった右足と6月16日に打ち上げられた左足は、同一人物の男性のものと判明している。また、5月22日に見つかった右足は女性だった。

 いずれも、足は機械的に切断されたものではなく、腐敗する段階で体から外れたと見られる。

 これらの足は、墜落した飛行機に搭乗していた人物や、行方不明となっている人物の足ではないかとの憶測も流れている。

 これまでの捜査で、いずれの足の身元も判明していない。 (CNNワールドニュース) 

世の中には探すと奇怪な出来事が色々とあるようです。今回のように人間の足が次から次と見つかると、原因や背景について推測しているうちに、疑心暗鬼になり「お化け」物語になりかねない。小さな地域に限定してこのようなことがなぜ起こるのでしょうか、不思議になります。誰か分からない人のように悪乗りして「動物の骨にスニーカーを履かせて」捨てると、また事件と騒がれます。悪乗りもほどほどにお願いしたいものです。

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2008年11月13日 (木)

魁皇現役続行

 大相撲の大関魁皇(36才)が九州場所4日目の12日に日本相撲協会に休場を届け出た。

 3日目の若の里戦で左腕を痛め、上腕三頭筋筋挫傷と診断された。場所前に痛めた右ふくらはぎも筋挫傷とわかり、合わせて全治4週間と診断された。

 師匠の友綱親方(元関脇魁輝)によると、けがの状態を踏まえて、11日夜に魁皇と進退について話し合ったとそうだ。

 ところが大関は「自分の中では、まだ納得していない」と現役続行を希望したという。

 魁皇は、3日目まで1勝2敗であった。昨年秋場所に続く18度目の休場となる。4日目の琴奨菊戦は不戦敗だ。

 来年初場所は、千代大海と並ぶ最多12度目の大関カド番となる。

 師匠は「熱意があると判断して、引退ではなく魁皇の休場を認めた。初場所は結果を出さないといけない」と話した。

 この日朝、福岡県粕屋町の友綱部屋宿舎で姿を見せた魁皇は「福岡の応援してくださる方に申し訳なく思う。場所前のけいこで足を痛めてから体調も良くなく、中途半端な状態で左腕も痛めた。

 自分でまだ吹っ切れないところがある。もう一回、体を治して次の場所に向けて頑張りたい」と話した。(読売)

なにごとにも大成する必要な条件は、気力、忍耐力、体力と知力であろう。大関魁皇の相撲は、これまでにももう終わりかなと思わせる場所がいくつかあった。カド番を何回も耐えてきた根底には、人並み外れた「気力、忍耐力、体力、知力」などがある。近頃は「体力に限界を感じる」とか「闘争心がなくなった」などを理由で、現役を引退する一流のアスリートも珍しくないご時世である。そのようななか魁皇の根情は賞賛すべきであり、若者も見習うべきと思う。

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2008年11月12日 (水)

山崎直子宇宙飛行士、スペースシャトル搭乗決定

 スペースシャトル「アトランティス号」に、山崎直子宇宙飛行士の搭乗が決定しました。

 山崎宇宙飛行士は、2010年2月以降、アトランティス号へ搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に約14日間滞在する予定です。

 搭乗するSTS131ミッションでは、補給物資(実験ラック、クルー備品など)を搭載した多目的補給モジュールをISSに輸送します。

 山崎宇宙飛行士の具体的な役割は、ロボットアーム操作技術など、各クルーの技量や経験を踏まえて、決定される予定です。

 山崎宇宙飛行士は今回が初飛行、日本人女性としては、向井宇宙飛行士に続き2人目の飛行となります。

 今後は、スペースシャトル、ISS搭乗に必要な一般的な訓練や、搭乗するISS組立てミッションに必要な訓練を行う予定です。

6歳の娘さんがいるお母さん宇宙飛行士の誕生である。日本人女性としては向井宇宙飛行士に続き2人目の宇宙飛行士である。向井宇宙飛行士は、当時結婚はしていたが子供さんはいなかった。妻であり母親である女性が宇宙飛行士としての訓練を、それも米国の地で数年間も受けるのであるから、他人には判らない苦労や困難が多々あることと思われる。その一部は、生涯のパートナーであるご主人が補うのであろうが、これまた大変なことである。女性でも男性でも人並み外れた仕事を成し遂げるには、何かを犠牲にしなくてはならないことを物語っている。ママさん宇宙飛行士にバンザイ! 子供達に夢を与えてください。

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2008年11月11日 (火)

元露鵬と元白露山 相撲協会を提訴

 尿検査で大麻の陽性反応が出て日本相撲協会から解雇されたロシア出身の元露鵬(28才)と元白露山(26才)の兄弟が27日、協会を相手取り、力士としての地位確認などを求めて東京地裁に提訴した。

 2人は日本相撲協会による抜き打ちの簡易検査と精密検査で大麻の陽性反応が出たため9月に解雇されたが、検査方法に問題があり、過去の処分と比べても解雇は重過ぎると訴えている。

 代理人の塩谷安男弁護士は27日の会見で、一日も早く名誉を回復して相撲を取りたいと話していると説明した。

 大麻は吸っていないが、その証明を争点にすると時間がかかる。早期の判決を求めるため争点を絞ったと述べた。

 また、協会側が八百長報道をした講談社を訴えた名誉棄損訴訟で2人は原告になっていたが、塩谷弁護士は協会にお付き合いする必要はないと判断したとして、訴えを取り下げたことを明らかにした。

 日本相撲協会の話 訴状を見ていないのでコメントできないとのこと。(毎日)

いま日本国内でも若者の間で大麻を吸うことや売買が広く浸透しているらしいことは、色々な多くの大学の学生の事件から判明してきている。大麻草はタバコと同じ程度にしか認識していないのが原因の一つであるらしい。ロシア人の元力士も大麻の検査で陽性反応がでたので、日本相撲協会から解雇の処分を受けている。かなり田舎から出てきたロシア人であるらしく、科学的な検査の意味が理解できないらしい。そのために不満を募らせているようだ。どうすればよいのだろうか。

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2008年11月10日 (月)

ロシア海軍の原潜で20人死亡

 ロシア海軍は9日、太平洋を試験航行中の原子力潜水艦で8日に火災があり、20人以上が死亡したと発表した。

 原子炉には異常はなく、放射能レベルは正常値とされる。

 火災は艦内の消火システムのトラブルを契機に発生したという。

 死者にはロシア水兵や造船関係者らが含まれている模様。

 原潜は自力で沿岸に戻り、負傷者21人が救出された。原潜には208人が乗っていた。

 国営ロシア通信が太平洋艦隊関係者の発言として伝えたところによると、火災発生箇所は原潜の船首部分だったため、船体中心に近い原子炉には影響はないとのこと。

 原潜の名前や火災発生地点は不明だが、原潜を建造したアムール造船工場の関係者は、日本海での試験航行中に火災が発生したと語った。

 原潜はウラジオストクがあるプリモライ地域に向かっていたという。

 原潜の試験は先月開始され、先週初めて潜水した。

 ロシアでは2000年8月にも原潜クルクスの沈没事故が起き、118人が死亡している。(AP)

中国や北朝鮮およびロシアなどは、人命が軽んじられ、人の命も安い国である。これらの国で起こる事故などについての政府発表や報道は、どれほど信用できるか判らない。かつては部下であったKGBの諜報部員を放射性物質で暗殺し、原因は不明として処理してしまう。真実を語るのに命をかけるとは、勇ましく聞こえるが、本来はあってはならないことである。日本国内でも企業内の事故などを秘密裏に隠してしまう風潮が今も存在する。それは良心に従って不正を告発でもしたものなら、すぐに解雇されてしまう危険性があるからと思われます。黒を黒と言える世の中になってもらいたいものである。

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2008年11月 9日 (日)

ジャーナリスト筑紫哲也氏の訃報

 NEWSに生きたジャーナリストの筑紫哲也(ちくし・てつや)さんが7日午後1時50分、肺がんのため都内の病院で死去した。73歳だった。

 2007年5月、メーンキャスターを務めていたTBS報道番組「筑紫哲也NEWS23」の番組内で肺がんであることを告した。以降、休養して闘病を続けていた。

「がんに打ち勝って、また戻ってきます」。番組内での力強い宣言から約1年半でした。

 気鋭のジャーナリストが、家族にみとられ、静かにその戦いを終えた。

 筑紫さんは先月、肺に水がたまり手術を受けたそうです。この時点で、がんは肺から全身に転移していた。

 今月1日には、呼吸困難から危篤に陥った。このときは、一命を取り留めたが、7日にはついに息を引き取ったという。

 筑紫さんは、2007年5月に「NEWS23」で肺がんを告白して以降、治療に専念するため18年間務めた番組を休養していた。

 スペシャルアンカーとして数カ月に1度のペースでテレビには出演していた。

 今年8月11日に、番組内で不定期に放送されていた「明日への伝言第3回」で哲学者の梅原猛氏と対談したのが、最後のテレビ出演となった。

 新聞記者でありながらテレビの世界でも活躍した。

 「ニュースキャスター」の先駆けとして放送ジャーナリズムの確立に力を注いだ。

 朝日新聞社記者の77年から、テレビ朝日系「日曜夕刊!こちらデスク」の司会でテレビ界に進出した。

 1984年から「朝日ジャーナル」の編集長に就任した。
 
 当時の若者を指す「新人類」という言葉を世に広めた。

 朝日新聞を退社後の1989年から「-NEWS23」のキャスターに。ロマンスグレーの髪と柔和なほほえみ、落ち着いた語りと鋭い切り口が高視聴率を生んだ。

 特に、独自の視点で世事を論評するコーナー「多事争論」は人気になった。 

 また「今日はこんなところで」という番組の締めくくりでのセリフもおなじみとなった。

 1996年3月、TBSがオウム真理教の幹部に坂本堤弁護士のインタビュー映像を見せた問題では同番組で「TBSは死んだに等しい」と発言し、大きな反響を呼んだ。

 新聞、雑誌、テレビとメディアの第一線を渡り歩いた自らを“漂流者”と表現していた。

 視聴率競争に明け暮れ、商業主義に傾き肥大化したテレビメディアに警鐘を鳴らし続けた。

 プライベートでは、熱狂的な広島カープファンで知られた。

 たばこは1日3箱吸うほどのヘビースモーカーだった。がん発覚後、きっぱりやめたというが、「たばこの代わりはない。一服できないと面白くない」と語っていた筑紫さん。

 これからは、心おきなく紫煙をくゆらせていることだろう。

ご冥福をお祈りいたします。

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2008年11月 8日 (土)

人種の壁に風穴あけたオバマ氏

 毎日新聞に掲載された「記者の目」に及川正也氏の記名記事『人種の壁に風穴あけたオバマ氏』が掲載されている。

 この素晴らしい論評を加筆訂正なしで、原文のままをここに転載します。

 米国社会を分断する「人種の壁」。それは誰もが目をそむけようとするものだが、米国に暮らす以上、必ずぶち当たる壁でもある。米民主党のオバマ上院議員(47)は4日、その分厚い壁に風穴を開けた。「初の黒人大統領」。私が見たオバマ氏は、単に黒人の平等をひたすら追求する「夢想家」ではない。強固な精神で未到の境地を切り開いた「開拓者」だ。

 オバマ氏は予備選、本選を通じて全米に「旋風」を巻き起こした。だが、簡単に「人種の壁」を越えたわけではない。奴隷解放宣言から150年近くたっても、人種差別は米国社会に根強く残っているのだ。

 オバマ氏が最初に「人種の壁」にぶち当たり、苦悩したのはハワイで暮らしていた少年時代だ。

 オバマ氏の父親はケニアの黒人、母親は米国の白人だ。選挙戦当初、「オバマは十分に黒いか」という論争があった。オバマ氏の母の先祖は奴隷を使っていたことがわかっている。このため、奴隷の流れをくむ他の一般の黒人たちが「我々のような本当の黒人ではない」と批判したのだ。

 米国で黒人と白人などの異人種間の結婚は7.5%(05年)を占め、増加の一途だが、35年前は2%未満にすぎなかった。そして、黒人と白人の子供らは、今でも自らの肌の色を「白」と言えず、自らを「黒人」と規定する以外に生きる道はない。だが、少年・オバマには過酷な選択だった。中学2年のとき黒人を意味する差別用語の「クーン」と呼ばれ、相手の少年を殴ったことが自伝につづられている。

 2年にわたった大統領選取材で忘れられない場面がある。昨年3月。公民権運動で黒人と警官隊が衝突した「血の日曜日」事件(65年)の記念行事に出席するオバマ氏を追い、南部アラバマ州セルマを訪れたときのことだ。

 千数百人の聴衆を前にオバマ氏は「私は自由のために戦った先人の黒人たちの申し子だ」と訴えた。涙する黒人もいて、地元紙の白人記者は私に「オバマは黒人のケネディ大統領だよ」と誇らしげに語った。

 だが、ビル・クリントン前大統領が遅れて駆け付けると、空気が一変した。オバマ氏の周りから人々がさっと引いた。そして、彼らは「初の黒人代表の大統領」と言われたほど黒人に人気がある前大統領の周りに集まったのだ。

 私はオバマ氏の全米的な注目度にもかかわらず、「黒人は大統領になれない」という、黒人社会自らが醸し出す無力感を痛感した。2人は記念行進の際、最前列の両端にわかれ、よそよそしさすら感じさせた。

 オバマ氏は、そうした「人種」をめぐる苦難を乗り越え、選挙戦を勝ち抜いた。理由は三つあると思う。

 一つ目は、「夢と希望」のスローガンで米国民持ち前の開拓精神を呼び覚ましたことだ。米国の閉塞(へいそく)感には、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件に揺れた70年代の息苦しさがある。「夢と希望」は、閉塞感を払しょくしようともがき、「働けば報われる社会」や「潤いのある社会」を渇望している米国民の琴線に触れた。時代感覚を反映する絶妙な殺し文句だった。

 二つ目は、「変革」を旗印にしたオバマ氏を、時代の花形に祭り上げた米国社会の劇的な変化だ。

 米国は2050年までに白人が人口比率で5割を切り、少数派に転じる。07年から08年に、バージニアなど各地の州議会で奴隷制謝罪決議が相次いだのは、「新たな米国」を受け入れるための「けじめ」ともいえるだろう。

 三つ目は、その夢を実現させるための手法だ。選挙戦ではインターネットや携帯端末を駆使した集金、宣伝活動を大展開し、若者を中心に票の新規開拓に成功した。時代の最先端を行くツボを押さえた効率的な運動展開は、全米的な「オバマ旋風」を巻き起こす原動力となった。

 セルマから1年後の今年2月、バージニア州での集会で、見違えるように「成長」したオバマ氏を見た。彼は自信をもってこう語った。「私には人々を統合する力がある。そして私の大統領就任式では、米国民はこの国が変わったと実感するだろう。私には、当選しなければならないきちんとした理由があるのだ」

 そして歴史的瞬間の4日。オバマ氏は「できない、と私たちに語る人には、変わることのない信念でこう答えよう。私たちはできる、と」と訴えた。多くの人が涙を流し、「アメリカに神の恵みを」の大合唱が全米に響き渡った。このシーンを全世界の人たちが見た。そして、米国が変わろうとする息吹を感じたに違いない。(北米総局)

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人種の壁に風穴あけたオバマ氏

 毎日新聞に掲載された「記者の目」に及川正也氏の記名記事『人種の壁に風穴あけたオバマ氏』が掲載されている。

 この素晴らしい論評を加筆訂正なしで、原文のままをここに転載します。

記者の目:人種の壁に風穴あけたオバマ氏

 米国社会を分断する「人種の壁」。それは誰もが目をそむけようとするものだが、米国に暮らす以上、必ずぶち当たる壁でもある。米民主党のオバマ上院議員(47)は4日、その分厚い壁に風穴を開けた。「初の黒人大統領」。私が見たオバマ氏は、単に黒人の平等をひたすら追求する「夢想家」ではない。強固な精神で未到の境地を切り開いた「開拓者」だ。

 オバマ氏は予備選、本選を通じて全米に「旋風」を巻き起こした。だが、簡単に「人種の壁」を越えたわけではない。奴隷解放宣言から150年近くたっても、人種差別は米国社会に根強く残っているのだ。

 オバマ氏が最初に「人種の壁」にぶち当たり、苦悩したのはハワイで暮らしていた少年時代だ。

 オバマ氏の父親はケニアの黒人、母親は米国の白人だ。選挙戦当初、「オバマは十分に黒いか」という論争があった。オバマ氏の母の先祖は奴隷を使っていたことがわかっている。このため、奴隷の流れをくむ他の一般の黒人たちが「我々のような本当の黒人ではない」と批判したのだ。

 米国で黒人と白人などの異人種間の結婚は7.5%(05年)を占め、増加の一途だが、35年前は2%未満にすぎなかった。そして、黒人と白人の子供らは、今でも自らの肌の色を「白」と言えず、自らを「黒人」と規定する以外に生きる道はない。だが、少年・オバマには過酷な選択だった。中学2年のとき黒人を意味する差別用語の「クーン」と呼ばれ、相手の少年を殴ったことが自伝につづられている。

 2年にわたった大統領選取材で忘れられない場面がある。昨年3月。公民権運動で黒人と警官隊が衝突した「血の日曜日」事件(65年)の記念行事に出席するオバマ氏を追い、南部アラバマ州セルマを訪れたときのことだ。

 千数百人の聴衆を前にオバマ氏は「私は自由のために戦った先人の黒人たちの申し子だ」と訴えた。涙する黒人もいて、地元紙の白人記者は私に「オバマは黒人のケネディ大統領だよ」と誇らしげに語った。

 だが、ビル・クリントン前大統領が遅れて駆け付けると、空気が一変した。オバマ氏の周りから人々がさっと引いた。そして、彼らは「初の黒人代表の大統領」と言われたほど黒人に人気がある前大統領の周りに集まったのだ。

 私はオバマ氏の全米的な注目度にもかかわらず、「黒人は大統領になれない」という、黒人社会自らが醸し出す無力感を痛感した。2人は記念行進の際、最前列の両端にわかれ、よそよそしさすら感じさせた。

 オバマ氏は、そうした「人種」をめぐる苦難を乗り越え、選挙戦を勝ち抜いた。理由は三つあると思う。

 一つ目は、「夢と希望」のスローガンで米国民持ち前の開拓精神を呼び覚ましたことだ。米国の閉塞(へいそく)感には、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件に揺れた70年代の息苦しさがある。「夢と希望」は、閉塞感を払しょくしようともがき、「働けば報われる社会」や「潤いのある社会」を渇望している米国民の琴線に触れた。時代感覚を反映する絶妙な殺し文句だった。

 二つ目は、「変革」を旗印にしたオバマ氏を、時代の花形に祭り上げた米国社会の劇的な変化だ。

 米国は2050年までに白人が人口比率で5割を切り、少数派に転じる。07年から08年に、バージニアなど各地の州議会で奴隷制謝罪決議が相次いだのは、「新たな米国」を受け入れるための「けじめ」ともいえるだろう。

 三つ目は、その夢を実現させるための手法だ。選挙戦ではインターネットや携帯端末を駆使した集金、宣伝活動を大展開し、若者を中心に票の新規開拓に成功した。時代の最先端を行くツボを押さえた効率的な運動展開は、全米的な「オバマ旋風」を巻き起こす原動力となった。

 セルマから1年後の今年2月、バージニア州での集会で、見違えるように「成長」したオバマ氏を見た。彼は自信をもってこう語った。「私には人々を統合する力がある。そして私の大統領就任式では、米国民はこの国が変わったと実感するだろう。私には、当選しなければならないきちんとした理由があるのだ」

 そして歴史的瞬間の4日。オバマ氏は「できない、と私たちに語る人には、変わることのない信念でこう答えよう。私たちはできる、と」と訴えた。多くの人が涙を流し、「アメリカに神の恵みを」の大合唱が全米に響き渡った。このシーンを全世界の人たちが見た。そして、米国が変わろうとする息吹を感じたに違いない。(北米総局)

オバマ氏47才は、建国以来三番目に若い大統領になる。一番若くして大統領に就任したのは、かの有名なJ.F.ケネディーで、当時ケネディーは43才であった。オバマ氏より若いもう一人の大統領は、W.クリントンで、就任当時46才であった。オバマ氏は、若いだけでなくこの秀でた二人の大統領に匹敵する「ヒストリー・メーカー」となることでしょう。涙しているアフリカ系米国人がテレビに映し出されていた。素晴らしい歴史的な時代に生きていて良かったと思う。

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人種の壁に風穴あけたオバマ氏

 毎日新聞に掲載された「記者の目」に及川正也氏の記名記事『人種の壁に風穴あけたオバマ氏』が掲載されている。

 この素晴らしい論評を加筆訂正なしで、原文のままをここに転載します。

記者の目:人種の壁に風穴あけたオバマ氏

 米国社会を分断する「人種の壁」。それは誰もが目をそむけようとするものだが、米国に暮らす以上、必ずぶち当たる壁でもある。米民主党のオバマ上院議員(47)は4日、その分厚い壁に風穴を開けた。「初の黒人大統領」。私が見たオバマ氏は、単に黒人の平等をひたすら追求する「夢想家」ではない。強固な精神で未到の境地を切り開いた「開拓者」だ。

 オバマ氏は予備選、本選を通じて全米に「旋風」を巻き起こした。だが、簡単に「人種の壁」を越えたわけではない。奴隷解放宣言から150年近くたっても、人種差別は米国社会に根強く残っているのだ。

 オバマ氏が最初に「人種の壁」にぶち当たり、苦悩したのはハワイで暮らしていた少年時代だ。

 オバマ氏の父親はケニアの黒人、母親は米国の白人だ。選挙戦当初、「オバマは十分に黒いか」という論争があった。オバマ氏の母の先祖は奴隷を使っていたことがわかっている。このため、奴隷の流れをくむ他の一般の黒人たちが「我々のような本当の黒人ではない」と批判したのだ。

 米国で黒人と白人などの異人種間の結婚は7.5%(05年)を占め、増加の一途だが、35年前は2%未満にすぎなかった。そして、黒人と白人の子供らは、今でも自らの肌の色を「白」と言えず、自らを「黒人」と規定する以外に生きる道はない。だが、少年・オバマには過酷な選択だった。中学2年のとき黒人を意味する差別用語の「クーン」と呼ばれ、相手の少年を殴ったことが自伝につづられている。

 2年にわたった大統領選取材で忘れられない場面がある。昨年3月。公民権運動で黒人と警官隊が衝突した「血の日曜日」事件(65年)の記念行事に出席するオバマ氏を追い、南部アラバマ州セルマを訪れたときのことだ。

 千数百人の聴衆を前にオバマ氏は「私は自由のために戦った先人の黒人たちの申し子だ」と訴えた。涙する黒人もいて、地元紙の白人記者は私に「オバマは黒人のケネディ大統領だよ」と誇らしげに語った。

 だが、ビル・クリントン前大統領が遅れて駆け付けると、空気が一変した。オバマ氏の周りから人々がさっと引いた。そして、彼らは「初の黒人代表の大統領」と言われたほど黒人に人気がある前大統領の周りに集まったのだ。

 私はオバマ氏の全米的な注目度にもかかわらず、「黒人は大統領になれない」という、黒人社会自らが醸し出す無力感を痛感した。2人は記念行進の際、最前列の両端にわかれ、よそよそしさすら感じさせた。

 オバマ氏は、そうした「人種」をめぐる苦難を乗り越え、選挙戦を勝ち抜いた。理由は三つあると思う。

 一つ目は、「夢と希望」のスローガンで米国民持ち前の開拓精神を呼び覚ましたことだ。米国の閉塞(へいそく)感には、ベトナム戦争、ウォーターゲート事件に揺れた70年代の息苦しさがある。「夢と希望」は、閉塞感を払しょくしようともがき、「働けば報われる社会」や「潤いのある社会」を渇望している米国民の琴線に触れた。時代感覚を反映する絶妙な殺し文句だった。

 二つ目は、「変革」を旗印にしたオバマ氏を、時代の花形に祭り上げた米国社会の劇的な変化だ。

 米国は2050年までに白人が人口比率で5割を切り、少数派に転じる。07年から08年に、バージニアなど各地の州議会で奴隷制謝罪決議が相次いだのは、「新たな米国」を受け入れるための「けじめ」ともいえるだろう。

 三つ目は、その夢を実現させるための手法だ。選挙戦ではインターネットや携帯端末を駆使した集金、宣伝活動を大展開し、若者を中心に票の新規開拓に成功した。時代の最先端を行くツボを押さえた効率的な運動展開は、全米的な「オバマ旋風」を巻き起こす原動力となった。

 セルマから1年後の今年2月、バージニア州での集会で、見違えるように「成長」したオバマ氏を見た。彼は自信をもってこう語った。「私には人々を統合する力がある。そして私の大統領就任式では、米国民はこの国が変わったと実感するだろう。私には、当選しなければならないきちんとした理由があるのだ」

 そして歴史的瞬間の4日。オバマ氏は「できない、と私たちに語る人には、変わることのない信念でこう答えよう。私たちはできる、と」と訴えた。多くの人が涙を流し、「アメリカに神の恵みを」の大合唱が全米に響き渡った。このシーンを全世界の人たちが見た。そして、米国が変わろうとする息吹を感じたに違いない。(北米総局)

オバマ氏47才は、建国以来三番目に若い大統領になる。一番若くして大統領に就任したのは、かの有名なJ.F.ケネディーで、当時ケネディーは43才であった。オバマ氏より若いもう一人の大統領は、W.クリントンで、就任当時46才であった。オバマ氏は、若いだけでなくこの秀でた二人の大統領に匹敵する「ヒストリー・メーカー」となることでしょう。涙しているアフリカ系米国人がテレビに映し出されていた。素晴らしい歴史的な時代に生きていて良かったと思う。

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2008年11月 7日 (金)

清朝末期の光緒帝、死因はヒ素中毒

 3日付の中国英字紙チャイナー・デーリーによると、今からちょうど100年前に死去した中国・清朝の光緒帝の死因は、ヒ素を大量に摂取したことによる急性中毒だったことが、最新の法医学検査で明らかになった。

 中国では2003年から、清朝の歴史編さん事業が進められている。

 1875年に3歳で皇帝となり、1908年11月に36歳で亡くなった光緒帝の死因をめぐっては、中国原子力科学研究院(CIAE)と北京警察、中国中央テレビ局(CCTV)による共同チームが、最新技術を駆使して解明に取り組んできた。

 同紙が研究報告書の内容として伝えたところによると、光緒帝の遺体から採取した毛髪には、通常の2000倍のヒ素が見つかった。

 遺髪や衣服、腹部組織から検出されたヒ素は201.5ミリグラムに上るという。

 ヒ素の致死量は60―200ミリグラムとされる。

 光緒帝は母親の姉にあたる西太后に擁立されて即位した。

 西太后は光緒帝が成長した後も実権を握り続け、1898年の戊戌の政変では、清の改革を試みた光緒帝を監禁した。

 光緒帝はその10年後に死去し、重病を患っていた西太后も直後に亡くなった。

 光緒帝の後を継いだのは、清朝の「ラスト・エンペラー」として知られる、わすか2歳の溥儀だった。

 同紙は歴史研究者の話として、自分の死期を悟った西太后や支持者らが、その後の光緒帝の動きを警戒して毒殺を図ったとの説を紹介している。 (CNN) 

もし本当ならば、怖い話である。自分が擁立した皇帝を毒殺したというのであるから。それも自分の死期が近いのを悟った西太后が毒殺の犯人であるらしい。昔は世界的に親子兄弟で王位継承で恐慌政治がおこなわれた歴史があります。

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2008年11月 6日 (木)

オバマ氏初黒人米大統領へ

 今日は米国の建国以来の歴史的な日となった。

 ある程度予測はされていたが、オバマ氏がマケイン氏を大差で破って次期米国大統領に決まったオバマ氏のニュースでもちきりである。

 私が25才でアメリカに行ったちょうどその時、大統領にケネディーが決まりました。

 移民の子でカソリック教徒だから米国大統領には向かないと非難されての勝利でした。

 「国家が何をしてくれるかの問題ではなく、貴方が国家に何をするかが問題だ」とする有名な演説をしました。

 キング牧師が南部のアラバマ州から首都ワシントンまで人種差別の撤退を旗印に、平和行進をしながら上京しました。

 黒人に参政権が与えられて10年目頃の話です。奴隷が解放されて50年目ころのことです。

 ケネディー大統領もキング牧師も暗殺されてしまいました。

 アメリカは、例えば、KKKという白人絶対主義を掲げる武装集団も存在する「銃社会」です。

 奴隷解放から110年、黒人に参政権が与えられて60年の年に若き黒人の大統領の誕生です。

 十分すぎるくらいに警護をしないと、何が起こるか判らないのがアメリカ合衆国です。

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2008年11月 5日 (水)

凍結マウスからクローンマウス誕生

 16年間、凍結しておいた死体から、クローン技術でマウスを誕生させることに、理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の若山照彦チームリーダーらが成功した。

 冷凍庫で凍らせた死体からクローンを作製したのはこれが世界で最初とのこと。

 永久凍土に眠るマンモスなど絶滅動物の復活が期待でき、死者の“再生”につながる可能性もはらむ研究だと高く評価されている。

 米科学アカデミー紀要電子版に4日発表される。

 クローンは、核を抜き取った卵子に、コピーしたい動物の体細胞の核を入れ、これを代理母の子宮に移して誕生させる。

 凍結死体の場合、薬剤で保護していないと細胞がひどく壊れるため、核を取り出すのが困難で、これまで報告されたクローン動物はすべて生きた細胞からできていた。

 若山照彦チームリーダーらは、細胞を培養液内で軽くすりつぶし、核だけを押し出すように抜き取る手法を開発した。

 氷点下20度で16年間凍結保存されていた研究用のマウスを解凍し、脳細胞や血液細胞の核を健康なマウスの卵子に注入した。

 さらに数多くの実験をこなすため、この卵子から、無限に増やせる胚性幹細胞(ES細胞)を作製した。

 取り出した核をマウスの卵子に入れる方法で、計4匹の赤ちゃんマウスの誕生に成功した。

 今回のクローンマウスは脳細胞由来だったが、若山照彦チームリーダーは「血液細胞ならどの部位からも入手できるので、絶滅動物の復活の可能性が高まる。

 ただ、クローン人間の作製はマウスなどより難しく、現在の技術では不可能だ」と話している。

 マンモス復活計画を進める入谷明・近畿大教授の話では、「マンモスはまだ1万頭ほど埋まっているとされ、新技術で復活に弾みがつく」としている。(読売新聞)

絶滅した動植物または絶滅危惧種の動植物の種や受精卵を適当な方法で保管することができれば、その該当する動植物をいつの世にかに再生させることが可能である。しかし、今回の発見は、マイナス20℃の永久凍土に埋まっているマンモスの細胞を使うと、死に絶えてしまったマンモスを生き返らせることも可能だという、夢のような話にと発展する。科学の進歩は、大変なこともできるようになりつつある。

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2008年11月 4日 (火)

ムカシトカゲの卵、200年ぶりに確認

 ニュージーランドにのみ生息し、絶滅の危機にある爬虫類「ムカシトカゲ」の卵が10月31日、北島ウェリントンのカロリ野生動物保護区で見つかった。

 ムカシトカゲが同国本島で営巣し、産卵しているのが確認されたのは、約200年ぶりとなるとのことである。

 生きた化石とも呼ばれるムカシトカゲは、約2億2500万年前の姿をとどめた爬虫類で、かつてはニュージーランドの各島に生息していたが、本島では人間が持ち込んだネズミなどの天敵のため、1700年代の終わり頃には絶滅した。

 現在では本島周辺の島々でのみ、生息が確認されている。

 ところが、カロリ野生動物保護区の職員が定時観察中に偶然、4個の卵を発見した。

 同保護区では繁殖を目指して2005年に70匹、07年に130匹を放していた。

 今回見つかった卵は、これらの個体が営巣したものと考えられるという。

 カロリ野生動物保護区のローゼン・エプソンさんによると、保護区内に放したムカシトカゲが営巣して産卵したことを確認したのは、今回が初めてだという。

 保護区の面積は約250ヘクタールで、別の場所で産卵されている可能性もあると期待している。

 見つかった卵は、順調に生育すれば来年3月までに孵化する見込み。(AP)

生きた化石と呼ばれるような希少動物などを自分の目で確認させるような自然観察の教育を子供達に与えてやりたいものです。日本国内にも生きた化石の動物として、「オオサンショウオ」や「カブトガニ」が生息しています。「実物に勝るものはなし」なのです。子供達に夢を与えられる教育ができたら、日本の将来は明るくなります。


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2008年11月 3日 (月)

3000年前の古代ヘブライ語が書かれた陶片発見 

 エルサレム郊外のエラの谷で、最古と見られる約3000年前の古代ヘブライ語が書かれた陶片が見つかった。
 
 死海文書を約1000年近くさかのぼる、ダビデ王時代のものと見られる。
 
 陶片が見つかったのは、エラの谷の要塞があったと見られる跡地の発掘現場からである。
 
 ヘブライ大学のヨゼフ・ガーフィンケル教授によると、陶片の大きさは縦・横15センチ四方で、黒い線で分けられた5行の文字列が見えるという。
 
 文章の解読はまだ実施していないが、「司法」や「奴隷」「王」といった単語の語源となる言葉が読み取れることから、司法関連文書ではないかと考えられている。
 
 陶片に書かれた文書や、同時に見つかった発掘物などを調査することで、古代ヘブライについての研究がさらに深まると期待されている。 (CNN)

遺跡はどこの国でも土中から発見されるのが多いようです。どうして土中に埋もれてしまうのでしょうか。砂漠のなかで孤立して栄えた国が砂に覆われてしまうのは、ある程度理解できます。明日香の遺跡も我々の足の下から発見されるようです。かねがね不思議に思っています。

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2008年11月 2日 (日)

田母神空幕長 確信の暴走

 田母神(たもがみ)空幕長の更迭により、世界的金融危機や景気悪化への対応に追われる麻生政権はさらなる逆風にさらされることになりそうだ。

 インド洋での給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案の国会審議に影響するだけでなく、政権の歴史認識を問われる事態にもなりかねない。

 12月に予定される日中韓首脳会談のホスト役である麻生太郎首相にとって冷や水を浴びせられた形だ。

 田母神空幕長の論文内容が浜田靖一防衛相から首相官邸に伝えられたのは31日午後6時ごろ。

 報告を受けた首相は、記者団の質問に「全然知らない。個人的に出したとしても立場が立場だから適切じゃない」と苦笑交じりに答え、平静を装った。

 しかし、政府高官は「確信犯としか思えない。政府方針と反する点は問題だ」と困惑を隠さなかった。

 首相はもともと「タカ派」で対中韓強硬論者とされてきた。

 しかし、外相時代からは靖国神社への参拝を自粛するなど、アジア外交に対しては現実路線に努めてきた。

 10月24日に北京で中韓両国首脳と会談した際も歴史問題に踏み込まず、信頼関係の構築を優先しただけに、現職自衛隊幹部の「造反」に官邸には失望感が広がった。

 民主党は新テロ特措法改正案を審議している参院外交防衛委員会で、浜田氏の監督責任などを問う集中審議を要求する構えだ。
 
 田母神氏の参考人招致も検討しており、改正案の採決日程に影響が及ぶのは確実とみられる。

 社民党の福島瑞穂党首は31日夜、毎日新聞の取材に「更迭は当然。歴史認識をねじ曲げる発言は許せない」と語った。(毎日新聞)

田母神空幕長にすると常々公言していることを文字にしただけで、何も新しいことはなく、特別なことではないと思っているのかもしれない。テレビの取材に対して答えている文言を聞いていると、国民のために信じていることを言ったまでとなんの悪びれもなく語っていた。とするとこのような人物を空幕長に任命した人の責任なのかもしれない。更迭て゜はすまされない問題を含んでいるかもしれない。

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2008年11月 1日 (土)

北朝鮮が拉致再調査拒否

 日本と北朝鮮で合意されていた日本人拉致被害者の「再調査」について、北朝鮮側が中国政府に「メリットがない」として拒否する考えを伝えていたことが30日、わかった。

 複数の日朝関係筋が明らかにした。

 北朝鮮の方針は中国政府を通じて日本政府にも伝えられたという。

 これを受け、日本政府は北朝鮮に効果的な圧力をかけるため制裁措置を見直すべく動き出した。

 また、外務省主導による外交ルート一辺倒だった対北朝鮮交渉の在り方を変え、新たなルートの開拓を目指す方針だ。

 日朝関係筋が在京中国大使館関係者の話として明らかにしたところによると、中国政府高官は9月の福田康夫前首相の退陣表明後、北朝鮮政府高官と意見交換した席で、日本人の拉致問題の再調査を開始する考えがあるのかをただした。

 これに対し北朝鮮高官は「仮に調査委員会を立ち上げたところで、どんな結果になっても日本国民は納得するはずがない。結局、(北朝鮮にとって)再調査は何のメリットにもならない」と述べたという。 (産経)

とても難しい国であることが良く理解できる。これまでの経緯からみると何でも似たような反応の仕方であるが、例えば、今回の日本人拉致被害者の再調査の件も委員会を立ち上げて調査しますと言ったときに、日本政府はそれに引き続き、先に話題が進むように次々と提案をしないのであろうか。しばらくしてから、あの調査の件はドウナリマシタカト聞くものだから、ほっておけば相手の政府はそれから考えるであろうと、手玉に取られているような気がしてならない。外務省に任せっぱなしの縦割り行政の弊害と思う、さらに外務省の担当局長は、これまでに何人変わっているのであろうか。情けない。

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