米感謝祭の食事提供に長い列
米感謝祭の祝日にあたる27日、ボランティア団体が生活困窮者らに食事を提供する恒例のサービスが各地で実施された。
景気の悪化を反映して、記録的な数の希望者が詰めかけたケースが目立つという。
イリノイ州シカゴのキリスト教系地域支援団体、CILが設けたシェルターには、朝のオープンから40分の間に200人以上と、例年をはるかに上回る人数が訪れ、食事の配給を受けた。
責任者のメアリー・シェーバーさんによると、列の中には毎年通ってくるなじみの顔のほか、これまで寄付する側にいた人々の姿もあったという。
米国では、企業などから寄付された食料品を貧困層に配布する「フードバンク」と呼ばれる組織が、200カ所以上で活動している。
その調整役を務める団体、フィード・アメリカの広報担当者ロス・フレーザーさんによれば、「今年は希望者の列に新顔が多いと、どのフードバンクも報告している」という。
日常的に食料の配給を希望する人の数は、約1年前から次第に増えてきたようだ。
シカゴのフードバンクでは、今年7―9月の需要が前年の1.3倍を超え、希望に応じられないケースも出始めているという。
首都ワシントンのフードバンクでは、この半年で需要が2.5倍に急増したとのこと。
一方で、資金の寄付は10%減、食料品の寄贈も15%減と落ち込んでいる。
アラスカ州アンカレッジのフードバンクは同日、8カ所のシェルターで、感謝祭を代表する七面鳥のディナー5787食を配った。
昨年の約1.3倍だ。ここでも入ってくる寄付は減少傾向にあり、台所事情は厳しいらしい。
クリスマス用に保管されていた在庫にも手をつけざるを得なかったという。
担当者は「とにかくだれも断らず、希望者全員に食事を渡すことを最優先した。クリスマスにどうするかは、感謝祭の連休が終わってから考えます」と、肩をすくめた。 (AP)
世界同時進行の百年に一度と言われている経済不況は、どこも大変のようだ。日本ではあまり見かけないが、アメリカではキリスト教系の団体が毎年恒例の炊き出しをして希望者にたべものを提供している。希望者が増えるのに経済的な基盤は弱体化するという。この経済危機は、どうにかならないものでしょうか。
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