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2008年12月

2008年12月30日 (火)

の血流の悪化がアルツハイマー発症の引き金

 科学誌「ニューロン」の12月26日号に掲載される研究論文で、数年もしくは10年以上にわたって脳へ流れる血液量が次第に減少することが、アルツハイマー病発症の主要な引き金になる可能性があることが分かった。

 アルツハイマー病に関しては、脳が損傷を受けるメカニズムは十分に解明されているが、今までのところ、何がそのメカニズムを引き起こす原因となるかは分かっていない。

 今回の新たな研究は、血液によって運ばれる脳のエネルギー源となる糖質のグルコースの不足が一連の生化学反応を引き起こし、アルツハイマー病の原因となるニューロンを攻撃する有害タンパク質の蓄積につながるとしている。

 研究を主導した科学者は、この研究結果は脳への血流の改善がアルツハイマー病の予防および治療に有効な方法である可能性を示しており重要だと述べた。

 同研究者は運動、コレステロール低下、高血圧の抑制などがすべてアルツハイマー病の予防法となるだろうと指摘している。

 また早期にこれらの予防を開始すればアルツハイマー病になるのを防げるかもしれないと述べるともに、既に血管狭さくの症状が表れている人でも、血管拡張剤を用いれば脳への酸素とグルコースの供給を改善することができるだろうとしている。 〔AFP=時事〕

若年性または老人性の痴呆としてのアルツハイマー病の発症の引き金が血流に関係するのであれば、毛細血管を少しだけ太くすると、血圧も下がるけれど、下げ過ぎないで棲むにコントローするような治療法が開発されれで、アルツハイマー病の発症を予防できるかもしれない。既に発症している人の脳にも影響が出るのであろうか。もう少し研究が進むことを期待したいものです。

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2008年12月29日 (月)

大間のクロマグロ今年最高値

 首都圏の台所である東京・築地市場(中央区)で28日朝、生鮮クロマグロにキロ当たり4万円の今年最高値が出た。

 前日の27日や今年の初市(1月5日)でも2万円台の高値が付いたが、これらを大幅に上回った。

 4万円台乗せは2005年12月28日以来、ちょうど3年ぶり。

 最高値が付いたのは高級マグロの代名詞となっている青森県大間産のクロマグロだ。

 数日前からのしけで、同日は津軽海峡産など近海のマグロが「ここ数年でも珍しいくらいの品薄状態」(同市場卸会社)になっていた。

 大間産で特に人気のある100キロ以上の大型はこの魚1匹のみで、高級すし店などからの注文を受けた仲卸業者の買いが集中した。

 見る見るうちに競り値はつり上がった。

 すし店のほか、百貨店や料理店などに卸されるという。(共同)

市場での骨や皮つきのセリ値が一キロ4万円であると、さばいた後の末端では100グラムの価格は6~7千円はするのでしょう。刺身一切れまたはお寿司一貫の値段はいかほどになるのでしょう。私などには想像すらできない高根の花である。しかし、今後は、クロマグロに限らず新鮮な魚介類は、お金を出しても買えない時代になるようですから、今が食べおさめなのかもしれません。近大水産学部ではマグロなどの高級魚の養殖に成功しています。そのうちに養殖した刺身が出回るようになることでしょう。それにしても、皆さんは一キロ四万円をどのように思われますか。

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2008年12月28日 (日)

米国民7割が自動車大手への追加金融支援に反対

 経営難に襲われる最大手ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手3社にブッシュ政権が総額174億ドル(約1兆5660億円)相当の公的資金の緊急融資を決めた問題で、米国民の63%がこれを支持していることが最新世論調査結果で22日分かった。反対は37%だった。

 ただ、約70%はさらなる金融支援に反対し、倒産させる方が良いと回答したとのこと。

 追加支援に賛成したのは28%だった。53%は、自動車大手への政府の救援は米経済の再建に寄与しないと考えていた。

 82%は、大手自動車の首脳陣に対し否定的な評価を与えた。

 自動車労組の指導者に対しては61%が好感を示さなかった。

 また、三分の二は、経営破たんした自動車メーカーから車を買う可能性はないと応じていた。

 今回の世論調査は、CNNとオピニオン・リサーチ社が共同実施し、12月19日から同21日まで成人1013人を対象に電話で実施した。 (CNN)

米国の基本的な経済政策が破たんして、百年に一回という金融危機が世界的な規模で同時に急速に進展している。どこの政府も何とかしないと場合によっては国家が破たんするとの危機感を募らせている。これに対して米国民の感じ方は、米自動車大手3社の経営者と自動車労組の指導者に対する憎しみのような感情が先行し、これ以上救済策を施す必要がないと言っているようだ。米自動車大手3社が経営破たんすると三百万人の失業者が出るらしい。それは米国内のでき事だけでは済まされないので、これからどうなるのであろうか。不安な要因はまだまだ続きそう。

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大間kマグロ今年最高値

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2008年12月27日 (土)

死刑の可能性―メラミン混入ミルク事件

① 死刑の可能性
 26日付新華社電によると、有毒物質のメラミンが混入した粉ミルクなどを製造・販売した三鹿集団の会社幹部を被告とする刑事裁判が同日、始まった。

 同事件は、乳幼児を中心に29万人以上に健康被害を出しており、最高で死刑が言い渡される可能性があるという。

 検察側は、三鹿集団の元董事長(代表取締役)である田文華被告らに対して、刑法144条を適用して求刑するとみられている。

 刑法144条は、「食品の製造・販売において有害・有毒な非食品原料を混入、または有害・有毒な非食品物質が混入されていると知りながら製造・販売した」場合に適用される。

 死者が出たり、特別に大きな健康被害を出した場合には、最高で死刑が適用される。

 同事件は9月上旬に表面化したが、中国衛生部は12月1日、調査の結果、表面化前に中国全国で6人の乳幼児が、問題のあるミルクの使用で死亡した可能性があると発表。

 また健康被害が空前の29.4万人に達したことから、「刑法144条の適用で死刑の可能性」と報じた。

 河北省高級人民法院(裁判所)の関係者は、三鹿集団関係の裁判は石家荘市中級法院で、その他の乳業企業関係者を被告とする乳製品へのメラミン混入事件の裁判は、他の裁判所で同時に審理を進めると説明した。

 大きな社会問題となった事件を扱うだけに、厳重に警備されている。メディアの取材は19社だけが許され、1社につき記者1人分の入場許可証が配られた。(毎日)

② 製造元が119億円賠償
 26日付の中国各紙によると、有害物質メラミンが混入した粉ミルクで健康被害が生じた問題で、最大の被害者を出し、破産した粉ミルク製造元の三鹿集団(河北省石家荘市)は被害者への賠償のため9億200万元(約119億円)を全国乳業協会に支払った。

 石家荘市当局が25日、明らかにした。

 中国当局は被害者による個別の損害賠償請求訴訟を封じ込めているが、同協会を通じて賠償問題を解決する意向とみられる。

 同紙によると、賠償費用は40億元程度と見積もられ、このうち医療検査費26億元は政府が負担、残りを三鹿などの製造元22社で分担するという。(共同)

裁判が始まり極刑が言い渡されると「刑法144条の適用で死刑の可能性」が三鹿集団の会社幹部に出てきた模様。それを察知したからではないでしょうが、「製造元が119億円賠償」を申し出たようである。それでもその金額の数倍の金額がないと足りない模様。さてどうなるか静かに観察しましょう。

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2008年12月26日 (金)

中国、「安全確認できるまで」乳製品の輸出停止

①中国政府が、有害物質「メラミン」による食品汚染問題で、日本など在北京の各国外交団を集めて説明会を開き、原因などを詳細に説明していたことが1日、わかった。

 中国製食品で同様の問題が再発した場合に迅速な通報を要請するなど、中国政府として異例の対応となった。

 日中関係筋によると、説明会は現地時間30日午後、中国国務院の担当幹部が約1時間にわたって行った。

 汚染された製品を販売した三鹿集団(河北省石家荘市)については「製造から販売まで工程全体の管理監督に重大な欠陥があった」と説明した。

 さらに、〈1〉三鹿集団が消費者の苦情を受けてから石家荘市政府に検査結果を報告するまで8か月かかった〈2〉市政府から河北省政府への報告がさらに1か月以上かかった――などとして、「報告義務違反であり、法に基づき責任者を厳格に処分する」と述べた。

 また、乳製品は安全性が十分に確保されるまで輸出しないことを約束したもよう。

 国務院に対策本部を設置し、「今回の件を教訓に食品の管理監督の水準を向上させたい」と表明したという。(読売新聞)

②新華社電によると、中国河北省の石家荘市政府は25日、有害物質メラミン入りの粉ミルクを製造した大手乳製品メーカー「三鹿集団」が、破産手続きに入ったと発表した。

 メラミン入り粉ミルクによって腎結石などの健康被害が出た乳幼児は中国全土で約29万4000人に上っており、その多くを製造していた三鹿集団は9月に生産を停止していた。(読売新聞)

毒入り冷凍ギョウザの原因究明も何だか分からないままになっているように記憶している。中国政府は、一部の役人がワイロを貰って黙りこくってしまう体質を見て見ないふりをして、ホトボリガさめるまでのしんぼうと心得ているのかも知れない。このだび乳製品の輸出を当分の間禁止すると発表した後に、三鹿集団は破産の手続きに入り責任を闇に葬るつもりらしい。一部の人の利益確保術で中国が受けた被害の実態が理解できないようだ。これで世界の大国と誰が信じましょう。

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2008年12月24日 (水)

鍾乳洞の地底湖に謎の細菌集合体

 イタリア中部マルケ州にある「フラサッシ鍾乳洞」の地底湖で、細長いひも状につながった微生物の集合体が多数発見された。

 米ペンシルベニア州立大の研究チームが23日までに発表した。

 細菌と古細菌で構成され、細菌の一部は硫酸塩をエネルギーに変えていると考えられるが、なぜひも状なのかなど謎が多い。

 深海と同様に生物が生きられる極限環境を探るのに役立つとみられる。

 見つかったのは地下500メートル弱の地底湖の水中で、酸素が乏しい環境であるとのこと。

 ひもは長さ1~2メートル、直径5ミリ程度で、分泌物でぬるぬるしている。

 一部を採取してDNAを解析したところ、さまざまな細菌や古細菌の集合体であることが判明した。

 古細菌の半分以上は深海底で見つかる仲間だったが、何をエネルギー源にしているかは分かっていない。

深海底の熱水の噴出口の近くには、色々な生物が生育していることがあるようです。吹き出している熱水は、塩分をあまり含まない淡水のこともあるようですが、時には高濃度の硫化水素を含む熱水もあるようです。そのような酸素が少なく硫化水素の多い環境では、普通の微生物をふくむ生物は生きられないが、酸素(O)の代わりに硫黄(S)を使える生物が生育しているのだそうです。今回の調査対象となった地下500メートルにある鍾乳洞の地底湖は、酸素が乏しい環境とのことであるが、調査した人間に危険はなかったのであろうか。

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2008年12月23日 (火)

市職員グループ、宝くじの共同購入で180億円当てる

 オハイオ州西部ピクア市の職員が、共同で購入していた宝くじで2億700万ドル(約180億円)の賞金を当てた。

 宝くじを当てたのはピクア市職員15人のグループ。

 5年間にわたって週に2回、宝くじを買い続けていた。

 購入仲間の1人、ロイヤル・デイビスさんが地元のスーパーマーケットで買った宝くじで12日、賞金を当てた。

 共同購入仲間でもある義父のトム・ヒルさんに当選を伝えると涙を流して喜んだといい、「これで両親の生活を支えたい」とデイビスさん。
 
 市職員としての仕事は気に入っており今後も続けるつもりだが、「まずはピカピカの新車を買いたい」と抱負を語った。

 グループに加わっていたほかの職員も、両親の生活を支えたい、仕事を辞めてボランティアや旅行がしたいなどと口々に夢を語っているとのこと。 (CNN)

確率からすると起こり得ないようなことが現実となった「夢物語」である。これまでの五年間に買い続けた宝くじ代金はどのくらいになるのであろうか。それにしても15人で180億円であるから、一人当たり12億円もの大金を受け取れる計算になる。これでこの15人の人生が狂ってしまわないことを期待したいものである。

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2008年12月22日 (月)

40年後に「借金」返済

 欧州旅行中の1969年にベルギーで英国人男性から5ポンド(現在の換算で約670円)を借りたオーストラリア人男性が、約40年ぶりに借金を返したという逸話。

 英国のジム・ウェブさん(72)は69年4月、友人と訪れたベルギーのオステンドで豪州からの旅行者ゲーリー・フェントンさんと出会った。

 旅費が底を突いていたフェントンさんは英国までのフェリー代をウェブさんから借金し、到着後に必ず返すと約束し、自分の住所を紙に書いて渡した。

 それから40年近く過ぎた今月14日のこと。ウェブさんが英シェフィールドにある自宅に帰ってみると、200ポンド(約2万7000円)の現金とメモが届けられていた。

 メモには「善良なるジム・ウェブへ。借金返済が遅れたゲーリー・フェントンより」と書かれていた。

 200ポンドは返せないままだった5ポンドの40年分ということらしい。

 「読んでジーンときた。約束しても破られ、人間性への信頼を失うこんなご時世にねえ」。

 ウェブさんはBBC放送に対しその時の感想を語り、「40年といえば長い月日だ。借金を返せなくて彼は心を痛めていたに違いない」と相手を思いやった。

 ウェブさんによると、現在シドニー在住のフェントンさんはメモに、古い書類を調べていてウェブさんの住所を見つけ、英国を訪れた際に借金を返そうと思い立ったのだと記していたという。

 フェントンさんはメモに自分の電子メールアドレスしか残しておらず、ウェブさんは連絡を試みたもののまだ返事はないそうだ。 〔AFP=時事〕

40年前の5ポンドは、現在の670円よりはもう少し価値があったと思う。しかし、40年前の40と5ポンドを掛けて200ポンドなのでしょう。お金に限らないが、世話になったりお金を借りたりしても、世話になった方は結構忘れてしまうことが多いと思う。それにしても40年前の住所を見つけ出せたことは幸運であった。

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2008年12月21日 (日)

顔面の8割の移植手術に成功

 米オハイオ州クリーブランドの「クリーブランド・クリニック」は16日、女性患者の顔面の約80%に相当する皮膚組織の移植手術に成功したと発表した。

 ほぼ顔全面に及ぶ移植手術は世界で初めてだとしている。

 手術は女性医師をリーダーとする8人のチームによって、外傷で顔が変形した女性患者に対して行われた。

 患者の名前など詳しいことは明らかにされていない。

 顔面への移植手術の成功例は世界でこれが4例目で、米国では初めてであるようだ。

 2005年にフランスで、犬に襲われて顔を負傷した38歳の女性に世界初の顔面部分移植手術が実施され、翌2006年には中国でクマに襲われた30歳の男性に施された。

 また、2007年に顔に腫瘍ができた29歳のフランス人男性に手術が行われた。

 顔面の移植手術は、移植された組織の不適合や拒否反応を抑制する薬による合併症など、患者に一生つきまとう危険性が高いことや、命を救う措置ではなく人生の質を改善する性格のものであることなどから論議を醸している。 〔AFP=時事〕

皮膚を含む顔面の移植手術は、世界的にあまり行われないようです。その最大の要因は、色々な危険が予測されるだけでなく、危険を冒してまで「整形美容手術」の範疇にはいる手術を施す必要性があるかとの問題があるからと思われます。火傷が原因で顔面に損傷を受け、その後治癒したとしてもケロイド状の瘢痕がのこることもありましょう。顔面に傷があると人前にでるのも億劫になりましょう。だからと云って顔面の移植手術を受けても完全に前と同じになるとは限らず、手術のあとは見えるかも知れません。本人の願望と世間一般の評価とは、かならずしも一致しないでしょう。

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2008年12月20日 (土)

教育を国家戦略の中心に

 麻生太郎首相は18日、内閣発足後初めて政府の教育再生懇談会(座長・安西祐一郎慶応義塾塾長)を開き、教育を国家戦略の中心に据える考えを示した。

 「公教育の充実」に向け、早急に具体策をまとめるように要請した。

 教育再生懇は、首相に教科書の充実など教育の「質の向上」に向けた具体策を提言した第2次報告を提出した。

 首相はこの報告を早急に教育行政に反映させ、省庁の枠を超えて「教育立国」を目指す考えだ。

 教育再生懇は今後、公教育の充実に向けさらなる提言をまとめるとともに、スポーツ庁設置、科学技術の奨励、外国人の日本語教育支援などに関するワーキングチームを複数設置し、来春までに新たな報告書をまとめる方針。

 首相補佐官は設置せず、河村建夫官房長官が陣頭指揮を執る。

 現在10人のメンバーも約15人に拡充する予定だ。

 会合で首相は「自然資源に恵まれない日本では人材が一番の資源になる。そのためには質の高い教育、信頼できる教育が大変に重要だ」などと述べた。

 第2次報告書は、改正教育基本法と、学習指導要領の改定を踏まえて作成された。

 国語、理科、英語の教科書はページ数を倍増し、練習問題などを充実させることを提言している。

フレアー氏が英国首相に就任したときの所信表明演説のなかで、国家としての最重要課題は「一に教育、二に教育、三に教育」と述べたことを英国民への強烈なメッセージとしていまも私は記憶しています。日本の麻生首相は、期待されたほどには人気が上がらないが、「漫画太郎」などと悪口を言わせないためにも、公教育には力を注いでもらいたいものです。

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2008年12月18日 (木)

鳥インフル:卵が感染、家きん37.7万羽処分

 中国農業部は16日、江蘇省内で鶏卵から鳥インフルエンザのH5N1型ウイルスが見つかったため、家きん類37.7万羽を殺処分にしたと発表した。

 感染が確認された家きんは見つかっていないという。

 江蘇省政府の獣医部門が15日に、同省南通市海安県と塩城市に属する県級東台市で、養鶏農家で採取した鶏卵のサンプルが、陽性反応を示したことを農業部に報告した。

 農業部はただちに、「該当地域での家きん類の殺処分」「家きん類と関連品の流通制限」「消毒の徹底」を指示した。

 農業部の発表時までに、家きん類37.7万羽が処分されたという。

 専門家は、江蘇省内でのH5N1型ウイルスの検出は、渡り鳥による感染とみている。

 江蘇省では家きん類に対する鳥インフルエンザのワクチン接種を進めており、抗体合格率は国家基準の70%を上回る89%以上に達したという。

 国家鳥インフルエンザ参考実験室は農業部に対して、江蘇省で鳥インフルエンザ陽性反応を示した鶏卵の分析を進め、ウイルスに変異がないか確認するよう求めた。

 中国動物衛生流行病学センターは現地に専門家チームを派遣し、感染経路の調査を始めた。

 香港で鳥インフルエンザ感染が確認されたとして、12月10日に実施された鶏約4万羽を処分した。(毎日)

鶏卵から鳥インフルエンザウイルスの強毒型のH5N1が検出された。しかし、感染したトリは見つかっていないという。親鳥が感染してなくてどのような経緯からその卵が感染するのでしょう。意味が良く判らないようです。大問題にならないことを期待しています。

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2008年12月17日 (水)

断食は長生きのもと 寿命1・5倍に

 土の中に住む線虫は、断食を繰り返すと最大1・5倍も寿命が延びることを、京都大学生命科学研究科の西田栄介教授らが突き止めた。

 人間にそのまま当てはまる訳ではないが、断食を繰り返し、食べる時は好きなだけ食べた方が、食事の量を減らすよりも長生きできるかもしれない。英科学誌ネイチャー電子版に15日、発表した。

 西田教授らは線虫に2日間、十分に餌を与えた後、2日間断食させる、というサイクルを繰り返し、餌をずっと与え続けた場合と比較した。

 その結果、平均24日だった寿命は36~40日と、50%以上延びたという。

 モデル動物の線虫の寿命には、人間にもあるレブという遺伝子が関係しており、このレブ遺伝子の働きを止めると、断食を繰り返したり餌を制限したりしても、寿命は延びなくなった。(読売新聞)

寿命の長短は、どのような要因が関与して決定しているのだろうか。今回の報告のように断食を繰り返すと1.5倍も長生きすることもあるらしい。しかし、ガンを移植したマウスに命を維持するのに必要な栄養分のギリギリしか与えないと、もちろんヤセ細るけれども、栄養分を十分に与えているマウスよりも優位に長生きする。もしかすると断食や食事制限が長寿をうむのではなく、過食などが寿命を縮めているのかもしれない。肥満は万病の元は、ある意味で当たりなのでしょう。

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2008年12月16日 (火)

ラクダやカンガルーを食べて環境守れ

 オーストラリアの研究機関は9日、同国に移入され野生化したラクダが100万頭を超えるまでになり、環境を破壊しているとして、ラクダを「食べて減らす」よう提唱した。

 一方、同国では先に、気候変動を防ぐためとして、カンガルー肉の消費拡大の呼び掛けも行われている。

 ラクダは荷物運搬用として19世紀末から20世紀初めにかけて豪州に移入された。

 しかし、道路や鉄道の発達に伴い無用となったラクダは野に放たれて野生化し、天敵がいないため急増した模様。

 研究機関の過去3年間の調査では、こうした野性ラクダが砂漠の生態系や水源を破壊しているという。

 報告書の共同執筆者であるマレー・マクレガー教授はAFP通信に対し、「ラクダを減らす得策は食べてしまうことだ」と述べるとともに、「私も食べてみたが、少し牛肉に似た赤身肉で、素晴らしい健康食品だ」と話している。

 カンガルー肉の消費拡大呼び掛けはラクダとは理由が異なる。

 国内で飼育されている牛や羊は温室効果ガスであるメタンを大量に吐き出すが、カンガルーのメタン排出量はごくわずかで飼育に適しているというのが根拠だ。 (AFP=時事)

人間は随分と勝手な動物だと思う。ラクダは労力提供動物としての必要があって移入したが、ある時を境に労働力は必要なくなってしまった。その時一番安い解決策として家畜としてのラクダを野に放ったのである。ラクダにすると幸いにして生き残り、野生化して繁殖している。その結果、思わぬ数にまで増え過ぎてしまったので、今度は頭数を減らすために「人間の胃袋にいれて処理しよう」というのであ。なにか良い方法はないものでしょうか。

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2008年12月15日 (月)

電気メスの火花が引火 患者が火傷

 県立中央病院(甲府市富士見)で11月下旬、帝王切開手術中に電気メスの火花が消毒薬のアルコールに引火し、手術を受けていた県内の30歳代の女性が右足に全治1か月程度のやけどを負っていたことが分かった。

 中央病院管理局によると、女性は布やビニールが敷かれた手術台の上に横になっていた。

 医師らが、アルコール濃度の高い消毒薬で女性の腹部周辺を消毒した後、布をかけた状態で手術をしていたところ、女性の右太ももの内側付近から炎が出ているのを見つけ、近くにあった食塩水をかけて消火したという。

 女性は太ももに直径10センチほどのやけどを負った。

 管理局は、消毒薬が十分蒸発しないうちに布をかぶせたため、布の内側に残ったアルコール成分に引火したとみている。

 事故後は、再発防止策として、すべての手術でアルコール濃度の低い薬品を使うようにしたという。

 同病院の若月茂樹管理局長は「あってはならないミスで、誠に申し訳ない。二度と起こらないよう徹底していきたい」と話した。(読売新聞)

アルコールは、揮発性で引火性の高い液体であるから、火気には十分に注意をする必要があります。私などは手術用の電気メスなとは使いませんが、アルコールは色々な場面で使用していました。ある時などは「ガラス棒」を火炎で滅菌するために、ガラス棒をアルコールにひたして、それをバーナーの炎にかざして火でアルコールを飛ばすことと加熱での滅菌の操作を何回か繰り返していました。このような操作をする場合、自分の手を消毒用アルコール綿で拭くことをします。このとき手指を十分に乾燥させないうちにガラス棒を炎にかざすと、手や酒精綿に火がつくことがあります。あわてると火傷することもありますが。空気を遮断するとアルコールの火はすぐに消すことができます。それにしても麻酔をかけて帝王切開の手術中に電気メスの火がアルコールに引火するとは珍しい事故もあるものですね。

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2008年12月14日 (日)

動物園のゾウ、野生よりもはるかに短命

 動物園で飼育下にあるゾウの寿命は、野生のゾウの寿命よりもはるかに短いとの比較研究結果を、英国とカナダなどの研究チームが12日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 生息環境などが原因だとしている。

 カナダ・グエルフ大学のジョージア・J・メイソン教授は、英国やケニアの研究者と協力し、欧州の動物園で飼育されているゾウと、ケニアのアンボセリ国立公園の野生のアフリカゾウ、ミャンマー(ビルマ)で木材運搬に従事している働くアジアゾウについて、生存年数を調査した。

 その結果、アフリカゾウの年齢の中央値は、欧州の動物園で16.9歳と、アンボセリ国立公園で自然死したゾウの56歳、自然死ではなく人間に殺されたゾウの寿命35.9歳をはるかに下回っていた。

 アジアゾウについても同様の傾向が見られ、欧州の動物園では年齢中央値が18.9歳で、ミャンマーでは働くゾウの41.7歳より、大差で短かった。

 AP通信は、年齢の中央値について、その年齢のゾウよりも若い個体の半数が死んでおり、年上の個体の半数が生きている年齢と説明している。

 メイソン教授によると、世界の動物園で飼育されているゾウは約1200頭で、このうち半数が欧州に集まっている。

 寿命の差が大きい理由として、野生であれば十分に広い場所で暮らしているゾウが、動物園では限られた狭い範囲でしか生活できないこと、野生下では通常、8~12頭の群れで暮らしているが、動物園では1頭、多くても数頭でしか生活していない点を指摘している。

 このほか、アジアゾウの赤ちゃんの死亡率は動物園の方が、ビルマで木材運搬しているゾウよりも2~3倍高いことが分かったという。

 これについては、理由は分からないと話している。(CNN/AP)

動物園で飼育されている動物の方が、十分な食べ物が与えられているから、野生の動物よりは健康体で且つ長寿命とばかり思っていた。しかし、与えられる栄養価などよりは自然に歩き回れる十分な環境と仲間がいることの方がより大切であるらしい。云われてみると当たり前のことなのでしょう。動物園の動物の寿命を延ばす政策を考える必要がありそうです。

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2008年12月13日 (土)

今年の漢字は「変」、清水寺で発表

 今年を表す漢字は「変」――。

 日本漢字能力検定協会(本部・京都市下京区)が全国から公募した「今年の漢字」が12日、清水寺(京都市東山区)で発表された。

 森清範貫主が大型の和紙に、巨大な筆を使って一気にしたためた。

 同協会によると、「変」の文字には日本の首相交代やオバマ次期米大統領の「チェンジ」(変革)など内外の政治の変化、株価暴落や円高ドル安などの経済の変、食の安全性に対する意識の変化、世界的規模の気象異変による地球温暖化問題の深刻化、スポーツ・科学分野での日本人の活躍に表れた時代の変化などの意味が込められ、政治・経済をはじめ、よくも悪くも変化の多かった一年を象徴するという。

 去年の漢字は「偽」、一昨年は「命」だった。

去年一年間を表す漢字は「偽」でとても嫌な文字であった。今年は、よいか悪いかの区別なく「変」だそうだ。去年の偽よりは変の方がよほどましだと思う。さて来年は「丑年」なのでどのような年となるのでしょう。

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2008年12月12日 (金)

妊娠装いサルを密輸した母娘に有罪判決

 衣服の下に「サル」を隠し、妊娠を装ってタイから米国へ密輸した母娘が、野生動物保護法違反などの罪で、有罪判決を受けた。

 米ワシントンの検察当局が9日、明らかにした。量刑言い渡しは来年3月で、最高で禁固20年の実刑が下される。

 有罪となったのはジプシー・ローソン被告(28才)と母親のフラン・オグレン被告(56才)。

 ローソン被告は昨年、ブラウスの下に眠らせた子ザルを隠し、お腹が大きい妊婦を装ってタイ・バンコク発の航空便でロサンゼルス国際空港に到着し、サルの密輸に成功していた。

 2人が米国に連れてきたアカゲザルは、飼育するために許可が必要で、通常は研究や繁殖目的などの場合に認められる。

 また、米国内にサルなどを持ち込む際には申告が必要で、2人ともに飼育許可を得ておらず、申告もしていなかった。

 眠らされていた子ザルは野生動物保護当局が保護したとのこと。

 アカゲザルは人間に感染するウイルスを媒介することが知られているが、保護された子ザルは検査の結果、問題となるウイルスには感染していなかった。

 検察側は2人の日記やメモを押収した。衣服の下に隠せて、持ち込みが簡単な大きさのサルを探している内容や、飛行機に乗っている間サルを眠らせるための薬剤などを、いろいろと実験した様子が記されており、密輸の意図が明確だとしていた。

 2人の旅程は、2007年11月4日から5日にかけ、ワシントン州スポケーンを出発し、シアトル、韓国・仁川を経由してバンコクに到着した。

 2007年11月28日に、バンコクからロサンゼルスへの直行便に搭乗していた。(CNN)

何を目的に親子二人してサルを密輸入したのであろうか。サルは人間に近い動物であるだけに、サルの持っているウイルス、細菌やアメーバ-なども人間に感染する可能性が充分にある。少し前にはサルから人間に致死的なウイルス病を媒介する謎の殺人ウイルスの話が話題になったこともある。エボラウイルスなどがそのよい例である。危険を知らずにブラウスの下に隠していたと仮にすると、無知なのには驚きだ。

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2008年12月11日 (木)

理系学ぶ意欲、世界と差

 国際教育到達度評価学会(IEA)は10日付で、小学4年(第4学年)と中学2年(第8学年)を対象にした2007年の「国際数学・理科教育動向調査」(TIMSS)の結果を公表した。

 日本の平均点は前回の03年とほぼ同じだったが、現行学習指導要領実施前の1995年の調査よりは低かった。

 中2の理科が前回の6位から3位に上昇するなど、すべてで5位以内につけたが、学習意欲は際だって低かった。

 塩谷立文部科学相は「参加国・地域が増えたにもかかわらず平均点は前回以上で、学力の低下傾向に歯止めがかかった」と強調しているそう。

 前回調査や経済協力開発機構(OECD)の調査で、日本の学力低下が指摘されていた。

 参加した国・地域は、小4が14増の37(国際比較の対象は36)、中2は10増の50(同48)でした。
 
 日本の平均点は前回と同じか2~5点上回った。

 だが、1995年に比べると小4の理科は5点、中2の数学は11点低かった。

 学習意欲のアンケートも実施された。

 「勉強が楽しいと思うか」という問いに「強く思う」と答えた割合は、小4は算数が前回比5ポイント増の34%で、国際平均より21ポイント低かった。

 一方、中2は数学が9%、理科が18%で前回とほぼ同じで、国際平均よりも数学は26ポイント、理科は28ポイント下回った。(中日新聞)

 

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2008年12月10日 (水)

生きたがん細胞だけ光らせる技術、東大がマウスで成功

 蛍光物質を取り込ませて生きたガン細胞だけを光らせる技術を、東京大学の浦野泰照准教授らが開発した。

 将来は、ミリ単位の小さなガン細胞の塊を肉眼で確認しながら、手術することが可能になると期待されるている。

 科学誌「ネイチャー・メディシン」に8日発表した。

 ガン細胞は、正常な細胞は取り込まない特殊なたんぱく質を、リソソームと呼ばれる、弱酸性の細胞内小器官に運び込む性質がある。

 浦野准教授らは、この特殊なたんぱく質に、弱酸性に反応して光る有機物質をくっつけて、肺にガンのあるマウスに注射した。

 1日後に、マウスの胸を開くと、肺に1ミリ程度のガンの塊が光っているのが肉眼で確認できた。

 また、死んだ細胞では光が消えることもわかった。

 浦野准教授は「ガンだけが取り込むたんぱく質は複数知られており、様々な種類のガンに応用できる。米国で、臨床試験を計画している」と話している。(読売新聞)

発明や発見には、考えから生まれてくる理論的なものと、実験して初めて確認される技術てきなものとに分かれます。さらに重要性には無関係であるが、実用につながるものと、すぐには実用につながらないものもある。この度のガン細胞の特性を利用してガン細胞だけを光らせる技術は、誰にでも判りやすいものである。素晴らしい発見と思われます。

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2008年12月 8日 (月)

東金の女児遺体事件 裸の子供運ぶ男の目撃証言 

 千葉県東金市の保育園児、成田幸満ちゃん=当時(5才)が遺体で発見された事件は、ごく狭い範囲で短時間に殺害し、遺体を捨てるという特異な犯行だった。

 千葉県警は土地勘がある人物の犯行とみて、聞き込みを中心に捜査を展開した。

 犯人像が絞り込めない、謎が多い事件ともいわれたが、その「壁」を崩したのは、遺留品のレジ袋の指紋の一致とともに、徹底した聞き込みから得られた遺体遺棄現場近くでの「裸の子供を運んでいる男を見た」とする不審者の目撃情報だった。

 幸満ちゃんの最後の目撃は、遺体の遺棄現場から約300メートル離れた病院にいた9月21日午前11時20分ごろ、午後0時26分に遺体で発見された。

 遺棄現場に午後0時10分ごろまでは遺体がなく、幸満ちゃんは直径約300メートルの範囲内で事件に巻き込まれ、わずか15分の間に遺棄されていたことになる。

 状況は、容疑者に土地勘があり、幸満ちゃんと同じ生活圏内にある人物の犯行を物語っていた。

 千葉県警の東金署捜査本部は徹底的な聞き込みで臨んだ。

 事件当日、現場周辺では数人の不審者が目撃されていた。

 捜査本部は不審者情報を、聞き込みで集めた不審者に関する情報とすりあわせる作業を丹念に積み重ねた。

 この過程で、幸満ちゃんの遺体遺棄現場近くで「男が裸の子供を運んでいるのを見た」との目撃情報を得た。

 入念な聞き込みで「日ごろ、見ず知らずの女性にむやみに声をかけたり後をつける男がいる」ことも判明した。

 それが、勝木諒(りょう)容疑者(21才)だった。

 同容疑者は、近所で奇異な行動をとり、女性への性的な関心が高いことが判明した。目撃された男と体格も似ていた。

 捜査線上に浮かんだ時期について、捜査本部は「そんなに遠い時間ではない。1カ月も2カ月もたっていない」としている。

 今後の焦点は殺害への関与の究明である。捜査本部によると、容疑者は肝心な点は「分からない」「覚えていない」と供述しているとのこと。(産経新聞)

スーパーのレジ袋は、雨に濡れてしまうと指紋が消えてしまうのかと思っていた。判定は難しくなるのかもしれないが、やはり読み取れる程度に指紋は残っていたらしい。それにしても正常な判断ができる人がおかす事件では無いように思えた。幼い子を殺す原因がどうであれ、雨が降っているのに裸にしてそれも道路に面した側溝の上に置いておくことじたい、見てくださいと言いたいのであろうが、側溝の上に遺体を置くまでの時間に他人に見らないと思うことがそもそもおかしいと思う。それにしても犯人と断定はされていないまでも容疑者が逮捕されたことは殺人事件解決の一歩前進である。

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2008年12月 7日 (日)

末期ガンの女医が贈る患者へのメッセージ

 21年前に乳ガンの全摘手術を受け、再発、再々発、さらに全身への転移、現在も治療を続けている小倉恒子さん(小倉耳鼻咽喉科医院副院長)が12月5日、「乳がんの女医が贈る 乳がんが再発した人の明るい処方箋」(主婦の友社)を出版した。

 病状は悪化し続けているが、現在も週1回の抗がん剤治療を受けながら、耳鼻咽喉科医としてフルタイムで働いている。

 自分や家族が「ガン」と宣告されたとき、再発したとき、全身へ転移したとき、どう向き合えばいいのか、小倉さんに聞いた。

「わたしが“生き見本”です。どんなにつらくても、決してあきらめないでほしい」と呼び掛ける小倉さん。

「ドラッグ・ラグ」の解消を希望する。

 ドラッグ・ラグとは、海外の医療現場で使用されている薬が、日本国内で使用できない状況を言います。

 例えば、ある種の抗ガン剤の使用が日本以外の国では認められていて、効果を発揮していても、日本では厚生労働省の承認が下りていないため、使用することができないケースが少なくありません。

 わたしは、現在もフルタイムで耳鼻咽喉科医の仕事を続けています。

 休日は日曜のみで、金曜の午後は毎週抗ガン剤の治療をうけています。

 病状は年々悪化していますが、昨年はこの20年間で所得額も納税額も最も多かった。

 末期ガンのわたしでも遅刻もせず、夏休みも取らずに働いて、一生懸命、税金を納めているのです。

 納税者の一人として、一刻も早くドラッグ・ラグが解消されることを望みます。

 抗ガン剤で延命するしかないガン患者は、国内での承認が延び延びになっているうちに、どんどん亡くなっていきます。

 国民2人に1人がガンになる時代ですから、政治家も役人も人ごとと思わないで、真剣に考えてほしい。

 予防に力を入れるのも大切ですが、末期がん患者を見捨てないでください。

 【著者紹介】
  小倉 恒子(おぐら・つねこ)さん
  21年前(1987年)に乳ガンが発病し、全摘手術を受けた。その後、2000年  

  に再発、2005年に再々発、2007年に全身へ転移した。病状は悪化し続 

  けているが、現在も週1回の抗ガン剤治療を続けながら、耳鼻咽喉科医とし

  てフルタイムで働いている。
  

  著書には、「女医が乳がんになったとき」(ぶんか社文庫)、「怖がらないで生

  きようよ―がんと共生する医師のポジティブ・ライフ」(講談社)、「あなただっ

  て『がん』と一緒に生きられる」(KAWADE夢新書)、「WILL-眠り行く前に がん

  になった女医がわが子へ贈る愛のカセットテープ」(ブックマン社)などがあ

 る。 2月7日に大阪市内で開かれる「アジア乳がん学会」では、「患者と医療者のパートナーシップ」という演題で講演する予定。(医療介護ニュース)

抗ガン剤は、厚生労働省の承認が下りていて、健康保険に収載されていても、本来極めて高価なものが多いのが現状です。しかし、その抗ガン剤が未承認であると、健康保険の適用を受けられません。さらについ最近まで未承認の抗ガン剤を使用すると、その診療に要する費用はすべて個人の負担となっていました。現在はその点一部改善されています。「ドラッグ・ラグ」の問題は依然として残っています。何をどうすればよいのでしょうか。

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2008年12月 6日 (土)

ジンバブ コレラで非常事態宣言

 政治情勢の混乱が続き、衛生保健政策の欠如からコレラがまん延するジンバブエで4日、政府が非常事態宣言を出した。

 政府系日刊紙ヘラルドによると、コレラの死者は560人を超えている。

 同紙によれば、パリレンヤトワ保健・児童福祉相は、国連機関や外国大使館、NGO(非政府組織)が参加した支援者会合で、「病院はもはや機能を果たしていない。スタッフが出勤し医療システムが復活するよう、皆さんの支援が必要だ」と訴えた。

 国連人道問題調整事務所(OCHA)が3日発表したところによると、コレラの伝染は国内10州のうち9州に広がり、少なくとも565人が死亡、発症者は1万1000人を超えたそうだ。

 首都ハラレでは発症者の4分の1以上が死亡している。

 OCHAはまん延の原因として、「飲料水と衛生関連物資の不足、医療システムの崩壊、政府の対応能力の欠如」を挙げた。

 同国では長期独裁政権を敷くムガベ大統領の下、年間インフレ率が世界最悪の2億3100万%を記録するなど、経済も崩壊状態にある。

 ジンバブエ準備銀行(中銀)は先週、預金者が銀行口座から引き出せる額の上限を50万ジンバブエドル(約23円)から10億ジンバブエドル(約4600円)に引き上げた。

 これを受けて4日、ハラレ市内の銀行には長蛇の列ができ、路上では装甲車が警戒に当たった。

 一方で、上限額の設定などに抗議するデモが全国各地で発生、逮捕者も出るなど、情勢は混迷を深めている。 (CNN) 

コレラのまん延が恐ろしい勢いで全国に広がっているようだ。まん延の原因は、飲料水と衛生関連物資の不足、医療システムの崩壊、政府の対応能力の欠如だそうだ。これに加えて年間インフレ率が世界最悪の2億3100万%を記録しているそうだ。100パーセントで2倍なのだが、2億3100万%ととは何倍になるのか想像すらできにくい。ムガベ大統領の長期独裁政権が根本的な原因であるらしい。救いようもない悲惨な状況になってしまった。

理科好き子供の広場http://www.microbes.jp/は、我が国の将来を背負う次世代の若者たちに「科学や生命」の基本や本質を語りかけるカラムです。暮らしと微生物(曖昧模糊)http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着した微生物について、微生物の専門家の視点からやさしく解説しているカラムです。ご期待ください。

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2008年12月 5日 (金)

全米健康ランキング、最も健康な州はバーモント

 米国で最も健康な州は2008年、バーモント州だったことが、3日に発表された全米健康ランキングで明らかになった。

 バーモント州のトップは2年連続。一方、最下位はルイジアナ州だった。

 全米健康ランキングは19年前から、ユナイテッド・ヘルス・ファウンデーションと米公衆衛生協会(APHA)などが共同で調査し、結果を発表している。

 調査項目は喫煙率や肥満率、保険加入率などとのこと。

 2008年度版のランキングによると、バーモント州は喫煙率が17.6%まで低下したほか、肥満率の増加が全米平均を下回り、保険未加入率が低かった。

 バーモント州のランキングは調査開始時は16位だったが、過去8年間で順調に順位を上げた。医療を受けられない貧しい子供たちが少なく、喫煙率は1990年から43%低下し、新生児の死亡率は37%下がった。

 続いてハワイ州が、前年の3位から2位に上昇した。3位はニューハンプシャー、4位はミネソタ、5位はユタ、6位マサチューセッツだった。

 ユタ州の喫煙率は全米で最も低く、マサチューセッツ州は保険未加入率が全米で最低となっている。

 一方、最下位はルイジアナ州で、肥満率が高く、保険未加入率が高かった。

 昨年の最下位だったミシシッピは49位にランクをひとつ上げ、48位はサウスカロライナ、47位はテネシー、46位はテキサスとなっている。

 全米50州のうち、調査項目が昨年から向上したのは36州で、14州が悪化していた。

 向上率が大きかった州はアーカンソー、ニューメキシコやケンタッキーなど。

 逆に、昨年からほとんど改善が見られなかったのはテキサスやモンタナとなっているとのこと。 (CNN/AP)

喫煙率、肥満率や保険加入率などを調査した結果から、19年前から全米健康ランキングを公表しているとのことである。これらの三要因は、どのような理由から調査対象に選ばれたのでしょう。これらの要因が高い州と低い州で経済や寿命にどの程度の差が出るのかも教えて貰えるとさらに良いと思われます。日本国内でも住みやすさの度合いだけでなく、健康度合いも調査し、総合ランキングを公表できるといいのではと思います。皆さんはどのように思われますでしょうか。

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2008年12月 4日 (木)

強烈な光発して隕石落下

 カナダ西部で今月20日、「十億ワットの電球の輝きに相当する明るさ」(専門家)の火の玉となって隕石が落下して、爆発するのを半径700キロ以内の数千人が目撃した。

 科学者やアマチュア天文家らがその破片を求めて捜索活動を行っている。

 カナダ宇宙機関の専門家、ウェスタンオンタリオ大のピーター・ブラウン教授によると、隕石はサスカチワン州とアルバータ州の境に近いロイドミンスターの南東に落下したもよう。

 大気圏突入時の重さは推定約10トンで、爆発のエネルギーはダイナマイト約300トン分に相当するという。

 カルガリー大のアラン・ヒルドブランド氏によれば、隕石の大半は平均秒速20キロの速さで大気圏に突入し、地表に到達する前に燃え尽きてしまうが、今回の隕石の突入速度は秒速約14キロと遅かった。

 重さ50グラム以上の破片多数が広い範囲に飛び散ったとみられるという。

 火の玉を撮影した人もいるとされ、研究者らが探している。

 ヒルドブランド氏は、モーテルやガソリンスタンドの防犯カメラの映像は通常1週間程度しか保存されないため、火の玉をとらえていないかどうか調べてみるよう呼び掛けた。 〔AFP=時事〕

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2008年12月 3日 (水)

オーストラリアの海岸でクジラが大量死

 オーストラリア南部タスマニア島のサンデー岬で11月30日、海岸の岩場に乗り上げたヒレナガゴンドウクジラ150頭が死亡したそうです。

 タスマニア州野生動物保護当局は29日夕方、空からクジラの群れを発見した。

 クジラは当時負傷していたものの、まだ生きていたという。

 一夜明けて当局職員とボランティアは車で現場に急行し、必死でクジラの救助活動を行ったが、努力の甲斐なくクジラは死亡した。

 助けを求める仲間の声に反応して海岸に接近したとみられる30頭のクジラは、沖に誘導できた。

 海岸にはサンゴ礁や険しい岩場があり、乗り上げたクジラにとっては砂浜より生命が奪われる危険性が高い。

 同島では南極周辺海域を移動中のクジラの群れが迷い込むことが珍しくないが、その理由は解明されていない。

 1週間前にも北西部海岸で60頭余りのクジラが身動きが取れなくなり、うち11頭が救助された。 (AP)

魚が回遊するのには理由があるようです。クジラにもそれなりの訳があって回遊しているものと思われます。しかし、魚が回遊するのには方向や時期などの要因が関与しているようです。目で見ながら回遊しているのではなく、もう少し神秘的ななにものかに反応して飛ぶように泳いでいるようです。その何ものかが狂ってしまうと、集団で奇妙な行動をとって、場合によっては死の行進となってしまうようです。動植物には、人間にまだ理解できない不思議な能力があるようです。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/に「魚はなぜ回遊するのでしょうか」という話題が掲載されています。興味ある方は読んでみてください。

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2008年12月 2日 (火)

オーストラリアk南部海岸でクジラが大量死

 オーストラリア南部タスマニア島のサンデー岬で11月30日、海岸の岩場に乗り上げたヒレナガゴンドウクジラ150頭が死亡した。

 タスマニア州野生動物保護当局は29日夕方、空からクジラの群れを発見した。

 クジラは当時負傷していたものの、まだ生きていた。

 一夜明けて当局職員とボランティアは車で現場に急行し、必死でクジラの救助活動を行ったが、努力の甲斐なくクジラは死亡した。

 助けを求める仲間の声に反応して海岸に接近したとみられる30頭のクジラは、沖に誘導できた。

 海岸にはサンゴ礁や険しい岩場があり、乗り上げたクジラにとっては砂浜より生命が奪われる危険性が高い。

 同島では南極周辺海域を移動中のクジラの群れが迷い込むことが珍しくないが、その理由は解明されていない。

 1週間前にも北西部海岸で60頭余りのクジラが身動きが取れなくなり、うち11頭が救助された。 (AP)

魚が回遊するのには理由があるようです。クジラにもそれなりの訳があって回遊しているものと思われます。しかし、魚が回遊するのには方向や時期など要因が関与する。目で見ながら回遊しているのではなく、もう少し神秘的ななにものかに反応して飛ぶように泳いでいるようです。その何ものかが狂ってしまうと、集団で奇妙な行動をとって、場合によっては死の行進となってしまうようです。どう植物には、人間にまだ理解できない不思議な能力があるようです。

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民家の庭から古代ローマ貨幣がざくざく

 フランスのパリ南方約30キロのエソンヌ県にある民家の庭で11月初めに、3世紀に鋳造されたとみられる古代ローマの貨幣3万~4万枚が地中から発見された。

 銀をわずかに含む銅貨で、総重量は80~100キロとのこと。

 AFP通信は「フランスで見つかった宝物の量としては最大級」と報じた。

 貨幣は2個のつぼに分けて地下40センチに埋められていた、庭の傾斜をならす作業中に見つかったという。

 表面にガリエヌス帝(在位253~268年)などの肖像が刻まれ、西暦280~283年ごろに埋蔵されたらしい。

 この時期は、ローマ帝国が混乱し侵略が増えた頃で、安全確保の資金だった可能性があるという。

 貨幣の推定評価額は数万ユーロ(数百万円)と言われている。

 2カ月前に家を買ったばかりの家主と発見者の作業員が利益を折半する見通しという。【時事】

国内でも昔から埋蔵金探しがときとして話題になることがある。探しても探しても普通は何も見つからないのが常である。人によっては財産を無くしてしまう人すらいるようだ。ところが珍しいことに、二か月前に購入したばかりの家で、庭が傾斜しているのでそこを平にする作業中に宝物がざくざくと出てきたという。家主と作業人とで山分けだそう。

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2008年12月 1日 (月)

派遣削減、外国人子供の教育も直撃

 世界的な景気減速のあおりを受け、製造業で派遣労働者や請負労働者を削減する動きが広がっている。

 日系ブラジル人を中心に約3万人の外国人が住む静岡県浜松市とその周辺地域では、大手自動車メーカーや自動車部品会社の工場で働く外国人労働者たちが、失業に追い込まれるケースが目立ち始めた。

 家族で長期滞在する人も多く、子供の教育にも影響が出ている。

 浜松市中区にあるハローワーク浜松の外国人専用相談窓口で、順番を待つ日系ブラジル人男性(35才)は、10月末に自動車部品工場の職を失った。

 妻は2人目の子供を妊娠中なので、早く仕事を見つけないと生活が苦しいと話す。

 部品工場に勤める日系ブラジル人男性(41才)は、突然に派遣会社から仕事がないから11月いっぱいで契約を打ち切ると言われた。

 妻のアルバイト収入だけではこの先大変だと打ち明けた。

 3回目の相談に訪れたペルー人夫婦は、10月に失業しアパートを退去して以来、車の中で生活をしている。

 妻(24才)はたどたどしい日本語で「寒い。お金がない」と窮状を訴える。

 外国人の求職相談件数は9月から急増し、10月には過去最多の635件と、昨年同月(302件)の倍以上になった。

 これに対し、10月の就職件数はわずか25件であった。

 杉山明彦外国人労働者専門官は「全体の求人が減っている上、外国人は言葉や技術・技能の問題があり、就職は難しい」と話す。

 浜松市内の南米系外国人学校では、親の解雇や帰国を理由とした退学者が出始めた。

 「まだ数人だが、今後も増えるだろう。一方で、授業料の高いほかの学校から転入したいという問い合わせもある」という。

外国人か日本人かの区別なく、不景気による解雇や採用内定の取り消しなど多くなって来ていることが、マスコミの報道からよく判るようになってきた。普通高校でも経済的な理由から退学をする生徒が増えてきているという。長期滞在の外国人家族の場合は、ときに深刻な問題にも発展する。特に子供の言葉の問題が大きな精神的な負担となる。どうすればよいのでしょう。

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