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2008年12月22日 (月)

40年後に「借金」返済

 欧州旅行中の1969年にベルギーで英国人男性から5ポンド(現在の換算で約670円)を借りたオーストラリア人男性が、約40年ぶりに借金を返したという逸話。

 英国のジム・ウェブさん(72)は69年4月、友人と訪れたベルギーのオステンドで豪州からの旅行者ゲーリー・フェントンさんと出会った。

 旅費が底を突いていたフェントンさんは英国までのフェリー代をウェブさんから借金し、到着後に必ず返すと約束し、自分の住所を紙に書いて渡した。

 それから40年近く過ぎた今月14日のこと。ウェブさんが英シェフィールドにある自宅に帰ってみると、200ポンド(約2万7000円)の現金とメモが届けられていた。

 メモには「善良なるジム・ウェブへ。借金返済が遅れたゲーリー・フェントンより」と書かれていた。

 200ポンドは返せないままだった5ポンドの40年分ということらしい。

 「読んでジーンときた。約束しても破られ、人間性への信頼を失うこんなご時世にねえ」。

 ウェブさんはBBC放送に対しその時の感想を語り、「40年といえば長い月日だ。借金を返せなくて彼は心を痛めていたに違いない」と相手を思いやった。

 ウェブさんによると、現在シドニー在住のフェントンさんはメモに、古い書類を調べていてウェブさんの住所を見つけ、英国を訪れた際に借金を返そうと思い立ったのだと記していたという。

 フェントンさんはメモに自分の電子メールアドレスしか残しておらず、ウェブさんは連絡を試みたもののまだ返事はないそうだ。 〔AFP=時事〕

40年前の5ポンドは、現在の670円よりはもう少し価値があったと思う。しかし、40年前の40と5ポンドを掛けて200ポンドなのでしょう。お金に限らないが、世話になったりお金を借りたりしても、世話になった方は結構忘れてしまうことが多いと思う。それにしても40年前の住所を見つけ出せたことは幸運であった。

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