鍾乳洞の地底湖に謎の細菌集合体
イタリア中部マルケ州にある「フラサッシ鍾乳洞」の地底湖で、細長いひも状につながった微生物の集合体が多数発見された。
米ペンシルベニア州立大の研究チームが23日までに発表した。
細菌と古細菌で構成され、細菌の一部は硫酸塩をエネルギーに変えていると考えられるが、なぜひも状なのかなど謎が多い。
深海と同様に生物が生きられる極限環境を探るのに役立つとみられる。
見つかったのは地下500メートル弱の地底湖の水中で、酸素が乏しい環境であるとのこと。
ひもは長さ1~2メートル、直径5ミリ程度で、分泌物でぬるぬるしている。
一部を採取してDNAを解析したところ、さまざまな細菌や古細菌の集合体であることが判明した。
古細菌の半分以上は深海底で見つかる仲間だったが、何をエネルギー源にしているかは分かっていない。
深海底の熱水の噴出口の近くには、色々な生物が生育していることがあるようです。吹き出している熱水は、塩分をあまり含まない淡水のこともあるようですが、時には高濃度の硫化水素を含む熱水もあるようです。そのような酸素が少なく硫化水素の多い環境では、普通の微生物をふくむ生物は生きられないが、酸素(O)の代わりに硫黄(S)を使える生物が生育しているのだそうです。今回の調査対象となった地下500メートルにある鍾乳洞の地底湖は、酸素が乏しい環境とのことであるが、調査した人間に危険はなかったのであろうか。
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