金髪・迷彩服の物理学者多田将さん
ニュートリノビームラインを設計した金髪・迷彩服の物理学者の多田将(しょう)さん(38才)。
茨城県東海村の大強度陽子加速器施設にあるビームラインは、全長約100メートルの筒状の装置である。
4月に動き出すと、極小の素粒子ニュートリノを毎秒1000兆個、約300キロ離れた岐阜県のスーパーカミオカンデへ向けて発射する。
ニュートリノの正体を突き止めるための実験だそう。
多田将さんは、高エネルギー加速器研究機構に所属する物理学者である。
京大大学院での実績を買われて設計を任され、間もなく5年になるそう。
時には睡眠を3時間に削り、建設会社との交渉もこなした。
泥臭い仕事をやって一人前だ。好きなことだけやる研究者とは一味違うプロの学者を目指すと肩まで伸びた金髪である。
砂漠仕様の迷彩服を着て、見学者に最先端の科学をわかりやすく説明する。
髪形は、不良だった子供のころからのこだわりなのだそうだ。
迷彩服は、砂地が目立つ施設の建設現場で思いついたファッションなのである。
いつしか、見学者から「ショウ様」と呼ばれるようになった。
ニュートリノ研究は、宇宙の成り立ちにもかかわる。
今の生活には役立たないが、100年後に生きる。次の世代のために究めるんですと云う。
ノーベル賞級の成果を夢に描くそうだ。(読売新聞)
一昔前とは大きく異なり、芸術家でも、音楽家でも、科学者でも一流の人達は、顔立ちも姿勢も普通の人達よりはよほど素晴らしい人が多くなって来ているように思える。ここで話題に取り上げられている若い物理学者は、建設現場の工事人のようないでたちである。この金髪で長髪な髪型に加えて、今流行りの迷彩服を着て、ヘルメットを着用しているのだ。このようないでたちから、ノーベル賞を狙う新進気鋭の物理学者とは到底想像もできない。そこがこの多田さんの特徴なのでしょう。今後も頑張ってもらいたいものです。
「理科好き子供の広場」<http://www.microbes.jp/>は、我が国の将来を背負う次世代の若者たちに「科学や生命」の基本や本質を子供達に語りかけるカラムです。
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