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2009年4月

2009年4月30日 (木)

新型インフル「フェーズ5」に引き上げ

 世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日夜(日本時間30日早朝)、メキシコを中心に猛威を振るう新型インフルエンザへの警戒レベルをこれまでの「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げたと発表した。

 メキシコ以外でも新型インフルエンザの感染による死者が出たほか、欧州諸国やニュージーランドなどに感染が広がり、世界的な大流行(パンデミック)に発展する恐れが高まったためである。

 フェーズ5はパンデミックの一歩手前の状態を意味する警戒レベルとなる。(ジュネーブ29日時事)

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2009年4月29日 (水)

豚インフルエンザ 死者はメキシコだけ、深まる謎

 メキシコを中心に新型インフルエンザが世界各地に広がる中、同国だけでなぜ犠牲者が増えるのか、専門家の間で謎が深まっている。

 同国の死者数(28日午後10時半現在)は152人に上る一方、同国以外では犠牲者が出ていない。

 疑い例を含む感染者数(同)は1995人で、豪州の88人、ニュージーランドの54人に比べて突出している。計算上の死亡率は7・6%に達する。

 AP通信などは〈1〉ウイルスの種類が違う〈2〉栄養不足〈3〉水不足〈4〉大気汚染〈5〉医療体制の不備などを「考えられる理由」として挙げるが、すべて憶測にすぎない。

 「感染者は報告よりもずっと多いのではないか。軽症の場合、医療機関を受診しない人も多い」と、東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は指摘する。

 感染者数が10倍なら致死率は10分の1に下がる。メキシコ以外の感染者のほとんどが、同国の訪問者なのも、同国内の感染の広がりを裏付ける。

 メキシコでの死者の多くが、通常健康な20~40歳代の一方、米国では幅広い年代の感染者が報告されているのも謎を深める。

 誰も免疫を持たない新型インフルエンザは、抵抗力が強い若者ほど、免疫が過剰反応して逆に犠牲になりやすいという意見もあるが、国立国際医療センターの工藤宏一郎・国際疾病センター長は「強毒性と弱毒性の複数のウイルスがあって、メキシコ以外では、弱毒タイプだけが流行しているのかもしれない」とみる。

 米疾病対策センター(CDC)の専門家は、犠牲者の一部は持病が原因の可能性もあると指摘する。(読売新聞)

正確な情報が不足している現状で色々と憶測しても所詮はじまらない。もうしばらく様子を見守ることが肝要と思われる。

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2009年4月28日 (火)

サウジ女性ドイツで重さ18キロの腫瘍を除去

 サウジアラビア人の女性がこのほどドイツの病院で、重さが18キロもある腫瘍を取り除く手術を受けた。

 医師たちはこれほど大きな腫瘍は見たことがないとしている。

 手術を受けたのは、サウジアラビアの35歳で3児の母の女性とのこと。名前は明らかにされてない。

 2004年に悪性の軟骨肉腫と診断され、現在住んでいるクウェートの医師から骨盤の半分と右脚を切断しなければ命が危ないといわれたが、手術を断っていた。

 その後、腫瘍はだんだんと大きくなり、手術を受けるためにドイツに来たときにはビーチボールほどに膨れ上がり、でん部に大きく突き出していた。

 正常に排尿することが困難になり、腸閉塞の危険性にも直面していた。

 ベルリンの病院の医師団はまず、化学療法で腫瘍を内部から壊し、2週間から4週間おきに5回の手術を行い、内容物を除去した。

 3回目の手術の後、患者はこの半年来初めてベッドの上に座れるようになった。

 手術完了後の検査では、腫瘍が再発している兆候はないという。

 女性は今後、一部取り除かれた骨盤の修復や人工でん部を取り付ける手術を受ける予定だ。

 松葉杖をついて歩けるようになったこの女性は24日、医師といっしょに記者会見し、「まるで生まれ変わったよう。家に帰ったら、まず子供たちを抱きしめたい」と語った。(AFP=時事)

病名は悪性の軟骨肉腫だそうだが、どの程度の期間で18キロもの大きさまでに大きくなったのであろうか。腫瘍の表面のみならず内部にまで血管が新たに形成されて、腫瘍内部まで栄養分が行き渡っていたのかも知れない。それに対して化学療法剤で内部血管を破壊して栄養分の補給を断つ手術を繰り返したのかも知れない。悪性腫瘍もいろいろだが、治療法も色々あることを学んだ。

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2009年4月27日 (月)

100年前のスペイン風邪

 世界で数千万人もの死者が出た1918年の新型インフルエンザの流行は、一般的に「スペイン風邪」と呼ばれることが多い。

 だが、世界保健機関(WHO)は「誤解を招く名称」とあまり歓迎していないという。

 原因となるウイルスは、どう考えてもスペインが発生の場所ではないためだ。

 最初の患者も、欧州の別の場所や、アメリカで確認されている。

 それがスペインの名称で呼ばれるのは第1次世界大戦に理由がある。

 欧州では一部に報道規制があった。新たな病気の流行は不安を広げるとして大きく伝えられなかった。

 スペインは中立国だったため報道が自由であった。新たな風邪が社会問題として取り上げられ、原因や感染経路には無関係の地名が後世に残ったようだ。

 メキシコで豚インフルエンザが流行し、人から人への感染で多数の死者が出ているという。

 鳥由来のインフルエンザばかりが警戒されていたが、思わぬ事態となってしまった。

 WHOは、病気の命名より、感染源を早急に突き止め、対策を取ることが肝要と指摘している。 油断は禁物だ。(読売新聞 よみうり寸評)

100年前に流行した「スペイン風邪」と俗に呼ばれるインフルエンザでは、世界で5億人ほどの患者が発生したと言われている。このときのウイルスは、トリ型のインフルエンザウイルスであったことが、当時の患者の死体から証明されている。今回世界的に大流行しそうなインフルエンザは、ブタ型の変異ウイルスのようである。世界的な大流行にならないことを期待したい。

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2009年4月26日 (日)

馬21頭急死、米フロリダのポロ試合

★サラブレッド21頭急死
 米フロリダ州ウェリントンのポロ競技場でサラブレッド馬が計21頭が急死した事故で、関係者は20日、原因は薬物による可能性が高いとの見解を発表した。

 何らかの薬物が毒のように反応したためで、不正な行為による毒殺ではないとしている。

 ポロ競技は19日に開催された。試合前に15頭が倒れ始めて獣医の元に送られ、その後計7頭が試合中に倒れたという。

 州警察のほか、動物関係局、農業担当局が馬の死因について調査している。

 死因は不明だが、一度に多くの頭数が急死したことから、ウイルスや各種疾病の可能性は非常に低いと見ているもよう。

 馬を診察した獣医は、地元テレビ局に「事故だと思う」と語っている。

 試合に出場していたチームの会長も、「何らかのミスが重なったと思う。厩舎か食事か、栄養剤か。まだ何もわかっていないが、原因を明らかにしていく」と話している。 (CNN)

★薬局の調合ミスが原因
 米フロリダ州ウェリントンのポロ競技場で試合に出場しようとしていたチームの馬21頭が相次いで急死した問題で、当日馬に薬を投与した同州内の動物薬局が23日、調合にミスがあったことを認める声明を出した。

 ミスを認めたのは、州都オーランド近郊オカラのフランクス薬局。試合前に獣医の指示の下でチームの馬に薬を投与した際、成分の強さが間違っていたことが、内部調査で明らかになったという。

 同薬局はチーム関係者らに哀悼の意を示すとともに、「当局の調査に全面的に協力する」と表明した。

 一方、米農務省の報道担当者はCNNの取材に対し、調査チームは現在、毒物検査の結果を待っている段階だと説明している。

 薬局の声明についてはコメントできないと述べた。

 急死した馬を帯同していたのはベネズエラのチームだった。

 同チームの主将はアルゼンチン紙とのインタビューで、馬に投与されたビタミンに問題があったとの見方を示していた。

 チームの馬のうち5頭は投与を受けず、助かったのはこの5頭だけだったという。(CNN)

ポロ競技に出る競走馬に出場直前に興奮剤でも与えるのであろうか。調合ミスがあったとの報道であるが、なんの薬剤の調合ミスなのかは判らない。それにしてもかなり即効性の毒物のように思える。最終的な結末はどのようになるのか興味がある。

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2009年4月25日 (土)

古代エジプトの4神殿を発見

 エジプトの考古学者たちがシナイ半島で、古代エジプトの4つの神殿を発見し、彫刻などを発掘した。

 これによって、古代エジプト王朝の中で最もはっきりと分かっていなかったヒクソス王朝の時代に新たな光がさすのではと期待されている。

 神殿の壁面には、第12王朝(BC1991-同1802年)にエジプトに侵攻し、ナイル川のアバリスを拠点に1世紀以上にわたってエジプトを支配したアジア系のヒクソスに関する希少な碑文が残されていた。

 調査隊を率いる考古学者のモハメド・マクスード氏は、ヒクソスがあがめたセト神の前に立つラムセス1世の彫刻が壁面に残っていたが、この種のものが見つかったのは初めてだと語った。

 ヒクソスはエジプト人から憎まれていたため、衰退すると後の王朝でヒクソス支配時代の建造物や記録はすべて破壊されたとされる。

 ヒクソスとは古代ギリシャ語で「異国の支配者」を意味する。

 今回発見された同時代のものとみられる神々や王に関する一連の碑文などによって、同時代の不明な点の解明に道が開かれ、シナイ半島の歴史が書き換えられる可能性もあると、1986年以来調査に当たっている同氏は語っている。

 4つの神殿は、シナイ半島のスエズ運河東側の古代の軍事都市の中で見つかった。

 泥レンガ造りで、縦80メートル、横70メートルの敷地に、中王国時代(BC2134-同1569年)から新王国時代(BC1570-同1070年)にかけての1000年以上にわたって、それぞれの上に重なるようにして建設されていた。(時事)

エジプトにしてもアラブにしても昔の建造物や遺跡は、全て地下にうずまっている。砂の下にある遺物は、乾燥している環境に保存されたようなもので、完全な形ではっくつされることが多い。東南アジアや日本などは湿度が多い地域なので、水に浸っている場合は例外で、それ以外では全て朽ち果ててしまう。それにしてもエジプトでは次々と古代の遺跡が発見されるのには驚きだ。

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2009年4月24日 (金)

クローン人間誕生?

22日付英インデペンデント紙は1面トップで、米国人医師が14個の人間のクローン胚を作ることに成功し、このうち11個を4人の女性の子宮に移植した。

近くクローン人間が誕生する可能性が出てきたと伝えた。

インデペンデント紙が、キプロス生まれで米国籍のザボス医師の話として伝えたところによると、女性は英国や米国などの出身で、いずれもザボス医師に不妊治療の相談に来た。

まだ妊娠は確認されていないというが、ザボス医師はインデペンデント紙に対し、「クローン人間誕生の第1章が開かれた。いずれ、クローン人間は生まれる」と答えたそうだ。

ザボス医師は2004年1月にもクローン胚を女性の子宮に移植したと発表したが、妊娠には至らず、信頼性を疑問視する声も強いとのこと。(読売新聞)

クローン人間を生ませることの善し悪しを判断することは、それを論じる人の立場で難しくなる。一般的に他人行儀では、それを善とする人は少ないと思う。しかし、何が何でも子供の欲しい人、クローン胚の作製という名誉や宣伝性を考えている人、それによって金儲けを考えている人・・・などには、倫理的な善悪は関係ないのである。困った問題と思う。この新聞の記事からは良く分からないが、もしかすると一種類のクローン胚を四人の子宮に植え付けたのだとすると、一卵性双生児でなく一卵性四生児の誕生になってしまうかもしれない。問題は大きいと思われ、怖い問題を生むかもしれません。

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2009年4月23日 (木)

中国の揚子江ワニ、10年以内に300頭に

 中国で絶滅危惧種に分類されている揚子江ワニの野生での生息数が、5~10年以内に現在の2倍以上の300頭に増えると予想されていると、国営通信の新華社が19日報じた。

 中国東部安徽省の中国ワニ自然保護区の担当者が新華社に語ったところでは、現在の生息数は120頭余りで、5年前より広い地域で繁殖しているという。

 同担当者は「複数の野生のワニの赤ちゃんが初めて見つかった。通常、ワニの赤ちゃんの生存率は2%にすぎない」と指摘するとともに、「赤ちゃんが見つかったということは、ワニの数の増加を示している」と述べた。

 揚子江ワニはかつて、東部沿海に多数生息していた。しかし汚染や温暖化、人間の活動などによって、世界で最も絶滅が危惧される野生生物の一つになっている。

 同担当者は「生息数は将来、300頭に達すると確信している。ただ、ワニにとって最大の脅威は引き続き人間だ」と強調した。

 中国は揚子江ワニを保護種リストのトップレベルに載せている。

 安徽省では30年前に中国ワニ繁殖研究センターが設立された。

 それ以降、同センターで捕獲されたワニの数が約200頭から1万頭超に増えている。 (時事)

世界には絶滅寸前の動植物が多数存在し、それらは絶滅危惧種に指定され、売買や輸出入も厳しく禁じられて保護下にある。例えば、日本を代表する「トキ朱鷺」を保護センターで飼育しているので、センター内の数は増えだした。しかし、自然界に戻してはたして繁殖できるかは別な話となる。動植物とは別に、世界の言語の多くも消滅寸前にあると聞いたことがある。世界に存在する言語は何種類か、という問いに対する答えは、それほど簡単でないらしい。それにしても7000言語ほどは存在しているらしい、それが段々と減少し最終的には500言語ていどまでにへることが危惧されているそうです。どうしたらよいのでしょうか。

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2009年4月22日 (水)

今年初の「産声」佐渡トキ保護センターひな2羽誕生

 佐渡トキ保護センター(新潟県佐渡市)は17日、今年初めてのトキのひな2羽が誕生したと発表した。

 発表によると、16日~17日朝にかけて、保護センターの施設「野生復帰ステーション」の繁殖ケージで飼育中のつがいが抱卵していた卵4個のうちの2個から2羽が孵化した。

 同施設では孵卵器などを用いずに、自然孵化での繁殖を行っている。

 同センターによると、今春は、同センターと多摩動物公園(東京都)では17日までに18ペアから計63個の産卵が確認され、今後、破卵分などを除いた46個からひながかえる可能性があるそうだ。(読売新聞)

保護センターから放たれたトキは、今年はどうも産卵しないようです。センター内では殖えつつあるが、自然生態系で繁殖ができないと、トキが戻ったことにはならない。来年に期待したいものです。

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2009年4月21日 (火)

オーディション番組で世界を驚かせた47歳女性

 英国のテレビの一般参加オーディション番組に出演した47歳の女性が、地味な外見とは裏腹の見事な歌声を披露し、世界の注目を集めているという。

 BBC放送によると、番組の様子が投稿された動画サイトのクリック数は、18日までに約5000万件に達したとのこと。

 この女性は、スコットランドのウェストロージアンで慈善団体のボランティアを務めるスーザン・ボイルさん。

 プロの歌手を目指し11日放映の勝ち抜きオーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に登場した。

 舞台に上がった時は太めの体型と見栄えのしない外見に、会場は冷ややかな雰囲気だったという。

 ところが、歌劇「レ・ミゼラブル」の「夢やぶれて」を歌い始めるや、その美しい歌声に観客からはどよめきが起き、やがて満場の喝采へと変わった。

 動画サイト「ユーチューブ」を通じた衝撃の広がりに、ボイルさんがネコと一緒に住む自宅にはテレビ局が殺到しているとのこ。

 米国やオーストラリアなど各国メディアからも取材依頼が相次ぎ、17日には米CNNテレビの人気トーク番組「ラリー・キング・ライブ」にも出演した。

 この後、オーディション番組で準決勝と決勝を勝ち抜けば、エリザベス女王の前で歌う栄誉が与えられる。

 当面は勝ち抜きに専念したいと話すボイルさんだが、早くもレコード契約やコンサートツアーの話が持ち上がっているという。(時事通信)

オーディションで勝ち抜くと最終的には「エリザベス女王の前で歌う栄誉」が与えられるという。スーザン・ボイルという女性は、スコットランドで慈善団体でのボランティアとして勤めているとのことであるが、47才になるまでにも人前で歌っていたことと思われます。それが急に世界の注目をあつめるようになったとは少し不思議な感じがする。それにしてねスコットランド人の彼女は、イングランドの女王の前で歌うのであろうか。

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2009年4月20日 (月)

インフルエンザ治療薬タミフル、異常行動「否定できず」

 インフルエンザ治療薬タミフルを服薬した10歳以上の子どもは、服薬しなかった子どもに比べ、飛び降りなどの深刻な異常行動をとるリスクが1・54倍高いという分析結果が18日、厚生労働省研究班(班長=広田良夫・大阪市大教授)の最終報告書で明らかになった。

「タミフルとの因果関係は否定できず、深刻な異常行動に絞った新たな研究を実施すべきだ」と指摘しており、現在は原則中止している10歳代への使用再開は難しくなってきたもよう。

 近く最終報告書は、厚労省薬事・食品衛生審議会安全対策調査会に報告される。

 別の検証作業では、「関連は見つからなかった」とする結論が出されており、同調査会では10歳代への使用をいつ再開するかが最大の焦点だった。

 研究は、2006年度からインフルエンザと診断された18歳未満の患者約1万人を集め、解析したものである。

 このうち、急に走り出すなどして死亡やけがに結びついた深刻な異常行動に限定して調べたところ、服薬した場合、リスクが1・25倍高くなった。

 特に注意喚起の対象となっている10歳以上の場合、リスクは1・54倍になった。

 一方、うわごとを言うなど軽症のものも含めた異常行動を起こす全体のリスクは、飲まなかった場合に比べて0・62倍と低かった。

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2009年4月19日 (日)

飛行中にパイロットが急死

 フロリダ州上空で12日午後、小型双発機が飛行中にパイロットが急死し、乗客が操縦桿を握って管制塔の助けで機体を無事着陸させる映画さながらの出来事があった。

 米航空交通管制協会は「復活祭の奇跡」と呼び、乗客の冷静な対応と管制官の連携プレーを絶賛している。

 同協会によると、小型機は乗客4人を乗せてフロリダ州を発ち、ミシシッピ州ジャクソンに向かっていたが、「高度9000フィートで上昇中」との連絡が管制塔に入ったのを最後に、パイロットからの応答がなくなった。

 しばらくして別の声で、「パイロットが意識を失った。助けが必要だ」と要請が入った。

 この空域を管轄するマイアミ管制塔は、操縦士免許と飛行教官免許を持つ管制官を呼び出して応援に当たらせ、周辺を飛行していた航空機には迂回を指示した。

 小型機の操縦を引き継いだ乗客のダグ・ホワイトさんに自動操縦装置を解除させ、「降下して高度5000フィートを維持してください、落ち着いてください、われわれが空港まで誘導します」と呼びかけた。

 ホワイトさんは操縦士免許を持っており、約130時間の飛行経験があったが、操縦したことがあるのは単発のセスナ機のみで、それより大きな機体を操縦したことはなかったという。

 しかし落ち着いた声で「スロットルの設定位置が分からないんだが」と管制官の指示を仰いだ。

 機体はフォートマイアーズの空港に向かって下降を開始した、マイアミ管制塔から引き継いだ空港の管制塔がホワイトさんに計器の操作を指示し、無事着陸させた。

 着陸したことにホワイトさん自身が一瞬気付かないほど、スムーズな着陸だったという。

 ホワイトさんは妻と娘2人とともにルイジアナ州の自宅に戻る途中だったといい、その日のうちに民間機に乗り換えて自宅に向かった。

 パイロットは着陸後に死亡が確認された。死因は明らかになっていない。(CNN) 

大型ジェット旅客機のパイロットが突然いなくなって、客室乗務員の女性がとっさの判断で地上の管制官と連絡を取り、パニックに陥りながら管制官の指示するように操縦かんを操る映画をみたことがある。映画では無事に着陸できたが、プロのパイロットであっても強風にあおられると羽田空港での先日の着陸失敗のような大事故を起こすこともある。確率は低くても航空機の事故は、やはり怖い

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2009年4月18日 (土)

中国人数百人が南仏の大学から学位買収

16日付の仏各紙によると、フランス南部トゥーロン大学で中国人留学生数百人が修了証書を金で買い、学位を不正取得していた疑いが浮上した。

司法当局は詐欺と贈収賄容疑で捜査に乗り出した模様。

問題が起きたのは国立トゥーロン大の企業経営学院で、不正は4年前から続いているもようで、仲介役の中国人学生が学内で修了証書を買い、最高2700ユーロ(約35万円)で売りさばいていたらしい。

昨年だけで不正は300件に達したとみられるようです。

同学院の中国人留学生650人の多くはフランス語が話せないにもかかわらず、学位取得率はほぼ100%に上るという。(時事)

主に米国発のメールに「大学卒業資格や大学院修了証」などを売るとの迷惑メールが毎日のように届きます。「学部修了証書百万円」と表題に書いてあるのも届きます。全く勉強する時間が不必要で、ただ単に費用を振り込めば良く、入手したい時期などを知らせると、どこか分からない(あまり聞いたこともない)大学のそれらしい紙が届くようです。楽して他人をダマス姑息な手段を講じてでも、お金や職を手に入れたいと考える輩がいるから、今回のニュースにあるようなビジネスが成り立つのでしょう。

一週間ほど原稿を書けなくてプログを休みました。「気管支炎」と「流行性角結膜炎」に同時に罹ってしまい、ひどい目にあってしまいました。ようやく症状もおさまってきましたので、少しずつ元に戻れると思います。また頑張りますので、よろしくお願いします。

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2009年4月10日 (金)

米で男性避妊手術が急増

 米各地の病院で最近、男性避妊手術の希望者が増加の傾向を示している。

 専門医らによれば、経済的な不安から少子志向を強める夫婦が目立っているという。

 オハイオ州にあるクリーブランド・クリニックの泌尿器科医、スティーブン・ジョーンズ博士は最近、男性避妊手術を希望する患者への対応に追われている。

 スタッフが不思議がるほどの急増ぶりに、あらためて振り返ってみると、増加の兆候が現れたのは、金融危機が深刻化した直後の昨年11月だったという。
 
 以来、患者の数は例年の1・5倍に上っている。「ある日の株価表を見て、突然思い立ったというわけではないだろう。だが失業などで将来の見通しが立たず、家族を増やすわけにはいかない、と話す夫婦は多い」と、同博士は話す。

 精子の通る精管を切除する男性避妊手術は、通常数十分の外来手術。女性の卵管をふさぐ手術に比べて費用が安く、体への負担も軽いとされる。

 ただし将来元に戻そうとしても、成功率は50%前後と低いので、注意が必要だ。

 ニューヨーク州のコーネル生殖医療研究所のマーク・ゴールドスタイン博士も、避妊手術を望む男性の増加傾向を指摘する。

 30年の医師生活で、こんな事態は初めてだという。患者は昨年の約1・5倍。やはり昨年11月から増え始めた。

 ゴールドスタイン博士の患者の半数は金融マンだ。「金融業界や経済全体の状況が、大きな理由だと思う」と、同博士は話す。「子どもたちを私立の学校へ行かせるのに年間3万ドル(約296万円)もかかっている。これ以上は無理だ」と、率直に語る男性もいるという。

 テキサス州オースティンの泌尿器科医、ブライアン・カンザス博士の病院でも同様の傾向がみられ、特に解雇などで健康保険を失うことになった男性が「駆け込み」で訪れるケースが目立つという。(CNN)

経済不況が男性の不妊手術につながるとは、あまり聞いたことがない現象である。経済学者もこのような現象を予測していたのであろうか、多分出来なかったものと予測される。経済学者も避妊しているのかも知れないが、最先端の経済志向と称する術で世界をこれだけ危機に陥れたのであるから、シカゴ大学に多数いるノーベル賞受賞の経済学者も大したことがないのかもしれない。

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2009年4月 9日 (木)

南極ウィルキンス棚氷に大きな亀裂、間もなく分離の恐れ

 欧州宇宙機関(ESA)は3日、南極大陸から南米方向にせり出している南極半島のウィルキンス棚氷に大きな亀裂が入っていることを示す衛星写真を公開し、間もなく分離する恐れがあると発表した。

 亀裂は速い速度で大きくなっており、原因が地球温暖化によるものかどうかを調査している。

 ウィルキンス棚氷の大きさは米コネティカット州もしくは英スコットランドの半分ほどで、南極半島で最も大きな棚氷だそうだ。

 しかし、昨年2月に亀裂が入って425平方キロと大きな氷山が分離した。さらに5月にも160平方キロが崩壊した。

 1年間で全体の14%に相当する約1800平方キロが失われたという。

 ウィルキンス棚氷が崩壊し始めたのは1990年代で、地球温暖化の影響が指摘されている。(CNN) 

いよいよ温暖化現象による地球の崩壊が近付いてきたような気がする。南極や北極の万年氷がものすごい勢いで溶けだし、面積的に極端に小さくなっているようだ。これらの影響は計り知れないものがあるに違いないが、これが温暖化によるのだとの直接的な証明が難しいことが問題だ。このままでは終末期になってしまう。恐ろしい。

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2009年4月 8日 (水)

政府の宇宙計画 月に二足歩行ロボット

 政府の宇宙開発戦略本部(本部長・麻生首相)は3日、宇宙開発戦略専門調査会を首相官邸で開き、5月に初めて策定する宇宙基本計画のたたき台をまとめたもよう。

 宇宙政策の力点を、技術開発から利用推進へと移すのが主眼のようだ。

 災害観測や安全保障などのため、今後5年間に34基の衛星を国産ロケットで打ち上げるという野心的な目標を打ち出すとともに、二足歩行ロボットなどによる月探査も明記、「我が国らしい宇宙開発利用の推進」を強調している。

 月探査ロボットは、我が国が独自の有人探査へ踏み出すべきかどうかを探るための先兵である。2020年ごろの実施を目指すという。

 日本の宇宙技術を「外交ツール」として活用することも、基本計画の大きな柱ととらえている。

 アジア地域では災害発生から3時間以内に被災地を撮影し、さらに1時間以内に被災国へ画像を提供するのを目標としている。

 政府は今月27日に基本計画をまとめ、国民の意見を募る「パブリックコメント」を実施するとのこと。(読売新聞)

国の予算の三分の一近くが赤字国債という国民からの借金で成り立っている世界でも最も貧しい国に日本は分類されている。ところが経済危機を脱するために「定額給付金」で2兆円、経済支援に10兆円、この度の宇宙計画も莫大な資金が必要となりましょう。とれもこれも素晴らしいものばかりですが、私の地区ではまた定額給付金の申請受け付けも始まっていません。総額で2兆円も投資して、はたしてどれだけの経済効果があるのでしょうか。あまりにも静かなので気になります。

新しい企画として2年前から掲載を開始した「理科好き子供の広場http://www.microbes.jp/の話題が60話に達しました。

 多くの方々のご支援の結果として「ヤフー きっず」にも登録されています。理科で検索すると19万サイトのうち4番目、バイオでは10万サイトで5番目および微生物では4.7万中で9番目に引用されています(3月末現在)。今後も「理科好き子供の広場」

の充実に努めます。引き続きご支援ご協力をお願いします。

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2009年4月 7日 (火)

希少なカワゴンドウ、約6千頭をバングラデシュで発見

 絶滅の危機にある希少なイルカ「カワゴンドウ」のまとまった個体数をバングラデシュのデルタ地域で確認したと、野生生物保護協会(WCS)の研究者が4月1日、ハワイで開催中の学会で発表した。

 推定6000頭で、これまで考えられていた数百頭を大きく上回る数となっている。

 まとまった数のカワゴンドウが確認されたのは、ガンジス川河口に広がるバングラデシュ西部のデルタ地域で、シュンドルボンのマングローブ林の奥地だとのこと。

 調査したブライアン・スミス氏によると、別の地域では個体数が激減して絶滅寸前の状態で、これだけの個体数が確認されたのは貴重な発見だという。

 カワゴンドウは東南アジアの河口や海岸近くに生息するイルカである。

 最大で体長が2.4メートルにも成長する。

 絶滅の危機にあるとされているが、正確な個体数は突き止められていない。

 スミス氏によれば、近隣国ミャンマー(ビルマ)ではカワゴンドウは魚の群れを連れてくるとされており、漁師により大切にされているという。

 バングラデシュでも、「カワゴンドウは市場に出回っていない。食糧不足で、たんぱく源が不足しているこの国でカワゴンドウが食用として捕獲されないのは、カワゴンドウを捕獲しないという文化的な不文律があることの証だ」と述べ、今後は保護のために、さらに詳しい調査を実施したいと話している。 (CNN) 

個人で飼いきれなくなって公園に捨てられた「ニシキヘビ」は増え過ぎて生態系を乱すので困っているとの情報を紹介しました。今度は絶滅が心配されている「カワゴンドウ」が数千頭の単位で生息しているところが発見されたというニュースです。大切に保護していければ好いと思います。

暮らしと微生物http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着したウイルスを含めた微生物について、微生物の専門家の視点からやさしく解説しているカラムです。ご期待ください。

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2009年4月 6日 (月)

生態系脅かす「捨てニシキヘビ」

 
 米フロリダ州南部のエバーグレーズ国立公園で、ペットとして飼われていたビルマニシキヘビが捨てられて繁殖して困っている模様。

 絶滅の危機にある希少な動物をエサとして食べるなど生態系を脅かしていることが問題となっている。

 国立公園の動物を守るため、自然保護団体と野生動物保護当局、地元警察がパトロール部隊を結成し、駆除活動を続けているという。

 東南アジア原産のビルマニシキヘビは体長は6メートル、体重は90キロまで成長し、寿命は30年ほどにもなるという。

 性格がおとなしくペットとして飼われることが多いが、巨大化するため、屋外に捨てる飼い主が後を絶たないという。

 自然保護団体ネイチャー・コンサーバンシーによると、1996年から2006年にかけ、9万9000匹がペットとして米国に輸入されている。

 繁殖が容易なため、子ヘビはわず20ドル(約1950円)程度で売られており、簡単に購入できる状況も無責任な飼い主を増やしていると、ネイチャー・コンサーバンシーのアリソン・ヒギンズさんは指摘している。

 エバーグレーズ国立公園に生息するビルマニシキヘビの数は、推定で3万匹にもなるもよう。

 国立公園外で捨てられたとしても、1日で2.5キロ以上も移動でき、泳ぐことも得意なことから、エサが豊富で身を隠す場所が多い公園内に集まってくるようだ。

 卵の駆除活動も実施しているが、一度に83個の卵が見つかるなど、旺盛な繁殖力で、個体数は増加していると見られている。

 エバーグレーズの自然保護活動に熱心なフロリダ州選出のビル・ネルソン上院議員(民主党)は、各種ニシキヘビの輸入禁止を提案している。

 ニシキヘビのお腹の中から絶滅の危機にある動物が数多く見つかっており、生態系を守るための対策が必要だと述べ、法的規制が必要と訴えているとのこと。 (CNN)

どこの国にも無責任な人がいるようだ。ヘビが小さい時は、可愛がって飼育しているが、自分よりも大きく重たくなり、餌も大量に食べるようになると、家庭内で個人が飼育するには少し待て余すのでしょう。ペットショツプや動物園にもっち込んでも引き取ってもらえず、行き場がくなった結論として、密かに公園に放してしまうのであろう。それが一匹や二匹のうちは問題がないが、増え過ぎると上に書いてあるような弊害がおこり、社会問題となる。むその時はもう少し遅すぎるようだ。

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2009年4月 5日 (日)

空飛ぶ自動車が初飛行 空飛ぶ魔法のジュウタン

 米航空機会社Terrafugiaは3月18日、同社の空飛ぶ自動車「Transition」が初飛行に成功したと発表した。

 Transitionは2シーターの陸空両用車両で、空港で離着陸でき、道路も走れるように設計されている。

 飛行機から自動車への切り替えにパイロットが要する時間は30秒という。

 時速115マイル(185キロ)で450マイル(724キロ)まで飛べ、地上走行時は高速道路の速度で走行できる。

 標準的な住宅用ガレージに収まるサイズで、飛行モードでも走行モードでも、一般的なガソリンスタンドで給油できる無鉛ガソリンが燃料となる。

 Transitionは軽量スポーツ用航空機に分類され、操縦にはスポーツパイロットの免許が必要となる。

 初飛行は米ニューヨーク州のプラッツバーグ国際空港で行い、引退した元米空軍予備役のフィル・メテア氏がパイロットを務めた。

 今後さらなる飛行テスト・走行テストを行い、プレプロダクション試作機を構築し、認定を受けてから提供を始める。予約は受付中という。

 飛行と走行が可能なため、個人用航空機に掛かるコストや手間、天気の影響を減らせるとTerrafugiaは述べている。

 自動車に備わっている衝突時の安全機構も備えるという。

 1918年以来、航空ファンが待ち望んでいたものだとカール・ディートリヒCEOは発表文で述べている。

 Terrafugiaは米マサチューセッツ工科大学を卒業した5人のパイロットが設立した企業。

子供のような夢をいだき、その夢を追求することがビジネスにつながるとは、本当に夢のような話である。普通は車として路上を走り、急ぐときや遠距離を走りたいときには、空を飛ぶとは、アラビアンナイトの空飛ぶジュウタンのように感じられる。早く全ての安全策が講じられて販売されることに期待したい。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/は、我が国の将来を背負う次世代の若者を育てるために、「科学、生命や倫理」などの基本や本質について平易に語りかけているカラムです。ご期待ください。

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ウイルスを使ったバッテリー、MITが開発

 米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者が、遺伝子操作したウイルスを使ったバッテリーを開発したという。

 このバッテリーは、ハイブリッドプラグインカーで使われる最新の充電式バッテリーと同程度の容量と性能だとMITの研究チームのアンジェラ・ベルチャー氏は述べている。

 個人向けの電子機器にも使えるかもしれないという。

 従来のリチウムイオンバッテリーでは陽極(酸化コバルトかリン酸鉄リチウム)と陰極(黒鉛)の間をリチウムイオンが流れる。

 MITのバッテリーは、ウイルスを遺伝子操作してリン酸鉄でコーティングし、カーボンナノチューブで配線することで、ウイルスを電極として使用するという。

 使用するウイルスは一般的なバクテリオファージで、バクテリアには感染するが、人間には害はない。

 実験では、プロトタイプは少なくとも100回、容量の低下なく充放電できたという。現行のリチウムイオンバッテリーの充電サイクルよりも少ないが、「もっと長持ちするようにできると思う」とベルチャー氏は言う。

 同氏らは、このバッテリーは、室温かそれ以下の温度で合成でき、有害な有機溶剤は不要なので、環境に影響を与えずに安く製造できるだろうとしている。

 また非常に軽量で、容器の形に合わせた柔軟なバッテリーが実現可能だとしている。

 今後の取り組みとしては、リン酸マンガンやリン酸ニッケルなど、電圧や容量の高い素材を使って、もっと高性能のバッテリーを目指すという。

 次世代バッテリーが完成したら、商品化が可能になるかもしれないと同氏は述べている。(IT media)

微生物を使用したバイオセンサーについては、これまでに色々な分野で見聞きしていた。しかし、細菌に取りつくウイルスを電極にして、カーボンナノチューブでつないでバイオ電池にするとは素晴らしい発想と思う。今後の進展に期待される。

暮らしと微生物http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着したウイルスを含めた微生物について、微生物の専門家の視点からやさしく解説しているカラムです。ご期待ください。

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2009年4月 4日 (土)

MRI検査にクローン牛──食肉の世界はどこまで行く?

 今、世間じゃ草食系男子が流行りみたいだけど、筆者は「糖尿なんだから肉は控えろ」と医者にかたく言われているものの、どうしてもたまにはうまい肉が食べたくなって困ってる根っからの肉食系だったりする。

 そんな、お肉大好きの筆者にとって、ちょっと気になるニュースが今年の初めに立て続けに聞こえてきた。

 1つめは、内閣府食品安全委員会の作業部会が、クローン牛やクローン豚の食品としての安全性を認める見通しになったというニュースだ。

 2つめは、近畿大学と県畜産研究所の研究チームが、「飛騨牛」の元祖とされる牛と同じ遺伝子を持つクローン牛を、死後13年間冷凍されていた精巣を使って誕生させたというニュースだ。

 3つめは、放射線医学総合研究所の池平博夫チームリーダーらが、MRIの断層画像で、生きている牛の肉のおいしさを予測できることを確認したというニュースだ。

 いや、そりゃまあ、安くておいしい肉が簡単に入手できればできるだけ、我々消費者は助かるわけだけど、正直「そこまでしますか?」って気に少しなっちゃったのも事実だったりして。

 もちろん、クローンというのは、元々の生き物とまったく同じものだから、理論上は、遺伝子組み換え食品なんかよりも、さらに安全面の危険性はないわけだけど、とはいえ、倫理的に「そこまでやっちゃうのはどうよ」という気持ちもしなくはなかったり。

 「科学の濫用」という言葉が、一瞬脳裏をよぎっちゃったりしましたよ、ええ。

≪堺三保の「人生は四十一から」≫

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2009年4月 3日 (金)

美少年酒造社長が辞意、三笠フーズから裏金

 酒造会社「美少年酒造」が、事故米転売事件で社長らが起訴された米穀加工販売会社「三笠フーズ」から裏金を受け取っていた問題で、同酒造の緒方直文社長(61才)が、周囲に辞任する意向を漏らしていたことが1日、関係者への取材で分かった。

 同酒造によると、三笠フーズ社長冬木三男被告(73才)からの裏金は、緒方社長が就任した1987年以前から2007年まで、年間140-200万円に上るという。(時事)

一等米を購入しておきながら、精米する段階で値段の安い三等米とすりかえ、その差額を裏金として隠していた問題で「美少年酒造」の社長などの経営陣は、公衆の面前に初めて出て、「申し訳ありませんでした」とつい先日に頭を下げたばかりである。今度は、悪徳業者で勇名をはせた「三笠フーズ」から毎年裏金を受け取っていたという問題が表面に出てきた。何のためにお金をもらっていたのであろうか。問題が表ざたになるまではなんとも云わないでいて、公表されると「申し訳ないことをした」と急に云いだし、マスコミの目から逃れるためか「辞任する」と云う。オカシイ人たちがどうしてこうも多くなったのでしょう。美少年酒造の緒方直文社長の子供はどのように育ったのか顔を見たいものである。

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2009年4月 2日 (木)

放鳥トキなぜ?メス全部海峡越え、佐渡はオスだけ

 新潟県佐渡市で昨年9月に放鳥されたトキのうち、市内にとどまっていた唯一の雌が佐渡海峡を越えたことが28日、確認された。

 本州への飛来は4羽目でいずれも雌とのこと。これで佐渡に残るトキは雄4羽だけとなり、放鳥トキによる繁殖の可能性は極めて低くなった。

 環境省は近く、専門家会合を開いて対応を協議するとのこと。

 ◆相手求め海渡る?
 同省によると、本州へ渡ったのは、佐渡市の加茂湖周辺に定着していた雌(個体識別番号04番)で、28日朝、約50キロ離れた新潟市西蒲区の水田で確認された。
 
 このトキは27日夕には佐渡市内でねぐら入りが確認されていた。

 放鳥10羽のうち雌は5羽いたが、昨年12月に死んだ1羽を除く、残り4羽はすべて本州へ渡った。

 このうち3羽は、3月に相次いで飛来。いずれも雄と一時期行動を共にすることもあったが、繁殖に至らなかった。

 トキ保護センターの金子良則獣医師は、「飼育下のトキは雌が雄を選ぶ傾向がある。相手を気に入らず、雄を求めて海を渡ったのかも知れない」とみる。

 これで佐渡には雄4羽が残るのみとなり、今春の繁殖は絶望的になった。環境省の岩浅有記自然保護官は「04番が一夜で海を渡るなど、トキの飛行能力は高い。佐渡へ戻ることを期待したい」と話している。
 
 ◆放鳥計画見直し
 環境省は、「佐渡でのトキ60羽定着」との野生復帰計画は変えておらず、佐渡以外での放鳥も予定していない。

 ただ、専門家からは「佐渡から離れることを前提に、雌を多く放つことも必要ではないか」との指摘もあり、近く開催する専門家会合で、原因究明と今後の放鳥計画について協議するとのこと。

 また、同省は本州側の観察体制について、4月以降強化する方針。現在は「県野鳥愛護会」に観察を委託しているが、委託先の団体を増やすなどして、生態調査に力を入れたい考えだ。

 ◆雌の1羽佐渡に戻る
 本州に渡ってしまった雌の1羽が佐渡に舞い戻り、雄と一緒に田んぼにいるところが観察された。これで繁殖の可能性が出てきたようだ。(読売新聞)


生態系は人間が考えるほど簡単なことではないようだ。メスのトキが全て本州に渡ってしまい、佐渡にはオスのみとなったから、今年の繁殖計画は頓挫したかのように考えられていたようだ。人間を悲しませないためか、メスの1羽が佐渡に舞い戻ったとのこと。これからが楽しみだ。

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2009年4月 1日 (水)

愛馬を手放す飼い主が続出

 米各地で最近、馬が売りに出されたり、シェルターに収容されたりするケースが増えている。家や職を失い、涙をのんで愛馬を手放す飼い主が多いようだ。

 カリフォルニア州のモハベ砂漠で野生馬や捨てられた馬のシェルターを運営するNPOライフセーバーズ・ワイルド・ホース・レスキューに、所長のジル・スター氏によると、ここに収容される馬は1年ほど前から急増し、シェルターはパンク寸前の状態に陥っているとのこと。

 何の予告もなく、やせた馬をトレーラーに乗せてやって来て、私たちに引き取ってくれと頼み込む人もいると、スター氏はため息をつく。

 以前ここから連れて行かれた馬が、次々に返されて来るのです。まるでだれかが突然スイッチを切り替えたかのように、ロサンゼルス郡のシェルターにも昨年、捨てられたり虐待を受けたりした馬が188頭収容された。前年の実に7倍という急増ぶりだ。

 同シェルターの獣医、デービッド・バイアリー氏によれば、今年の数字はさらに悪化する見通しとのこと。

 満員のため、最近になってやむを得ず安楽死処分に踏み切ったという。

 ここでは現在、引き取り先の見通しが立たない馬を週に3~4頭を処分している。

 フリーのファッションライター、シャノン・ボンファンティさんは6頭の馬の飼い主である。

 だが最近仕事がなく、収入が激減したため、愛馬のうち3頭を手放すことにした。このうち1頭は、全米規模の競技会で何度も入賞している。

 もったいないと言われるのは分かっているし、かわいい馬と別れるのはとてもつらいと、ボンファンティさんは涙ぐむ。

 しかし、馬が3頭減れば、毎月800ドルの費用を家計に回すことができる。今のところ、買い手は見つかっていないとのこと。

 シェルターという選択肢も考えたが、「処分される可能性があると聞いて却下した」という。 (CNN)

日本では個人で馬を飼っている人は、極めて少数でしょう。しかし、アメリカには数頭もの馬を個人で所有している人が案外と多いのかも知れません。日本人のかんかくからすると自家用馬とでも呼べる愛馬を数頭も飼育しているのは、お城のような豪華な家に住んでいるお金持ちのように思える。ところがそのような裕福な家庭にも不景気風が吹き出しているとの情報である。アメリカの地域によっては、広大な原野などが近くあれば、そのこ愛馬を捨ててしまえば、その馬はすぐに野生に帰れるのかも知れない。それにしてもこの急激な不景気は、このさきどのようになるのであろうか。早くおさまってもらいたいものである。

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