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2009年6月

2009年6月30日 (火)

長崎大村湾で磁器破片で人工砂浜、水質改善を研究

 水質悪化が目立つ長崎県・大村湾で、同県が不用となった地元特産の波佐見焼(同県波佐見町)を使って、人工砂浜を作る研究に着手した。

 人工の砂浜にアサリなどを生息させ、水質改善を図るというのが狙い。

 隣接する佐賀県有田町の有田焼も活用する方針で、長崎県は「全国的にも例がない取り組み」としている。

 長崎県によると、今年度は、窯元が廃棄した磁器の破片を本物の砂粒の大きさに近い0・3~0・5ミリ程度に砕いて角を取り、水に浸して有害物質が溶出しないかなどを調べるという。

 この砂でアサリを育て、天然の砂で育てた個体との成長具合を比較する。

 来年度は、実際に数メートル四方の大きさの人工砂浜を湾に設け、アサリやゴカイを育てながら、潮の満ち引きで砂がどの程度減少するのかなどを調査する予定とのこと。

 将来は数十メートル規模の砂浜をつくることを想定しているという。

 大村湾では、水の汚れの目安とされる化学的酸素要求量(COD)が、2007年の測定で1リットル当たり2・2ミリ・グラムとなり、国の環境基準を0・2ミリ・グラム上回った。

 埋め立てなどにより、砂浜が減少し、水の汚れの原因となる窒素やリンなどの有機物を食べるアサリが減っていることが原因の一つとみられる。

 県は2004年度に「保全計画」を策定し、浄化の取り組みを開始した。

 波佐見町や有田町などの窯元から、商品とならない磁器が年500トンほど出る点に着目し、再利用を思いついた。

 県環境保健研究センターの山口仁士環境科長は「長崎ならではの方法で砂浜を再生し、親子連れなどが貝掘りを楽しめるようにしたい」と話している。(読売)

水質の悪化が目立つのはなにも大村湾に限ったことではなく、広い海域での汚染が進行しているようだ。飛行機で上空を通過するときに海面を眺めていると、あるところから海水面の色が違っていることを見ることがある。一度汚染してしまうと、元に戻すのは容易なことではない。この海水汚染に人工の砂場を不要となり窯元が廃棄した磁器の破片を試してみるとのことである。大昔のことであるが人口増加が著名な都市では、周囲の山林の木を薪にして、レンガなどの建築材を大量に作った。その結果、無秩序な森林伐採の結果、森林ははげ山になり、その年も消滅した。このようことは珍しくないようだ。焼き物は、大量なエネルギーを燃料として使うので、不要な廃棄物もなにかに再生できれば、物質の循環から好ましいことと思われます。

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2009年6月29日 (月)

傷口に「つば」つけると早く治るメカニズム解明

 口の中に傷ができると、唾液に含まれるたんぱく質の一種ヒスタチンが別のたんぱく質と結合して、歯肉細胞を増殖させて傷をふさぐことが、松本歯科大の王宝禮教授(歯科薬理学)と今村泰弘講師(同)のグループの研究でわかった。

 傷口につばをつけると治りが早いという言い伝えのメカニズムの一端を解き明かすもので、米科学誌「ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー」電子版に論文が掲載された。

 ヒスタチンに歯肉細胞を増殖させる作用があることは知られていたが、その原理は分かっていなかった。

 研究グループは歯肉細胞にヒスタチンを加え、観察を継続した。

 その結果、歯肉細胞内にあって、熱などのストレスにさらされた際、歯肉細胞を保護する働きをする「熱ショックたんぱく質」と、ヒスタチンが結合し、その後、歯肉細胞が増殖することが確認されたとのこと。

 熱ショックたんぱく質は、全身の細胞にある。

 王教授らは1991年、ヒスタチンが歯周病菌の活性を抑える働きをすることを発見した。

 以来、ヒスタチンには抗菌だけでなく、傷の治りを早める働きがあるのではないかとの仮説に基づいて研究してきたという。

 王教授は「この研究を発展させれば、口腔内の傷の治療薬製造だけでなく、再生医療分野の研究にも広がる可能性がある」と話している。(読売)

母親が泣き叫ぶ子供に向かって「痛いの痛いの飛んで行けー」と云って、擦り傷などに「つば」をつけてやると、傷口の治りが早いという行っていたことを思い出した。何の根拠もない言い伝えと思っていたが、科学的に立派に証明されたらしい。素晴らしいことだ。

理科好き子供の広場は、次世代の若者たちに「科学や生命」などの基本や本質をできるだけやさしく語りかけるカラムで、科学が好きなってもらいたいと願っています。また暮らしと微生物http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着したウイルスや細菌などについて、微生物の専門家の視点から解説しているカラムです。ご期待ください。

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2009年6月28日 (日)

ホッケの人工繁殖に小樽の水族館が成功 幼魚はきれいなブルー

 国内の水族館で初めて繁殖に成功したホッケの幼魚 北海道小樽市のおたる水族館が、展示用に挑戦していたホッケの繁殖に成功した。

 2000年から本格的に研究を開始して、初めて半年以上生存し、体長は10センチほどになった。

 同水族館は「国内では初めてでは」としている。

 同水族館では、孵化(ふか)したばかりの稚魚は、四角い水槽の壁に衝突する傾向があり、うまく育たず、これまでの最長生存日数は30日だった。

 昨年12月からは、飼育水槽を円柱形にし、エサも動物性プランクトンだけでなく、植物性プランクトンも与えるようにした。

 その結果、孵化した約300匹のうち11匹が生き残った。

 ホッケの幼魚はきれいな青色をしている。

 ホッケは1年で約20センチになるが、自然界では6000粒の卵から生き残るのは2匹程度という。

 同水族館では、ホッケの成長過程の研究も進めていくことにしている。(読売)

人工繁殖の難しさは、ふ化してしばらくの期間の稚魚は、自分で積極的に餌を摂れないことのようです。単に口を開けて入ってくる餌のプランクトンを待っているようらしい。そのために餌であるプランクトンは生きている必要があるようです。最初の段階を経過すれば、あとは自分で積極的に餌をとれるようになると聞いたことがある。

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2009年6月27日 (土)

「クローン牛・豚は安全」食品安全委が評価

 体細胞クローン技術で生まれた牛や豚の食品としての安全性について、内閣府食品安全委員会(見上彪委員長)は25日、「従来の家畜と同様に安全だ」とする評価書をまとめ、厚生労働省に答申した。

 これで同省の規制対象にならないことが確定した。

 今後は流通の可否について、農林水産省が改めて検討する。

 評価の理由として
 〈1〉遺伝子は従来の家畜と同じ
 〈2〉肉や乳の成分にも差がない――などをあげた。

 クローン家畜の子孫についても、同様に安全と判断した。

 ただ、安全委が評価書案を公表して意見を募集したところ、安全性に対する不安の声が数多く寄せられたため、見上委員長は「国民の理解を得られるように、情報提供を継続して行う必要がある」と話している。

 国内では、牛と豚合わせて約900頭が体細胞クローン技術で生まれているが、農水省が各研究所に出荷の自粛を要請しており、流通はしていない。

 だが、日本より早く「安全」と判断した欧米でクローン家畜由来の肉が流通し始めた場合は、日本に輸入される可能性がある。(読売新聞)

遺伝子の問題がからむ話題ですが、遺伝子を操作して組み換えられた組み換体と体細胞クローンとは科学的には本質的に異なるものです。しかし、一般の人々は、何か特別な動植物のように感じるられることもあるようです。例えば、脂肪が少ない、肉が柔らかい、食肉として美味しいなど親の性質を100パーセント受け継いでいるクローン体は、安全であるのかも知れないが、早死にするなどまだ良く判っていない現象を内蔵していることも事実のようです。食べることに対してはあまり神経質になることはないものと私も思います。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/は、科学や生命の本質や基本について子供達に向かって情報をやさしく発信するカラムです。「国連職員国連職員をめざす人のために」などが掲載されています。子供だけでなく、成人でも興味ある話題が提供されていると思います。今後とも努力しますのでご期待ください。

  

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2009年6月26日 (金)

大気中のCO2を人工樹木で吸収 

 米コロンビア大学の研究チームが、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を本物の樹木の約1000倍の速度で吸収できる「人工樹木」の開発に当たっているとのこと。

 研究を進めているのはコロンビア大学地球環境工学部のクラウス・ラクナー教授のチームだ。

 人工樹木はプラスチック製の「葉」の間を風が吹き抜けると、特製の吸着剤によって大気中のCO2を吸収・圧縮し、液体二酸化炭素として保存するという仕組みのもようだ。

 これは石炭火力発電所で排気からCO2を取り除く技術に似ているが、人工樹木の場合、いつでもどこでもCO2をキャッチできるのが特徴だという。

 ラクナー教授は、CO2排出量の半分は、発生源が小規模かつ分散していて発生源で取り除くのは難しいのが現状ち話す。

 われわれは、こうしたほかの手段では収集不可能なCO2に目を向けたと説明している。

 5月にロンドンで開かれた気候変動シンポジウムで同教授は、米エネルギー省のスティーブン・チュー長官と会い、この人工樹木のコンセプトについて説明したもよう。

 現在、同省で検討してもらうために提案書を作成中だという。 (CNN)

温室効果ガスの代表が二酸化炭素であることは疑問の余地がない。地球規模で温暖化が進行して、海水面の上昇、北極圏での氷河や流氷の減少、干ばつや豪雨などが頻繁に引き起こされている。その元凶の二酸化炭素を植物よりも1000倍もの速度で吸収してくれる人工の媒体の研究が進行しているとの情報である。空気中に拡散してしまった二酸化炭素を効率よく吸収するのは結構難しい問題であると記憶している。コロンビア大学の研究が結実してくれることに期待したい。

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2009年6月25日 (木)

宇宙滞在1か月延長、若田さん大丈夫?

 米スペースシャトルの打ち上げが延期され、若田光一飛行士(45才)の国際宇宙ステーション(ISS)での滞在も、予定より1か月長くなった。

 家族と離れて暮らす精神的ストレスや体調は、心配ないのだろうか。

 若田さんの滞在が始まったのは、3月半ばからだ。

 米露の飛行士と3人で、科学実験などをこなしてきた。

 5月末からISSは6人体制に増強され、ベルギー人とカナダ人も加わった。

 禁酒・禁煙で、外出できない閉鎖空間だ。

 旧ソ連の宇宙基地ミールでは、うつ症状になったり、地上との交信を切ってしまったりする飛行士がいたという。

 ISSでも、飛行士同士のあつれきから地上の管制官が八つ当たりされた例がある。

 でも、若田さんは至って元気なようだ。

 今月1日、宇宙からの記者会見でも、同僚のことを「家族のような存在」と話した。

 地上で訓練をともにこなし、互いに気心が知れた仲間なのだろう。

 滞在が延びたが、若田さんの健康管理を担当する宇宙航空研究開発機構の立花正一グループ長(精神科医)は「シャトルの延期はよくあることで想定済みだ。心配することはない」と太鼓判を押す。

 若田さんも今月初め、「できれば長くいたい。今のペースなら1年は大丈夫」と立花さんに話していたという。

 無重力空間では筋骨が弱るため、飛行士の滞在期間は、半年間がひとつの目安たそうだ。

 その意味でも、若田さんはまだ大丈夫だ。

 立花さんは2週間に1度、若田さんを問診しており、宇宙は意外と生活しやすいと確信し始めている。

 その暮らしやすさは、通信の進歩に負うところが大きい。

 米ヒューストンに住む妻と息子の声は、毎日、電話で聞けるそうだ。

 さいたま市の母タカヨさん(76才)とも月に1度、テレビ電話システムで顔を見て話すことができる。

 タカヨさんは「心配をかけないよう、その日は白髪を染めて元気な姿を見せる」と親心をのぞかせている。

 差し入れもある。5月にはロシアの補給船で家族からの贈り物などが5キロ・グラム程度送られ、スナック菓子が若田さんを喜ばせた。

 また、週2回の電子情報便があり、家族の写真やビデオメッセージ、新聞や雑誌の記事などが届くそうだ。

 家族からの手紙や写真は心の支えと若田さんは語っている。

 おかげで夜も7時間ぐっすり眠れている。

 若田さんの唯一の不満は、「風呂がない」ことだそうだ。
 
 日本で温泉に行きたいという楽しみは、もう少し先になりそうだ。(読売)

宇宙飛行士は、綿密な計画に従って長時間におよぶ厳しい色々な訓練を積んでいるからこそ、宇宙空間での船外活動にも平常心で働けるのでしょう。いかなる場合でも、少しも慌てることのなく冷静に振る舞える心の準備が整っているものと思われます。若田さんは、迎に行くべきスペースシャトルの整備の関係で当初の予定よりも一か月も長く滞在できることになった。このように表現すると頼もしいのだが、否でも応でも迎が来ないのですから、待つ以外に方法がない。考えようによっては、私などは心配でならない。それにしても若田さんは、一年間ぐらい滞在できる身体能力があるようで、将に男のなかの男だ。無事の帰還を待っています。

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2009年6月24日 (水)

中国製豚串カツに違反物質 厚労省が業者に検査命令

 厚生労働省は22日、中国から輸入された豚串カツから使用が認められていない医薬品が検出された発表した。

 食品衛生法に基づき、同国産豚肉と加工品の検査を行うよう全輸入業者に命じたとのこと。

 厚生労働省によると、2業者が輸入した冷凍食品の豚串カツから0.00008~0.00016ppmのクレンブテロールが検出されたとのこと。

 2社が輸入した計約55トンのうち、約3.5トンが既に消費されたが、残りは回収されるなどしており、市場に出回ることはないという。

 クレンブテロールは、動物用医薬品では牛の子宮弛緩薬として用いられるという。

 豚への使用は認められていないが、肥育の促進などに効果があるとされる。(時事)

またまた始まった違反医薬品による食品の汚染である。特許権や著作権などの知的所有権を無視し、医薬品も勝手に使用して「毒入り冷凍ギョーザ」のような事件を起こしても平気な国民であるらしいことが、またまた報道された。百円ショツプなどで売られている商品のかなりの多くは、中国からの輸入品であるらしく、色素や塗料などを含め安全が確認されていない薬物が検出されるかもしれないので、私は安全を考えて絶対に買わないことにしていると云う主婦もたくさんいるようです。日本人の「熱しやすく冷めやすい」性格もほめられたものではなく、毒入り製品が摘発されたらすぐに忘れてしまうのは今後のためにも良くないと思う。命と健康の安全は、まず自分で守らないといけないと思う。

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2009年6月23日 (火)

49歳女性がメス牛に踏みつぶされ死亡

 イングランド北部のノースヨークシャー警察当局者は22日、犬2匹に散歩させていた49歳女性が複数のメス牛に踏みつぶされ、死亡する悲劇があったと述べた。

 詳しい状況は不明だが、犬が牛に近付き、パニック状態となった親牛らが子牛を守るため犬や女性の方向へ突っ込んでいき、死亡した可能性も考えられるという。

 犬はひもでつながれていなかった。

 現場はホーズ市近くで、草地とみられる。

 家畜業者によると、英国で人間がメス牛に殺された例はほとんどない。

 また牛は人間より犬をより「脅威」と感じる可能性もあるという。 (CNN)

動物園で飼育されている猛きん類に飼育係が油断した瞬間に襲われて死亡する事故は時として起こり、相対的にはそれほど珍しくない。しかしながら、犬を散歩させていた女性がメス親牛に襲われ、踏みつぶされて死亡するとはあまり聞かない事故である。連れていた犬がよほど親メス牛を怒らしたのであろう。それにしても恐ろしい事故もあるものですね。

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2009年6月22日 (月)

メコン川流域のイラワジイルカの死亡増加で絶滅危機

 世界自然保護基金(WWF)は17日、東南アジアのメコン川流域に生息するカワゴンドウ(イラワジイルカ)が絶滅の危機にさらされていると警告した。

 メコン川の水質汚染が悪化し、各個体の免疫力が低下して死に至っているという。

 現在の生息数は、推定で64─76頭と見られている。

 WWFによると2003年以来、カワゴンドウの88個体が死亡した。

 このうち60%以上が、生後2週間未満の子供だった。

 死体を解剖するなどして調べたところ、死因は細菌による感染症と判明したそうだ。

 免疫機構が働いていれば通常は死に至らないものだった。

 死んだ個体からは殺虫剤のDDTやポリ塩化ビフェニール(PCB)などが高濃度に検出されれた。

 また、免疫力を低下させる水銀も高濃度で見つかった。

 流域で使われる農薬のほか、金の採掘に使われる水銀がメコン川に流れ込み、カワゴンドウの体内に蓄積したと見られている。(CNN)

かつて日本でも化学肥料、殺虫剤や除草剤が空からヒコーキで大量に散布されて、稲作などの収穫が多く確保された時代があった。しかし、この類の科学は、悲しいかな自然の生態系から「トキ」のような貴重な鳥類も消し去ってしまった。ここに紹介しているニュースによると化学物質の複合汚染が経済優先の背景にあるらしい。これは大変な問題で、百頭もいなくなっカワゴンドウイルカの種は保てないかもしれない。そうすると二度と再生することができなくなるのであろうか。悲しい話である。

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2009年6月20日 (土)

サンゴの人工繁殖で世界初の産卵 サンゴ礁の再生へ道

 人工繁殖したサンゴから産み出された卵(8日午後8時過ぎ、沖縄県・阿嘉島沖の水深5メートルで)=板山康成撮影 

 沖縄県座間味村の阿嘉(あか)島沖で8日夜、卵から人工繁殖して成長したサンゴの初めて産卵に成功した。

 ライトを当てると、ピンク色の卵(直径約2ミリ)が漆黒の海中に浮かび上がった。

 産卵したのは、同島の阿嘉島臨海研究所が繁殖に取り組んでいるエダサンゴの一種「ウスエダミドリイシ」の群体だそうだ。

 採取した卵を2004と2005年に同研究所内で人工授精させ、幼生がコンクリート製基盤に着床した段階で沿岸に移して約30センチの株に育てた。

 研究所長の大森信・東京海洋大名誉教授は「人工繁殖したサンゴの産卵は世界でも例がない。

 今回のデータは、地球温暖化や海洋汚染で死滅するなど危機的状況にあるサンゴの再生に生かせる」と話している。(読売)

温室効果ガスによる地球規模的な温暖化で、海水の温度上昇やpHの低下(海水の酸性化)などが引き起こされているらしい。その結果、特に顕著なのはサンゴの白化現象で広範囲の海洋でサンゴの死滅が報じられいる。その一方で今回の実験成功に見るように人工養殖されたサンゴが産卵したとのビッグニュースが飛び込んできた。この技術を基にして色々なサンゴの人工繁殖に継続的に励んでもらいたいものである。いずれかの時にまたサンゴ礁が生まれるでしょう。

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2009年6月19日 (金)

エンデバーの打ち上げ大幅延期、若田さん帰還1カ月遅れか

 米航空宇宙局(NASA)は17日、同日夕刻(日本時間)に予定していたスペースシャトル「エンデバー」の打ち上げを7月12日午前8時39分(日本時間)に再延期すると発表した。

 燃料の液体水素を注入中に水素ガスの漏れが見つかったためだ。

 漏れたのは13日に延期の原因になったのと同じ個所だという。

 エンデバーは、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の完成後、ISSに滞在中の若田光一・宇宙飛行士(45才)を乗せて帰還する予定である。

 打ち上げ延期に伴い、6月末に予定されていた若田さんの帰還も約1カ月遅れることになった。

 修理に加え、軌道上で機体が高温になるのを避けるため太陽との位置関係を考慮した結果、7月11日まで打ち上げができず、大幅な延期となる模様だ。

若田宇宙飛行士などを迎に行く宇宙船スペースシャトル「エンデバー」にまたしてもガス漏れのあることが判明した。安全には安全を期待して、無事に帰還できることを願っている。しかし、前回と同じ場所からのガス漏れとなると本当に大丈夫だろうかと妙な気もちになる。一か月も宇宙滞在が長引くことによる精神的肉体的な悪影響はないのであろうか。宇宙空間で宇宙望遠鏡の大修理を実行した宇宙飛行士たちの命をかけた作業の時にもとても感動を覚えた。今回の若田さんたちのことも同じような感情で見守っています。

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2009年6月18日 (木)

三菱航空機世界の小型機市場の3分の1目指す

 国産初の日の丸ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発中の三菱重工業の子会社である三菱航空機の江川豪雄社長は16日、パリ郊外ルブルジェで開かれているパリ国際航空ショーで記者会見し、70~90人乗りの小型機MRJの国際市場での成功に「強い自信がある」と語った。

 世界的な景気低迷の中、これまでにMRJ発注を決めているのは全日空だけだが、同社長は「今後20年間で1000機を売り、小型機市場の3分の1を占めたい」と表明した。

 15日の航空ショー初日から、MRJのブースには150人近い来場があり、昨年の英ファーンバラ航空ショー初日と比べても注目度は倍加しているという。(時事)

YS-11機の開発は、一応成功をおさめ、それなりの数を世界に売った。しかし、日本政府の無策が災いして、生産中止に追い込まれ、地上から姿を消したとのことである。今回開発されている国産初の日の丸ジェット旅客機「MRJ」は、世界的に競争が激しい70~90人乗りの小型機の国際市場での成功に強い自信をもっているようだ。このような状況になると政府も与党も政策的に支援するような体制になるらしい。とにかく技術的に世界規格を狙っても政策的に常に負けてしまうらしい、「前輪の轍を踏まず」でなにがなんでも頑張ってもらいたいと思う。

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2009年6月17日 (水)

若田さん帰還シャトル打ち上げは17日

 米航空宇宙局(NASA)は15日、水素ガス漏れのため延期されたスペースシャトル・エンデバーを米東部時間17日午前5時40分(日本時間同日午後6時40分)に打ち上げると発表した。

 17日に隣の空軍基地からの打ち上げが予定されていた月探査機は、18日以降に打ち上げる予定のようだ。

 エンデバーの打ち上げは13日の予定だった。

 エンデバーは日本の有人施設「きぼう」の船外実験施設を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶという。

 ISSに滞在中の若田光一さん(45才)はこのエンデバーで地上に帰還する。

 爆発の危険がある水素ガスの漏れは、若田さんをISSに送り届けたディスカバリーの3月の打ち上げでも起き、燃料系の部品の交換を経て打ち上げに成功しているが、漏れの本質的な原因はわかっていない。 (朝日)

宇宙旅行はまだまだ難しい問題が残されているらしい。金属疲労による事故などが絶対に起こらないことを期待したい。若田さんは、宇宙での任務ミッションを完全に終了して、いま地球への帰還を待っている。安全な一日も早い成功を大きな期待をもって待っている。

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2009年6月16日 (火)

珍しい女性の犯罪 高級官僚 中学教諭 姉妹の3件

※厚労省局長が虚偽証明書発行の疑いで逮捕された。

 将来は厚労省の次官の地位も夢でなかった有能な女性のエリートの逮捕で厚労省が大揺れであるらしい。(時事)

※中学女性教諭が万引きで逮捕された。これも珍しい事件でないかと思われる。

 スーパーで食料品などを万引きしたとして、大阪府警茨木署は15日までに、窃盗容疑で茨木市立北中学校教諭柳川和美容疑者(46才)を現行犯逮捕した。

 同署によると、「お金を払うつもりはなかった」などと容疑を認めているという。

 逮捕容疑は、柳川容疑者は14日午後3時40分ごろ、同市上郡のスーパーで、食料品や日用品計76点、約2万3000円相当を盗んだ疑いである。(時事)

※19歳少女姉妹でひったくり容疑で逮捕された。

 妹とバイクに2人乗りし、自転車の女性からバッグを盗んだとして、警視庁少年事件課と福生署は15日までに、窃盗容疑で東京都羽村市の無職少女(19才)を再逮捕した。

 窃盗の非行事実で少女の妹で同市立中2年の女子生徒(13才)も児童相談所に書類を送る方針である。

 同課によると、2人とも容疑を認め、「ガソリン代や遊ぶ金が欲しかった」と話しているという。

 逮捕容疑は5月21日午前11時25分ごろ、同市五ノ神の路上で、2人乗りしたバイクで自転車で帰宅中の同市に住むビル清掃員の女性(64才)に後方から近づき、後部のかごから現金約4000円入りの手提げバッグを盗んだ疑い。(時事)

機会均等=男女差なしの世相を表すかのごとき事件を3件紹介した。女性だからとの特別な理由はなにもないが、高級官僚、中学校教諭と姉妹の犯行が3件もマスコミを飾るとは珍しいことと思う。と同時に世の中はまさに男女平等になったことを感じた。

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2009年6月15日 (月)

珍しい黄色のロブスター見つかる

 米マサチューセッツ州イーストハムのレストランが「黄色」のロブスターを入手、「フィオーナ」と名付けるなど話題になっている。
 
 開店してから32年の歴史があるレストラン、「アーノルズ・ロブスター・アンド・クラム・バー」のオーナー、ネイサン・ニッカーソンさんによると、フィオーナは6月上旬にカナダ東部沖で友人の漁師が捕獲したという。

 ニッカーソンさんは、ケープ・ゴッドで57年間暮らしているが、黄色いロブスターなんて今まで見たこともなかったと驚いている。

 フィオーナの色は実際には黄色というよりも、明るいオレンジ色だという。

 専門家によれば、この色のロブスターが生まれる確率は3000万分の1と、非常に珍しいらしい。

 ネイサンさんは、フィオーナは非常に珍しいとして調理に回さず、客寄せに水槽に入れ展示している。(CNN) 

絶滅寸前の動植物が多種リストされている反面、新種の動植物が数多く発見もされている。それと同時に突然変異した動植物も時として見つかっている。突然変異はなにもインフルエンザウイルスの専売特許ではないらしい。突然変異は生態系に有用なのか、有害なのかを見極める必要がありそうな気がする。

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2009年6月14日 (日)

止まらぬ米兵の自殺、陸軍発表

 米軍が11日発表した統計によると、5月に自殺した陸軍兵士は調査中のケースを含めて17人と、最近の増加傾向をさらに更新したことが分かった。

 米兵の自殺は昨年来、記録的な数字を示している。
 
 発表によると、5月に自殺したと確認されたのは1人だけだが、ほかに16人が調査の結果、自殺と判定される見通しのもよう。

 3月の自殺者は13人、4月も未確認の8人を含め13人だった。

 陸軍では昨年1年間で、自殺者が133人と過去最多を記録した。

 今年は1月からの合計がすでに82人に達している。

 同日付の声明は、あらゆる対策を試み、外部の専門家に助けを求めるなどして自殺予防に努めているとしている。

 ケンタッキー州のフォートキャンベル基地では、今年1月から5月までに11人の自殺が確認されている。

 ここを拠点とする第101空挺師団の部隊は、イラクやアフガニスタンへ何度か派遣されて戦闘を経験し、強いストレスを受けているとみられている。

 現在も数千人がアフガンに展開している。

 同基地では今年、自殺防止のための3日間の集中訓練を2度にわたり実施した。

 一方、全米最大規模のテキサス州フォートフッド基地では、兵士らがイラク、アフガン駐留の合間の貴重な時間を家族とともに過ごせるよう、午後6時までには帰宅し、週末は必ず休日とする決まりを徹底させてきた。

 同基地では今のところ、今年の自殺者が2人にとどまっているとのこと。 (CNN)

敵と思われる人物に遭遇したら相手が撃ってくる前にいちはやく銃の引き金を引かないと自分が殺されてしまうとたたみこまれている。ある意味では殺人鬼に洗脳せれ育てられているのが戦場にいる兵士であろう。何のためらいもなく銃の引金をひける感情を亡くしたように思われる軍人でも心に積もり積もったストレスの重みは、他人からは見えない。自分がこれほどまでに悩んでいるのに国家・軍や環境は何も理解してくれない。その心の重圧に耐えかねて自分に向けて引き金を引いてしまうのであろう。命令に盲目的に従うロボットのように見えても最後まで温かい血が体内を流れている人間なのだ。

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2009年6月13日 (土)

若田さんら出迎えにソユーズが国際宇宙ステーションに到着

 ソユーズとドッキングし、国際宇宙ステーション内で記念撮影する若田さんら6人の映像が映し出された。

 若田光一さん(45才)ら3飛行士が長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)に、ロシアの宇宙船「ソユーズ」が日本時間29日夜、別の3飛行士を乗せて到着した。

 ISSは、建設開始から11年目で、ようやく6人体制に入り、実験設備の本格稼働が始まる。

 到着したのは、ロシアとベルギー、カナダの飛行士だ。

 すでに滞在中だった米露日の3人が出迎え、ISS計画に参加する米露日欧加の5極の飛行士が初めてそろった。

 電力の確保や水の再生装置稼働など、6人の滞在に必要な準備が最近、整っていた。

 宇宙航空研究開発機構は、この人員増で、日本実験棟『きぼう』での実験も拡充されると期待している。(読売新聞)

国際宇宙ステーションに長期滞在している日本人宇宙飛行士「若田光一」さんが任務を終了して、間もなく地球に帰還する。その出迎えにロシアの宇宙船「ソユーズ」が国際宇宙ステーションに到着した。これがまさに善い意味での国際協力・国際関係である。ところが世界的には紛争があとを絶たずにおこっているが、この紛争も民族間の内戦のよな状況もあるが、少なくても2国間の争いでもあり、これも考えようによっては好ましくない国際関係である。宇宙ぐらいは紛争のない状態に保ちたいものと考えています。

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2009年6月12日 (金)

巨大なゴミ貯めと化 海のゴミは増加の一途

 国連環境計画は8日、海に捨てられたゴミの実態に関する報告書をまとめ、増え続けるゴミが沿岸地域の生活や海洋生物の生態系に甚大な影響をもたらしていると指摘した。

 海のゴミの問題には多くの国が国家レベルで取り組んでいるが、全体的な状況は改善されず、解決にはほど遠い状況だという。

 現在の対策は奏功しておらず、緊急に対処しなければ陸地や船舶から投棄されて海にたまるゴミは増える一方だと指摘している。

 法規制の強化、啓発キャンペーン、経済的措置や奨励策を通じて緊急に対策を講じる必要性が一層高まっていると強調している。

 海のゴミ調査は、プラスチックが普及し始めた約50年前から続けられてきた。

 水に溶けないプラスチックが潮流に流されてたまり、海のゴミ集積場と化している場所が幾つもあり、中には米テキサス州に匹敵する大きさの海域にゴミがたまっている場所もあるという。

 国連の発表によれば、海に捨てられたゴミのうち最も多いのはプラスチックとたばこの吸殻で、プラスチックは80%を占めている。

 こうしたゴミは、沿岸地域の観光や住民の生活に影響を及ぼすほか、ウミガメや海鳥がプラスチックを餌と間違えて飲み込んでしまうなどの問題も発生している。

 北海に生息するフルマカモメの胃の内容物を調べたところ、94%からプラスチックが見つかり、胃の中のプラスチック片の平均数は34個だったという。

 海のゴミが実際にどのくらいあるのかなど、詳しい実態はまだほとんど分かっておらず、問題に対応するためにはさらに詳しい調査が必要だと報告書は解説している。

 効果的な対策を打てなければ、世界の海のゴミ問題は今後も悪化の一途をたどると予想している。(CNN)

ツバルのようにサンゴ礁からできている小さな島国では、温暖化による海水の上昇で国が丸ごと水没してしまいそうな話をたびたび聞くようになった。NHKの特別番組でスバルのような島国では、家庭からの生活廃棄物などの「ゴミ」の捨て場を確保することが難しいらしいと伝えていた。野積みにして焼却しているらしいが、それでも大潮のときには海水が上陸してきて、そのゴミを流してしまうらしい。そのようなゴミも一部加わって海洋はゴミの山のように成りつつあるらしい。分解されない発泡スチロールやプラスチック類の漂流物は、大変に厄介なものであるらしい。これからどうすればよいのであろう。

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2009年6月11日 (木)

妊娠10週目で性別を判定できる検査キットの販売

 妊娠10週目で生まれてくる子供が女か男かを自宅で判定できるという製品を米国の企業が開発し、インターネットを通じて販売している。

 米大手薬局チェーンはこのほど店舗での販売に乗り出した。

 性別判定検査キットを開発したインテリジェンダー(本社・米テキサス州)によると、この製品は特定のホルモンを取り出して同社が独自に合成した化学物質と組み合わせると、男の場合と女の場合とでは違う反応が起きることを利用したと説明しているいう。

 母親の尿の検査で約10分で結果が分かり、赤ちゃんが男なら検査薬が緑に、女ならオレンジに変わるという。

 同社は現在、この技術の特許を出願中だそう。ただし「この製品は診断が目的ではなく、100%の精度は保証できない」と共同創業者のレベッカ・グリフィン氏は言っている。

 当たる確率は78―80%だそうだ。

 同社のウェブサイトは、医師の診察で男か女かが確定するまで、部屋をピンク一色に塗ったりしないようにと釘を刺している。

 米国では2006年の発売以来、インターネットを通じて5万個が売れ、米大手薬局チェーンのCVSとウォルグリーンズは先月から、34ドル95セント(約3400円)で販売を始めた。

 世界11カ国でも販売されているという。 (CNN) 

国内でもある地域では娘を嫁がせるには嫁入り支度に莫大な費用がかかるので、女の子が小さい時から両親は一生懸命に蓄財に励むそうである。また発展途上国の一部では子どもは家族にとって得難い労働力なので男の子が望まれているらしい。出産費用もあるのでできれば生まれる前に子供の性別が判る方が両親にすると都合が良くなる。そこで染色体を調べて出産前に胎児の性別を判定することが流行り、続けて女の子が生まれる可能性が判ると人工中絶が行われていると聞いたことがある。今回の性別検査キットは、費用もあまり高くないし、妊婦の尿で判断できるとなると、予想外に売れる可能性が考えられる。これは人類に幸せをもたらすのか弊害を生むのかどちらでしょう。


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2009年6月10日 (水)

空からオタマジャクシ降ってきた

 空から降ってくるのは雨やひょうばかりとはかぎらない。

 石川県が今月に入ってオタマジャクシが空から降ってくるという“怪事件”に揺れていることが7日、明らかになった。

 一般に魚などが空から降ってくる現象は「竜巻」が原因とされることが多いが、当時周辺で竜巻は観測されておらず、発生しやすい気象状況でもなかった。

 天変地異の前触れか…そのナゾは深まるばかりだ。

 この「超常現象」が発生したのは今月4日と6日だ。

 4日は午後4時半ごろ、石川県七尾市中島町の「中島市民センター」周辺の約300平方メートルにわたって体長2-3センチのオタマジャクシ約100匹が突然降ってきた。

 6日は同県白山市徳丸町で午前7時すぎ、駐車中の車のボンネットや路上でつぶれているのを住民らが見つけた。

 近所の人に言われて外に出てみると、自宅の車のボンネットに5-6匹がつぶれてくっついていたと同町に住む石川信子さんは云う(75才)。

 さらに周辺の民家や駐車場などでも計約30匹が確認され、大きさは七尾市と同様2-3センチであった。

 5日の午後8時ごろ、石川さんの家族が帰宅した際には変わった様子はなかった。

 つぶれた形状からいたずらで投げつけられたとは考えられないという。

 2件とも付近に田んぼが点在するが、オタマジャクシがどこから来たのかは不明だ。

 実は世界各地で魚やカエル、クラゲなどが降ってきたという記録が残っているが、一般的に竜巻が原因とされる。

 竜巻が水上を移動するときにルートにある物を巻き上げ、その後雨と一緒に落ちてくるのだ。

 ところが、金沢地方気象台に確認すると、石川県内は4日夕も、5日夜から6日朝にかけても「大気の状態は安定していて竜巻が発生する状況ではなかった」。

 石川さんが「夜中にドカンという音がしたと家族はいっていたが、雨や風などはなかった」と話していることなどから、気象台が観測できない小規模な竜巻が発生した可能性も低い。

 同気象台職員も「過去に同様な例は聞いたことがない。

 原因も分からないですね」と首をかしげるばかり。

 この時期、石川県の話題といえばご当地出身の米大リーグ、ヤンキース・松井秀喜外野手(34才)の活躍一色だが、巨大ゴジラも、いまは小さなオタマジャクシの前に歯が立たない!? 

 ゴジラの里がまさに“オタマジャック”だ。(産経新聞)

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2009年6月 9日 (火)

国際ピアノコンクールで全盲の辻井さんが優勝

 米テキサス州フォートワースで開かれた第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで7日、全盲の辻井伸行さん(20才)が日本人として初めて優勝した。

 中国人ピアニストと並ぶ第1位だった。

 1962年から原則4年に1度開催されてきた同国際コンクールで、日本人が決勝に残ったのは1969年に準優勝した野島稔さんら以来40年ぶりとのことである。

 辻井さんの最終演奏曲はリストのハンガリー狂詩曲第2番だった。

 辻井さんは東京都出身で、生まれつき全盲だったが、幼少期に音楽を始め、7歳で全日本盲学生音楽コンクール(現ヘレン・ケラー記念音楽コンクール)ピアノ部門1位を獲得した。

 その後も国内の交響楽団と共演するなど活動を続けている。(時事)

テレビで演奏会の様子を見た。その手の動きは、コンピューター仕掛けのロボットのようにも見えた。インタビューで質問に答えていたが、楽譜は読めないが、一度引いてもらって聴くと、それはすぐに頭に入ってしまうとのことである。訓練された結果、記憶力が良くなったというのではなく、神様から与えられた神童としての能力なのだと思う。しかし、音楽にしてもある種の教育は、親に色々な意味での恵まれた力がないとダメなのだと思う。本人の天才としての能力プラス両親の愛に裏打ちされた使命感と献身のたまものでもあると信じたい。

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2009年6月 8日 (月)

アホウドリのヒナ15羽すべて小笠原諸島・聟島巣立ち

 環境省は25日、小笠原諸島・聟島(むこじま)で人工飼育していた国の特別天然記念物のアホウドリのヒナ15羽すべてが、この日までに巣立ったと発表した。ヒナの人工飼育は昨年に続いて2度目だ。

 最大繁殖地の伊豆諸島・鳥島の火山活動が活発なため、安全な繁殖地を作ろうと、山階鳥類研究所と共同で始めた。

 巣立ちまで人工飼育することで、聟島を生まれ故郷と思いこませ、新たな繁殖地にする計画だ。

 1羽めの巣立ちは5月11日で、順次飛び立った。

 ヒナは北太平洋のベーリング海やアリューシャン列島などへ渡っていくと予想され、このうち7羽に装着した小型の発信器と人工衛星で行動を追跡調査する。(読売新聞)

動植物が自然に生育し繁殖する特別な地域や島が存在するが、それはどのように決まるのであろう。海水魚が生まれ故郷の河川に戻ってくる習性、海が目が産卵のために生まれた海岸に満月の夜に上陸して産卵する習性、産卵期だけに決まって戻ってくる生まれ故郷の島や断崖絶壁を見分ける能力など生態系はまだ不思議だらけだ。小笠原諸島・聟島(むこじま)が国の特別天然記念物のアホウドリの第二の故郷となり得るのか興味が尽きない。

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2009年6月 7日 (日)

ジンバブエのコレラ感染者約10万人

 アフリカ南部のジンバブエを昨年夏から襲うコレラ禍で、国連児童基金は4日、これまでの犠牲者が4000人を超え、雨期が始まると共に被害はさらに悪化する恐れがあるとの懸念を表明した。

 アフリカ諸国で過去15年の間に起きたコレラ被害としては最悪規模としている。

 国際赤十字によると、ジンバブエでの感染者数は約10万人となっている。

 同国での被害拡大は、上下水道施設の不備、不十分な医療態勢や関連施設の欠如、ゴミ処理の欠陥などが原因とみられている。

 これにほぼ破たん状態の経済、不安定な政治情勢が事態をさらにこじらせている。

 与野党間の連立政府がやっと発足した同国は5月、世界銀行に経済再建で支援を要請、2200万ドルの補助金を受け取ることが決まった。 (CNN) 

コレラという細菌感染症はインドなどの東南アジアの諸国で猛威をふるていた。コレラを引き起こす原因のコレラ菌は、ドイツ人細菌学者のローベルト・コッホがインドで最初に分離したものです。コッホがコレラは細菌が原因で起こる水系感染症であると公表すると、当時世界の衛生学者と呼ばれていたドイツ人科学者「ペッテンコーフェル」は自説に反するコッホ細菌節を否定するためと称して、コッホが培養したコレラ菌液を飲んでしまった。幸いにして死を免れはしたものの、激しいコレラの下痢症に見舞われた。これは、細菌学の世界では有名な話として言い伝えられている。「暮らしと微生物」にも掲載してあります。

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2009年6月 6日 (土)

北極圏に予想以上の石油と天然ガスの埋蔵量

 石油埋蔵量が予想以上の規模の可能性が出てきた北極圏
 
 北極圏の海底にある石油と天然ガスの埋蔵量が、これまで考えられていた量のほぼ2倍にも達する可能性があるとする調査報告を、米地質調査所(USGS)らの研究チームが米科学誌サイエンスの最新号に発表した。

 北極圏に接する国は多く、北極圏の開発にあたっては環境への影響を考慮した、遺漏のない規制などが必要だと指摘している。

 USGSと各国研究者の調査によると、北極圏の海底にある石油量は全世界の埋蔵量のうち13%、天然ガスでは30%に相当すると見積もっている。

 量にすると、石油は400─1600億バレルに匹敵するとのこと。これまで考えられていた埋蔵量は900億バレルだった。

 米エネルギー省によると、全世界の石油使用量は現在、年間300億バレルだ。

 北極圏の石油開発はまだ本格的には行われていないが、米石油大手エクソンモービルなどがすでに試掘に着手しているとのこと。 (CNN)

北極圏の海底に大量な化石燃料が新たに見つかった。その権利(=利益)を他よりも有利にかつ早く獲得するため、米石油大手エクソンモービルなどがしのぎを削っているらしい。しかし、大量な埋蔵量なので会社にもたらす利益は莫大なものになることでしょうが、仮に北極圏の新エネルギー源だけを世界各国が使用するとしたら、その埋蔵量は一年から五年程度で枯渇してしまうでしょう。「驕れるものも久しからずや」で米国のGMのようにいずれかには衰退することは間違いがない。枯渇しないエネルギー源をいまから率先して手に入れるべく努力する国がこれからの豊かな国家を形成するものと思います。

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2009年6月 5日 (金)

抗がん剤で指紋が薄く、米国入国時に米移民局に拘束

 米国では入国時、指紋の捺印が義務付けられている。

 抗がん剤の服用で指紋が薄くなったシンガポール人男性が米国入国時に拘束された。

 これを受けて男性の主治医が「米国渡航時には医師による説明」を持参するよう呼び掛ける注意を、がん専門誌に発表した。

 シンガポール国立がんセンターのエンファト・タン氏によると、米移民局に拘束されたのは62歳の男性だそうだ。

 頭と首に悪性腫瘍ができ、化学療法剤で治療後に、米国では商品名「ゼローダ」として販売されている抗がん剤「カペシタビン」を2005年7月から服用しているという。

 カペシタビンは様々な副作用を引き起こし、「手足症候群」になることも多く、手足の皮膚がはがれてしまうのだそうだ。

 長年にわたって服用した場合、指紋が消えてしまうこともあるという。

 タン氏は、抗がん剤を長年服用する人も多い。米国渡航時には適切な文書を携行したほうがよいと述べているとのこと。

 入国時に拘束したシンガポール人男性について、米移民局は不審な言動はなく問題ないと判断、約4時間後に釈放したそうだ。(CNN)

ガン患者では、ごく稀ではあるが、血液型が変わることも知られている。今回は抗癌剤の副作用で手の皮膚がはがれて、その時に指紋が薄くなってしまったようだ。指に特殊なテープを貼って、指紋を他人のものとすり替えることが実際に行われている。そのような背景もあり、この男性は米移民局に拘束されてしまったものと考えられる。不便な世の中になってきました。

理科好き子供の広場は、次世代の若者たちに「科学や生命およびものの考え方」などの基本や本質をできるだけやさしく語りかけるカラムです。また暮らしと微生物http://www.microbes.jp/)は、日常生活に密着したウイルスや細菌などについて、微生物の専門家の視点から解説しているカラムです。ご期待ください。

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2009年6月 4日 (木)

火星に大規模な地下水脈の跡を発見

 太古の火星では、形を頻繁に変える砂丘の下にアメリカのオクラホマ州の面積(約18万平方キロ)に相当する大きさの地下水脈が隠れていたという。

 この事実がNASAの火星探査車オポチュニティによって突き止められた。

 オポチュニティは2004年にも、かつて火星に地下水が存在していたことを示唆する鉱物とブルーベリー形状の岩石をエンデュランスクレーターで発見している。

 そして今回また新たに、水の存在を示唆する同様の痕跡をビクトリアクレーターで発見した。

 このクレーターはエンデュランスクレーターから約6キロ離れた位置にあり、クレーターの側面には珍しい岩石層も見つかった。

 これは古代の砂丘が石化して残されたものと考えられている。

 アメリカのニューヨーク州にあるコーネル大学の教授で、火星探査車プロジェクトのリーダーでもあるスティーヴ・スクワイヤーズ氏は次のように解説する。

 火星の水は局地的にオアシスを形成していたのではなく、もっと大きな範囲で地形を形作っていたのではないかと考えられていたが、今回の発見でその仮説が証明されることになった。

 数キロ離れた2カ所で同じ地形が発見されたということは、その地形形成プロセスがこの地域の大部分で作用していたことの証左となるかもしれない。

 また同氏は、水が生命にとって不可欠な要素だというのは多くの科学者たちの共通した考えだとも指摘した。

 2006年、火星探査のプロジェクトチームはビクトリアクレーターにオポチュニティを送り込むかどうか長い間決めかねていた。

 クレーターに入るには起伏の激しい地形を通らなければならず、老朽化した探査車の操舵システムや車輪では耐えられない可能性があったからだ。

 なんらかの故障が発生すれば、オポチュニティは二度とビクトリアクレーターから出られなくなる。

 ミッションの責任者はそう危惧していたのである。

 リスクはあったが、このミッションを実行に移して良かった。新たな発見があったのだからとスクワイヤーズ氏は言う。

 オポチュニティは2008年8月にビクトリアクレーターを無事抜け出し、現在は約13.5キロ離れた場所にあるさらに大きなエンデバークレーターへ向かってゆっくりと前進している。

 実際にビクトリアクレーターの中に入って確認する以外に、水脈の規模を知る術はなかった。

 ただしクレーターに入るだけではだめで、無事に抜け出して初めて任務完了となると同氏は話した。

 今回の研究結果は、今週発行の「Science」誌に掲載されている。(ナショナルジオグラフィック ニュース)

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2009年6月 3日 (水)

ハッブル宇宙望遠鏡修理、有人ミッションの意義

 ハッブル宇宙望遠鏡は、スペースシャトル・アトランティス号の乗員たちによる修理作業でこれまで以上に機能が向上した。

 計5回の船外活動を終えた宇宙飛行士たちが20日、宇宙から生中継で記者会見を行った。

 会見で彼らは今回のミッションで発生した予期せぬ障害のことを説明し、有人宇宙探査の意義を語ったほか、まだ地球に帰還する前であるにもかかわらず、新たな冒険についても言及した。

 有人宇宙飛行については、地球低軌道も重要だが、その外側へ飛び出すべき時期が来ているのではないかと、船外活動経験の豊富なジョン・グランスフェルド氏は語った。

 グランスフェルド氏は、今回が初めての宇宙ミッションとなったアンドリュー・フューステル氏とともに、ハッブル宇宙望遠鏡に直接触れて作業を行った最後の人間となった。

 今後、ハッブル宇宙望遠鏡に対する有人サービスミッションは予定されていないからだ。

 シャトルの船内に戻る前、私たちはハッブル宇宙望遠鏡をもう一度ハグ(抱擁)したよ。

 この作業を最後に、乗員のメーガン・マッカーサーがハッブル宇宙望遠鏡を軌道に戻すことになっていたからね」とグランスフェルド氏と話す。

 19日の朝、マッカーサー氏が船内からロボットアームを操作してハッブル宇宙望遠鏡を切り離すと、アトランティス号とハッブル宇宙望遠鏡はゆっくりと離れていった。

 今回のミッションでは、新しい観測機器2台の取り付け、故障した観測機器2台の修理、そして電池とジャイロスコープの交換が行われた。

 作業は滞りなく終わったかと思われたが、しかしその過程では問題も発生していたのである。

 例えば、ベテラン宇宙飛行士のマイケル・マッシミーノ氏が観測機器の修理をする際には、その手すりに取り付けられていた117本のネジのうち最後の1本がなかなか取り外せないという事態が発生した。

 同氏の話によれば、そのネジは地球上の訓練では最も簡単に外すことができたという。

 最も困難かつ重要だったのは、任務を“やり遂げられる”という気持ちを保ち続けることだったと、マッシミーノ氏は作業時を振り返って語っている。

 グランスフェルド氏はこの出来事に触れ、「人間が宇宙空間に出て活動すれば、想定外の事態にあっても、今回のマッシミーノのように対応できる」と指摘している。

 危険なだけでなくコストも高い有人ミッションや船外活動を止めて、すべてロボットミッションに切り替えていこうという意見があるが、このグランスフェルド氏のコメントはそれに間接的に答えたものだ。

 地球低軌道から月、火星、そしてさらに遠くへと宇宙探査の範囲が広がっていくほど、この種の人的作業が欠かせなくなると同氏は続けていた。

 とはいえ、いまの彼らはまず休養を取る必要がある。

 このミッションのために、私たちは数年間訓練を受けた。今回の成果には全員が非常に満足しているが、いまは休暇が待ち遠しいねとマッカーサー氏は語っている。

 アトランティス号の乗員7人が待ち望んでいることはほかにもあった。

 アメリカ大統領バラク・オバマ氏との電話会談と、金曜日の地球への帰還である。

 予報では金曜日の現地の天候に問題はなく、シャトルの着地は円滑に行われる見込みだ。(ナショナルジオグラフィック ニュース)

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2009年6月 2日 (火)

1200万円で宇宙飛行士の仲間入り  青い地球を宇宙から眺めてみたい

 実は今後、宇宙旅行として一番伸びると期待されているのが、この「宇宙体験旅行~弾道飛行($102.000=1224万円)」。

 この宇宙旅行では、旅客機の10倍の高度、音速の3倍以上のスピードで高度100kmの宇宙まで上昇し、宇宙から地球を眺めることができます。

 もちろん完全な無重力状態も体験。

 全行程で1時間~2時間のフライト、宇宙での滞在は約5分間と短い旅ですが、これに参加すれば正真正銘宇宙飛行士の仲間入りです。

 1200万円を高いとみるか、安いとみるかは人それぞれの価値観によるでしょうが、申し込まれた方は「この数時間に投資する」というよりも、「自分の長年の夢の実現」「未知の世界を体験したその後の人生」などを含めて価値を見出して投資している方が多いようです。

 気になるのが「何に乗って行くか? 」ということなんですが、実はこの「宇宙体験旅行~弾道飛行」専用の機体を、20数社が現在開発中とのこと。

 ロケット型もあれば、飛行機のような形式のものもあり、搭乗人数も各社様々だとか。

 スペースアドベンチャーズ社は、その中でも有力な複数社と提携していて、一番早く出来上がった機体から順次採用して送客して行くとのこと。

 現在一番有力視されているのは、ロシアの「エクスプローラー」という機体で、5人乗りの飛行機型の宇宙船だとか。

 ちなみに、搭乗は申し込み順なのか伺ったところ……

 「基本的には申し込み順なのですが、実は全世界で宇宙へ行く民間人トップ100に入る確約を受け付けています。

 条件は旅行代金1200万を全額申し込み時にご入金いただくことです」

 一番早く宇宙へ行くのは飛行機型? それともロケット型? 
 
 う~ん、どんな宇宙船に乗るのかまだ判らない段階で1200万円か……。

 と思う一方で、どうせ乗るならトップ100人に入りたい気持ちもします。

 ちなみに現在JTBでお申し込みされている7名は、全員全額入金済みといいますから、民間人トップ100人中、少なくても7人は日本人ということになりますね。

 残りはだいぶ少なくなってきているとのことですが、まだ今なら間に合います。

 宇宙への民間人トップ100に入りたい方は早めにどうぞ。

 また、宇宙体験旅行は、機体の開発が進み大型化が実現できれば、価格もかなりお手頃になることでしょう。

 「次は“飛鳥(豪華客船)”にする? それとも宇宙に行く? 」そんな会話がされる日も近いかもしれません。(オールアバウト)

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2009年6月 1日 (月)

宇宙旅行発売開始! 問い合わせが多いのは……男性? 女性?

 中村氏が事業創造本部へ異動となり、新たなビジネスモデルの構想を始めたが昨年の2月。

 「宇宙旅行はどうだろう? 」と言葉にしてみたものの、その当時は、誰も取り合ってくれなかったといいます。

 それからわずか半年後、JTBは宇宙旅行の発売について記者会見を盛大に行うこととなったのです。

 「調べてみると、意外にも皆が『夢』と思っていた宇宙への旅は、既に現実になりつつあった」と中村氏。

 記者会見から2ヵ月後、昨年10月に申し込みの受付を開始して半年が経過しましたが、現在までの問い合わせ件数は約600件、1200万円の宇宙体験旅行には、7名の申し込みがあるといいます。(2006年3月末現在)

 いち早く宇宙旅行に興味を示したのはどんな方々なのでしょうか?

 宇宙旅行というと、宇宙戦艦ヤマト世代の男性が興味を示しそうですが、実際の問い合わせは、意外にも男女の差はなく、男女比は1:1。

 年齢は50代~60代と20代~30代前半までの2極化の傾向にあるとのこと。

 「僕のような40代からの問い合わせは殆どありません」と中村氏。

 家庭を持ち、働き盛りの40代。時間に追われ、養育費など一番お金がかかる時でもあり、夢を追っているどこではないのかもしれませんね。

 でも、きっとその世代が、気持ちにもお金にも余裕ができる頃にはもっと宇宙旅行は身近になっているはず。(オールアバウト)

2億円の大金を払って宇宙飛行に出かけたアメリカの実業家がいました。2億円となると大金過ぎて普通の人では到底支払うことはできません。しかしながら1200万円であれば、日本人にしてみると考えようによっては準備できる金額かもしれません。豪華客船で世界1周するとの似たようなものと思えるからです。但し、船旅は高齢者でも可能ですが、無重力の宇宙旅行はある程度の体力のある方でなくては難しいでしょう。意外に受ける企画なのかもしれません。

「理科好き子供の広場」http://www.microbes.jp/は、科学や生命の本質や基本について子供達に向かって情報をやさしく発信するカラムです。子供だけでなく、成人でも興味ある話題が提供されていると思います。今後とも努力しますのでご期待ください。

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