ごみからコークス
お茶ガラ、コーヒーかすやジャガイモ皮など植物性廃棄物から作ったリサイクル固形燃料「バイオコークス」を、工場内の鉄の溶解炉で実際に使うことに近畿大准教授井田民男先生らが成功したと、16日に発表した。
本来使うはずだった石炭コークス量の11.4%分をバイオコークスで代替できたという。豊田自動織機の東知多工場にある大型鋳造炉で実験した。
車のエンジン部品となる鋳物を作るため、鉄を燃料の石炭コークスと混ぜて熱して溶かす。1200度付近まで熱する際に石炭コークスの一部をバイオコークスに代え、出来上がった製品への影響などを調べた。
その結果、炉内温度は石炭だけの場合よりも高温に保たれ、バイオコークスも分解しなかったため、溶解した鉄に不純物が混ざるなどの問題も起きなかったという。
井田先生は「さらに高温に耐えられるようにバイオコークスの品質を改良し、将来は石炭コークスの代替率を40~50%まで高めたい」と希望を述べた。
バイオコークスは、茶ガラやコーヒーかすなどを、200気圧で180度まで熱して作るのだそうだ。
石炭の約80%の発熱量を持つ一方、原料が植物由来の廃棄物なので、燃料として燃やした時に発生する二酸化炭素の排出量はゼロと見なすことができる特徴もある。
鉄を作る時にはどうしても石炭コークスが必要となります。コークスとは、石炭を蒸し焼きにして作ります。このコークスを作る石炭の国際価格も上昇し、さらに蒸し焼きにすると石炭(化石燃料)から有用なガスも得られますが、不要な成分もできます。その点、植物性の廃棄物(一種の不要物)からコークスを作れれば、二酸化炭素ができてもそれは天然の植物由来ですから、全く問題にならないと思われます。詳しくは判りませんが、コークスを作る時に必要なエネルギー量は、石炭のときより植物性廃棄物の方が少なくて済みそうな印象を受けます。今後ますます研究を発展させて、本格的な実用化に近づけてもらいたい。
「理科好き子供の広場」<http://www.microbes.jp/>は、「ヤフー きっず」に登録されていますので、検索するのが便利になりました。この理科好き子供の広場をYahooきっずで検索してみました。すると、「理科」で検索した場合は約121,000件のサイト中7番目に掲載されています。同じように「バイオ」では約87,000サイト中8番目、「微生物」では約35,000件中9番目、「りか」では約9,360のサイト中で9番目に位置づけされています。青少年の育成のため皆様のさらなるご協力ご鞭撻をお願いします。
| 固定リンク | トラックバック (0)

