虫歯を予防する細菌入りガム
虫歯は、ストレプトコッカス・ムータンスと呼ばれるレンサ球菌が砂糖分を分解して強力な酸を作り、その酸が歯の表面のエナメル質を分解することにより作られます。
キシリットールを配合したガムは、虫歯にならないガムと呼ばれています。なぜ虫歯を作らないのかと言うと、炭素が五個からなる五炭糖を分解できる細菌は極めて少ないからです。そのためにキシリットールを人工甘味料とし添加したガムは、酸が作られにくいので虫歯を予防できると考えられています。
ドイツの化学メーカー社は、虫歯菌のストレプトコッカス・ミュータンスを破壊する細菌を見つけ出したそうです。その細菌は、乳酸桿菌の新株で、虫歯のムータンスを凝集して破壊する作用を持っているようです。
この化学メーカー社は、この乳酸桿菌を含んだガムを発売するようです。このガムに含まれる細菌は、虫歯菌を凝集して歯の表面に付着しないようにし、口腔内の細菌を50分の1に減少させることに成功したといいます。
更に、乳酸桿菌を含ませた歯みがきやウガイ薬も現在開発中であるとしています。またこの乳酸桿菌の別な使用法として、体の臭や足の臭いを減らす予防材の開発も検討しているとのことです。
細菌が作った抗生物質で他の細菌の増殖を抑制したり、細菌体を破壊したりすることは、これまでにも判っていました。しかし、細菌が細菌をヤッツケること、更にその細菌をガムに含ませて虫歯を予防することは、これまでにあまり聞いたことがありませんでした。しかし、このようなガムが市販されると、砂糖を含む甘い飲料水や食品も大いに食べられるようになるのかも知れません。
ただし、ガムをかめない小さな子供はどうするのでしょう。大人より子供の虫歯を予防できたら良いですよね。
足の臭いに悩んでいる人が大勢います。他人の足の臭いに悩まされるのではなく、自分の足が臭いので、その臭いがとれなくて困っているようです。そのような人には、今回の話は朗報です。
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