薬害肝炎-エイズの二の舞
何年かまえにも聞いたことがあるようなニュース;「厚生労働省の倉庫から患者の情報が記載された資料」が見つかったというのです。
旧ミドリ十字製の「フィブリノーゲン」を注射された人達が、その注射が原因となってC型肝炎ウイルスに感染したのです。
ミドリ十字が厚生労働省に薬害肝炎の情報を提出し、厚生労働省はこれを受け取った。その時点で可及的速やかにその事実を当該者に告知し、適切な治療をほどこせば、何人かの人は命を落とさずに助かったかもしれないのです。
現実にC型肝炎ウイルスに感染している人達は、いまインターフェロンで治療を受けます、かなりの人は治っているのです。
しかし、国民の健康を守るべき厚生労働省は、民間企業よりの立場をとり、血液製剤である「フィブリノーゲン」(新聞などにはフィブリノゲンと記載)でC型肝炎ウイルスに感染した人の情報は、存在しないと言い続けてきました。
これは、国が感染した患者を見殺しにしたのと同じと考えられ、殺人行為と言われたらなんと弁明するのでしょう。
厚生労働省は、薬害エイズ事件で知りながら何もしなかった「不作為」を問われました。あの裁判を契機に厚生労働省は、心を新たにして国民に奉仕する使命を学んだものと私は思っていました。
ところが厚生労働省または担当者は、何もしないだけでなく、国民の命にかかわる情報をもっていながら、それを隠してしまったのです。
これは明らかに作為的な蛮行と感じとられます。誰かが担当者に表に出すなと指示をしたのに違いなと思われます。
さて皆さんの周りにミドリ十字製の「フィブリノーゲン」でC型肝炎ウイルスに感染してしまった人はいませんか。
もし不幸にして親族、友人や知人に該当者がいたとしたら、どのように発言し行動しますか、本音を聞きたいと思います。
肝炎ウイルスは一種類でなく複数存在します、そのなかの一種類であるC型肝炎ウイルスのような微生物に関する用語は、「微生物の用語解説」を開いて読んでみてください <http://www.microbes.jp/dic/main.html>。
暮らしと微生物 < http://www.microbes.jp/aimai/aimai.html> は、生活に密着した話題を提供しています。
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